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日本不動産研究所は6月16日、2020年3月末時点の「市街地価格指数」を発表しました。

この指数は、市街地の宅地価格の推移をあらわす指標で、全国主要198都市の約1800地点の地価を指数化したものです。基準値は、2000年3月末を100としています。

2020年3月末時点における、全国の市街地価格指数は、次の通りです。

全用途：89.0、（2019年9月末比0.3％上昇）

商業地：88.9（同0.5％上昇）
住宅地：90.7（同0.2％上昇）
工業地：86.3（同0.3％上昇）
最高価格値：93.6（同1.0％上昇）

全国の地価は昨年まで、大阪市を中心に上昇傾向を維持していまし。しかし今年2月以降は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で上昇傾向が一服しています。

三大都市圏の市街地価格指数は、次の通りとなりました。

●東京圏
全用途：105.0（2019年9月末比0.8％上昇）

商業地：106.5（同1.2％上昇）
住宅地：101.7（同0.2％上昇）
工業地：109.5（同1.1％上昇）
最高価格値：123.4（同1.3％上昇）

●大阪圏
全用途：100.4（2019年9月末比0.5％上昇）

商業地：103.5（同0.9％上昇）
住宅地：98.6（同0.1％上昇）
工業地：96.9（同0.8％上昇）
最高価格値：120.8（同2.7％上昇）

●名古屋圏
全用途：103.0（2019年9月末比0.4％上昇）

商業地：107.5（同0.6％上昇）
住宅地：103.3（同0.3％上昇）
工業地：95.4（同0.1％上昇）
最高価格値：112.3（同0.7％上昇）

三大都市圏でも住宅の地価は堅調に推移してきたものの、新型コロナウイルス感染症拡大による先行きの不透明感から、上昇の勢いは鈍化しています。

ピックアップニュースは以上になります。
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（画像はプレスリリースより）


▼外部リンク

一般財団法人 日本不動産研究所のプレスリリース
https://www.reinet.or.jp/