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【pickupニュース】2022年第1四半期東京のオフィスビル賃料8期連続下落

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全国13都市のオフィスビル空室率と賃料を発表
CBREは4月26日、2022年第1四半期における全国13都市のオフィスビル市場動向(空室率・想定成約賃料)を発表しました、

調査対象は、オフィスエリア内にある原則延床面積1,000坪以上の新耐震基準に準拠した賃貸オフィスビルです。また東京5区とは、千代田区・中央区・港区・新宿区・渋谷区のことです。

東京のオフィスビル賃料は8期連続下落
東京のオフィスビルのグレード別空室率は、以下のようになりました。

グレードA:2.0%、前期比0.5ポイント減
グレードAマイナス:5.3%、同0.3ポイント増
グレードB:3.8%、同0.2ポイント増
オールグレード(全体):4.0%、同0.1ポイント増
オールグレード(主要5区):3.7%、同0.0

グレードAは前月比7期ぶりの低下、グレードAマイナスは5期連続上昇、グレードB・オールグレード(全体)は8期連続上昇、オールグレード(主要5区)は横ばいとなりました。

オフィス需要の一部に復調傾向が見られますが、リモートワークが続いているためオフィスの総面積を減らす大型集約移転も見られているとのことです。

坪当たりの想定成約賃料は、以下のとおりです。

グレードA:35,100円、同0.8%減
グレードAマイナス:24,300円、同1.2%減
グレードB:21,900円、同0.9%減
オールグレード(全体):21,730円、同0.8%減
オールグレード(主要5区):23,000円、同0.8%減

賃料は全てのグレードで8期連続の下落となりました。

大阪のグレードA賃料はは6期連続下落
大阪のグレード別空室率は、以下のとおりです。

グレードA::3.8%、同1.8ポイント増
グレードB:3.6%、同0.8ポイント増
オールグレード:3.7%、同0.8ポイント増

グレードAは7期連続上昇、グレードB・オールグレードは8期連続上昇しました。供給量が計4万坪と多く、複数の新築ビルが空室を抱えて竣工したため上昇したとのこと。

坪当たりの想定成約賃料は、以下のとおりです。

グレードA::24,850円、同0.8%減
グレードB:14,950円、同0.3%減
オールグレード:14,300円、同0.2%減

グレードAは6期連続下落、グレードBは3期連続下落、オールグレードは6期連続の下落となりました。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はニュースリリースより)


▼外部リンク

CBREのニュースリリース
https://www.cbre.co.jp/ja-jp/research-reports/20221

別掲
http://cbre.vo.llnwd.net/

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