クラスコの資産運用

収益物件

【pickupニュース】住まいの理想、交通利便性から豊かな住まい空間の重視へ

日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
今回ピックアップするニュースはこちら!

vacancesが新型コロナ流行を受けた“理想の家”像における変化を調査
株式会社vacances(以下、vacances)は6日、「with/afterコロナ時代の理想の家」に関する調査を実施し、その結果をとりまとめて公開しました。在宅時間の増加やテレワークの導入で変化した、人々の家に対する考え方を知ることができます。

この調査は、ゼネラルリサーチ株式会社協力のもと、2020年9月11日~9月14日の期間、世帯年収800万円以上で小学生以下の子どもをもつファミリー世帯の保護者を対象に、インターネット・アンケート方式で行い、1,018人から有効回答を得たものです。

・新型コロナは家に対する考え方を変えたか
はい:67.9%
いいえ:32.1%

まず、全員に新型コロナウイルス感染症の流行が、自身の家に対する考え方を変えるものとなったかどうか尋ねると、「はい」が67.9%となり、「いいえ」の回答者をダブルスコア以上で上回りました。いかにインパクトの大きな事象であるかが、あらためてうかがわれます。

具体的にどのような考えの変化があったか、自由コメントで回答を求めたところ、これまでより「家で過ごす時間を快適にする気持ちがわいた」、家族の在宅勤務時間が増えたため、プライバシーの観点から「部屋数が多い方が良い」と思うようになったといった声が寄せられました。

・新型コロナ流行前で家に求めた理想像
通勤・通学が便利な立地:42.2%
広さ・間取り:22.2%
耐震性や耐久性:15.3%
資産価値:13.6%
外観デザイン:5.5%
その他:1.2%

・新型コロナ流行後の家に求める理想像
在宅勤務スペースの確保:36.8%
遊べる空間がある:24.5%
趣味に没頭できる空間:12.3%
内観デザイン:11.1%
庭や緑を感じられる:10.9%
その他:4.4%

新型コロナウイルス感染症の流行前と後で、家に求める理想像がどう変化したか明らかにするため、それぞれの理想ポイントを尋ねたところ、流行前は「通勤通学が便利な立地」が42.2%で最も多く、次いで「広さ・間取り」の22.2%、3位は「耐震性や耐久性」の15.3%でした。「資産価値」という回答も13.6%にのぼっています。

これに対し、流行後では「在宅勤務スペースの確保」が36.8%で最多となり、2位には「遊べる空間がある」ことの24.5%、3位に「趣味に没頭できる空間」の12.3%となりました。「内観デザイン」の11.1%がこれに続きます。

理想像は流行前後で大きく変化しており、流行前は主に基本的な衣食住を安心・便利に支える空間が求められ、ここを拠点に活動する観点から、高い交通利便性をもつ立地が重視されていました。

しかし流行後は在宅時間が増加し、日々の通勤・通学が当たり前という常識が変化したことから、よりそこにいて快適に感じられる空間、楽しく生活できる住空間が求められるようになっています。内観デザインまで、全体の8割強を占めるトップ4が、いずれも室内空間にかかる内容となっている点が象徴的でしょう。

「庭や緑を感じられる」住まいが理想とした人も10.9%にみられ、ただ衣食住の必要を満たすだけでなく、外出が難しくともストレスを発散できる家、家族で自由に楽しみ遊べる要素が求められるようになっているようです。

家族みなが楽しめる家で子どもを育てたい!
・子どもの成長における家の空間や環境の重要さ
とても大切:60.2%
どちらかといえば大切:34.3%
どちらかといえば大切ではない:4.9%
あまり大切ではない:0.6%

ファミリー世帯への調査として、子どもの成長を考えるうえで、家の空間や環境が重要と考えるかどうか、その程度を尋ねたところ、「とても大切」だとした人が60.2%で圧倒的に多く、「どちらかといえば大切」とした34.3%も加えると、実に94.5%の人が重要と考えていました。

「あまり大切ではない」とした人は、わずか0.6%になっています。子どもの成長に住まいが与える影響は大きいと考える人が、大多数を占めると分かりました。

・子育て環境としての理想の家
大人も子どもも楽しめる家:39.5%
子どもが一人でも遊べる家:18.2%
発想力や自立性を育める家:14.4%
遊びつつ学ぶことができる家:14.1%
体験型の遊びができる家:12.6%
その他:1.2%

子どもの発育に重要と考える子育て環境としての住まいについて、どのような家が良いと思うか、具体的に尋ねると、「大人も子どもも楽しめる家」が39.5%で最多となりました。家族みなが楽しく、円滑なコミュニケーションと良好な関係を築いて暮らしていける、そうした住まいが理想と考えられているようです。

2位には「子どもが一人でも遊べる家」が18.2%で入り、3位は「発想力や自立性を育める家」の14.4%、以下「遊びつつ学ぶことができる家」の14.1%、「体験型の遊びができる家」の12.1%と続きました。自主性や想像力を伸ばしてあげられる空間、学びの刺激がある住まいへのニーズも高いことが分かります。

・今後のwith/afterコロナの時代における在宅時間
長くなる(はい):88.6%
長くはならない(いいえ):11.4%

・今後どのように家の時間を過ごしてみたいか
BBQなどのホームパーティー:33.9%
プロジェクターでドラマ・映画鑑賞:32.6%
スポーツイベントの観戦:13.7%
ガレージでDIY:8.0%
お風呂で映画・音楽鑑賞:7.0%
その他:4.8%

これからのwith/afterコロナ時代について、家で過ごす時間は長くなると思うか全員に尋ねると、88.6%と実に9割近くの人が「はい」と回答、長くなると考えていました。

では、そうした“おうち時間”をどのように過ごしてみたいと考えているのか、続けて問うたところ、「BBQなどのホームパーティー」をしたいという人が最も多く、約3人に1人の33.9%でした。

「プロジェクターでドラマ・映画鑑賞」が32.6%と僅差で続き、3位には「スポーツイベントの観戦」の13.7%、4位が「ガレージでDIY」の8.0%となっています。

家族全員で、また親しい人も招いて、大人も子どもも一緒に楽しめる、エンターテインメントも存分に満喫できる、そうした空間としての住まいが理想になってきているといえるでしょう。

理想の家に関する自由コメントでも、「退屈しない庭が広く、BBQや簡単なスポーツができるような家に住みたい」、「遊びのスペースが多い家」、「体験型の遊びができる家」を求める声が多く寄せられたそうです。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社vacancesによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000062943.html

PAGE TOP