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【pickupニュース】名古屋都市圏、住みたい街1位は名古屋も票は分散傾向

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大東建託が住みたい街に関する初の大規模調査を実施
大東建託株式会社は12日、名古屋都市圏在住者を対象とする調査を実施し、「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2019~名古屋都市圏版~」として、その結果をとりまとめ、公開を開始しました。これまでにない大規模調査の第1回として行われたもので、同社の「賃貸未来研究所」公式サイトから、調査結果を閲覧することができます。

「住みたい街」に関する調査は数多く行われていますが、その信憑性についてはまちまちとなっており、大東建託では十分な回答母体数を確保すること、回答方法にできる限りバイアスが含まれないよう工夫することに留意し、名古屋都市圏73自治体について調査を実施、より高い精度で結果を集計できるよう努めたとしています。

調査方法としては、株式会社マクロミルに協力を依頼し、同社登録モニタにインターネット経由で調査票を配布・回収するかたちが採られました。予備調査は2019年3月22日~3月25日、本調査が2019年3月26日~4月8日の実施となっています。その結果、名古屋都市圏在住の20歳以上男女、12,569人の有効回答が得られました。

・回答者属性
【性別】
男性:48.9%
女性:51.1%

【未既婚】
未婚:30.2%
既婚:69.8%

【子ども】
なし:37.2%
あり:62.8%

【世代比】
20歳代:12.2%
30歳代:23.7%
40歳代:26.7%
50歳代:22.2%
60歳以上:15.2%

・住みたい街(駅)ランキング
1位 名古屋(JR東海道本線):676票(5.38%)
2位 栄(名古屋市営東山線):146票(1.16%)
3位 覚王山(名古屋市営東山線):139票(1.11%)
4位 星ヶ丘(名古屋市営東山線):116票(0.92%)
5位 金山(JR東海道本線):101票(0.80%)
6位 刈谷(JR東海道本線):98票(0.78%)
7位 春日井(名鉄小牧線):97票(0.77%)
8位 八事(名古屋市営名城線):84票(0.67%)
9位 藤が丘(名古屋市営東山線):75票(0.60%)
10位 本山(名古屋市営東山線):70票(0.56%)

今後住みたい街(駅)について、今居住している街(駅)も含めて尋ねたところ、トップはJR東海道本線の「名古屋」駅で、676票の得票率5.38%でした。2位以下は得票率1%台、トップ3を除くと得票率は1%未満となっていたことから、他を大きく引き離した圧倒的1位といえます。

一方で札幌・仙台版では、1位に10%以上の得票率があったことを考えると、5%程度にとどまったことは注目すべき点で、他駅への分散化傾向も顕著であったといえそうです。なお、この名古屋駅については、やはり中心地としての交通アクセスの良さをはじめ、商業施設の集積、医療機関の充実など、総合的な生活利便性の高さが評価されていました。

2位は「栄」駅の146票、1.16%で、名古屋駅には500票以上の差をつけられたものの、安定した人気があります。車いらずの交通アクセスの良さ、デパートをはじめ多彩な商業施設の集積などに評価ポイントが集まりました。

3位は「覚王山」駅で139票、1.11%と、2位の栄に7票差で迫る僅差でした。名古屋エリアのおしゃれな街として人気で、静かで落ち着いた環境がありながら、中心部にも近いという利便性、学区としても評判の良い地域であることなどが評価されています。

トップ10では、名古屋市営東山線沿線の駅が5つ、JR東海道本線沿線が3つと多くを占めています。名古屋市内以外からでは、6位の刈谷市「刈谷」駅、7位の春日井市「春日井」駅がランクインしました。

現居住地への満足度が高い結果に
・住みたい自治体ランキング
1位 名古屋市千種区:183票(1.46%)
2位 名古屋市中区:182票(1.45%)
3位 名古屋市名東区:123票(0.98%)
4位 長久手市:116票(0.92%)
5位 名古屋市緑区:93票(0.74%)

名古屋圏の住みたい自治体ランキングでは、トップが「名古屋市千種区」で183票、1.46%の得票率となっていました。2位はわずか1票差で「名古屋市中区」が続いています。3位になると得票率が1%未満になり、0.98%の123票で「名古屋市名東区」が入りました。

トップの千種区は、商業施設も文化施設も充実した環境にありながら、自然も適度に残り、住みやすい環境であることが任期のポイントとなっています。治安や学区の良さ、おしゃれな店舗の多さ、交通アクセスの良さも評価されました。

トップ10まで拡張しても、名古屋市の各区がほぼ独占していますが、4位には唯一「長久手市」がランクイン、116票、0.92%の支持を得ています。長久手市は子育て世代が多く居住し、ショッピングモールなども充実した新しい街のイメージが高評価につながっていました。

・住みたい街(駅/自治体)への回答傾向
【駅】
1位 特にない:25.5%
2位 今住んでいる街:15.2%

【自治体】
1位 特にない:43.8%
2位 今住んでいる街:20.9%

今回の住みたい街を尋ねた調査では、現在の居住地を好む傾向も強くみられ、駅については「住みたい街(駅)は特にない」とした人が25.5%、「今住んでいる街(駅)」が住みたい街という人が15.2%となっていました。合計で40.7%がおよそ現状を肯定していると考えられます。

自治体ではさらにこの傾向が強く、「住みたい街(自治体)は特にない」が43.8%と4割を超え、「今住んでいる街(自治体)」が住みたい街だという人も20.9%になっていました。2者の合計は64.8%で、約65%と多くの人がほぼ現居住地に満足している、目立った他への希望がないことが明らかになりました。

・よく遊びに行く街(駅)
1位 名古屋(JR東海道本線):5,396票(14.31%)
2位 栄(名古屋市営東山線):3,865票(10.25%)
3位 金山(JR東海道本線):1,162票(3.08%)
4位 岐阜G(JR東海道本線):277票(0.73%)
5位 刈谷(JR東海道本線):244票(0.65%)

よく遊びに行く街としては、やはり「名古屋」駅が、5,396票と2位に約1,500票の差をつけてトップに輝きました。得票率も14.31%にのぼっています。2位は「栄」で、3,865票、10.25%の得票率でした。3位は「金山」駅ですが、トップ2に比べると得票率は3.08%と大幅に落ち、1,162票の支持になっています。

4位以下はさらにダウンし、得票率が1%未満で、岐阜と名鉄岐阜を統合した「岐阜G」が4位、「刈谷」駅が5位と続きました。トップ5は2位の栄を除き、いずれもJR東海道本線の沿線駅になっています。

よく遊びに行く街として、まとまった高い支持を得たトップ2の名古屋と栄は、そのまま住みたい街ランキングの1位、2位になっており、余暇を過ごす魅力的なエリアがそのまま住みたいエリアのイメージにつながっている傾向もみられました。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)
(調査内容・「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2019 名古屋都市圏版」より)


▼外部リンク

大東建託株式会社 「賃貸未来研究所」公式サイト(リリース資料提供ページ)
https://www.kentaku.co.jp/institute/

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