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【pickupニュース】国土交通省、「平成30年度マンション総合調査結果」を公表

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「平成30年度マンション総合調査結果」を発表
国土交通省は4月26日、管理組合や区分所有者のマンション管理の実態をまとめた「平成30年度マンション総合調査結果」を発表しました。

調査は、平成30年11月~12月の期間実施されました。有効回収数は、管理組合向け調査が1,688件、区分所有者向け調査が3,211件でした。同調査は、約5年に1度実施されます。

マンションに「永住するつもり」が過去最高の62.8%
マンションの世帯主の年齢は、以下のような分布でした。

30歳未満:0.5%
30歳代:6.6%
40歳代:18.9%
50歳代:24.3%
60歳代:27.0%
70歳代:19.3%
80歳以上:2.9%
不明:0.6%

平成25年度の前回調査と比較しますと、30歳代以下は0.7ポイント減少して7.1%、
70歳代以上は3.3ポイント増加して22.2%となりました。

空室戸数の割合は、以下のとおりです。

3か月以上空室がない:47.9%
空室戸数割合が0%超~20%:36.1%
空室戸数割合が20%超:1.2%

前回調査と比較しますと、「空室がない」が2.2ポイント上昇しています。

マンション居住者の永住意識は、以下のようになりました。

永住するつもり:62.8%
いずれは住み替えるつもり:17.1%
不明:20.1%

「永住するつもり」が前回調査より10.4%も上昇し、過去最高となりました。

マンション購入の際に考慮した項目トップ3は、以下のとおりです。

1位:駅からの距離など交通利便性、72.6%
2位:間取り、63.7%
3位:日常の買い物環境、52.8%

生活環境に関する項目が、50%を超えました。

長期修繕計画を作成している管理組合の割合は、以下のとおりです。

作成している:90.9%
作成していない:7.0%
不明:2.1%

修繕積立金の積立方式は、以下のとおりです。

均等積立方式:41.4%
段階増額積立方式:43.4%
その他:7.1%
不明:8.2%

新しいマンションほど、段階増額積立方式の割合が多いとのことです。

修繕積立金の積立状況は、以下のようになりました。

20%超の不足:15.5%
10%超~20%の不足:2.5%
5%超~10%の不足:2.1%
5%以下の不足:14.7%
残高に余剰がある:33.8%
不明:31.4%

現在の積立額が計画に比べ不足しているマンションは、約1/3の34.8%でした。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/report/press/house06_hh_000167.html

別掲
http://www.mlit.go.jp/common/001287053.pdf

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