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【pickupニュース】東京都の“いい地盤”トップは国分寺市

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地盤安心度が高いのは?地盤ネットがランキング化
地盤ネットホールディングス株式会社は19日、同社が保有するビッグデータをもとに算出した独自の「地盤安心スコア」を集計、東京都区市町村の「いい地盤ランキング」を作成し、その結果を公開しました。

なおこのスコアランキングは、地盤ネット総研の独自基準によるもので、災害の起きやすさは考慮されておらず、実際の建物建築にあたっては、個別に地盤調査などを実施のうえ、不安点などは専門家に相談するよう求められています。

調査対象は島嶼部を除く東京都全土で、スコアを区市町村別に集計、平均スコアを算出してランキング化しました。建物用地による区分絞り込みを行った後の値で、サンプル数は376,547地点、スコアの東京都平均は71.8点となっています。

・いい地盤ランキングトップ10
1位 国分寺市:86.68
2位 西多摩郡瑞穂町:86.33
3位 小平市:86.05
4位 小金井市:85.66
5位 立川市:85.49
6位 武蔵野市:85.17
7位 西東京市:84.93
8位 清瀬市:84.62
9位 武蔵村山市:84.17
10位 東久留米市:83.86

ランキング化を行った結果、最も地盤がよいとされたのは「国分寺市」で平均スコアが86.68となりました。市域の大部分を占める高台上の平坦地である武蔵野台地、国分寺崖線を境に一段低い位置に広がる立川台地など、ほとんどが平坦で安定した土地からなる市であるため、トップに輝いたとみられています。

2位は「西多摩郡瑞穂町」で、スコアは86.33でした。一部の人工造成地を除き、洪積層の優れた地盤が多いため、2位につけています。続く3位は「小平市」で、こちらも86.05と86点台の高い平均スコアになりました。市名の由来も土地が平坦だったことにあるほど、武蔵野台地の平坦な土地が続くため、安定性が高く、上位になりました。

80点以上を安全、55点以上を普通、55点未満を注意エリアとした場合、17位の三鷹市までが安全エリア、45位の大田区までが普通、以下46位~53位が注意エリアに分類されています。地図上で位置を確認すると、安全エリアは東京都北部中央地域に多く、注意エリアは東部地域に多い傾向がありました。

23区内では練馬区がトップに
・いい地盤ランキングワースト10
44位 北区:57.68
45位 大田区:56.49
46位 葛飾区:52.51
47位 足立区:52.31
48位 台東区:50.38
49位 江戸川区:49.81
50位 荒川区:47.63
51位 墨田区:45.66
52位 中央区:44.98
53位 江東区:43.82

東京都区市町村ランキングで、地盤の平均スコアが下位となったワースト10をみると、いずれも東京23区の区で、最も低かったのは「江東区」の43.82でした。ワースト5となる49位の「江戸川区」以下は、平均スコアで50点を下回っており、他地域に比べより注意が必要といえます。

・いい地盤ランキング東京23区
1位 練馬区:80.59
2位 杉並区:77.32
3位 豊島区:74.90

東京23区のみでランキングを集計すると、トップは80.59のスコアを記録した「練馬区」でした。全体ランキングでは16位ですが、起伏の少ない武蔵野台地上にあり、川沿いの人工造成地を除いた、区内の多くで安全性が高いと判定されています。

2位は全体23位の「杉並区」で、スコアは77.32、武蔵野台地中央部にあり、区の大半は台地面で占められていることから、練馬区に続く上位となりました。しかし台地を削って走る小規模河川の妙正寺川、善福寺川、神田川の谷底低地では注意が必要ともされています。

3位は全体28位の「豊島区」で、スコアは74.90です。北を荒川、南を多摩川に挟まれた武蔵野台地東部に位置する豊島区は、海抜8メートルから36メートル程度で、台地と谷による変化に富んだ地形であることから、平均では比較的高めになったものの、場所による差が激しいことも考えられます。

ピックアップニュースは以上になります。
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今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

地盤ネットホールディングス株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000088.000020705.html

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