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【pickupニュース】住みここちの良い沿線、首都圏人気は横浜のあの路線!

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大東建託が初の調査として「街の住みここち沿線ランキング」を発表
大東建託株式会社は12日、春の引っ越しシーズンを前に、過去例のない大規模な本格的居住満足度調査として「いい部屋ネット 街の住みここち沿線ランキング2019」を実施、首都圏版と関西版で結果をとりまとめて公開しました。

ランキング作成にあたっては、株式会社マクロミルの登録モニタ該当属性者に対し、インターネット経由で調査票を配布・回収する方式で、2019年3月22日~3月25日に予備調査、2019年3月26日~4月8日に本調査が行われました。

首都圏版では、1都3県の143沿線に居住する20歳以上の男女80,160人が対象となり、うち山手線内側・中央・千代田区・港区・郊外沿線の一部にあたる29沿線、居住者8,721人分は別に集計するものとしています。

住みここちについては、親しみやすさや交通利便性、生活利便性、静かさなどの環境因子、イメージ、自然・観光、行政サービスの充実度、物価や家賃といった各ジャンルの詳細項目56について、大変満足・満足・どちらでもない・不満:大変不満の5段階で評価してもらいました。

首都圏版回答者の男女比は、男性が53.4%、女性が46.6%、未既婚比は未婚者が36.5%、既婚者が63.5%となっています。子どもの有無については、「子どもなし」が44.8%、「子どもあり」が55.2%でした。年齢属性は下記のようになっています。

・回答者世代比
20歳代:11.5%
30歳代:21.0%
40歳代:26.9%
50歳代:23.2%
60歳以上:17.4%

・首都圏沿線住みここちランキング
1位 みなとみらい線(横浜~元町・中華街):0.99点/69.1
2位 東急目黒線(目黒~多摩川):0.96点/66.8
3位 東急東横線(渋谷~多摩川):0.89点/63.0
4位 京王井の頭線(渋谷~吉祥寺):0.89点/62.6
5位 JR中央線(中野~武蔵境):0.89点/62.5
6位 東急世田谷線(三軒茶屋~下高井戸):0.88点/62.4
7位 東急大井町線(大井町~二子玉川):0.88点/62.3
8位 横浜市営地下鉄ブルーライン(あざみ野~北新横浜):0.86点/60.7
9位 東京メトロ丸ノ内線(西新宿~荻窪・方南町):0.84点/59.7
10位 東急田園都市線(渋谷~二子玉川):0.84点/59.6

首都圏沿線の「住みここちランキング」を、山手線内側・中央区・千代田区・港区を除いた集計で作成すると、トップは「みなとみらい線」になりました。0.99点、偏差値69.1の高評価です。なお、同沿線は25平米の家賃相場で8.6万円となっています。

沿線にみなとみらいのマンション群があり、横浜中華街や元町ショッピングストリートなど、“横浜”らしいおしゃれなスポット、観光スポットが多く、イメージ因子や自然・観光因子が高い評価となりました。

また、東急東横線や東京メトロ副都心線と相互直通運転を行っており、都内はもちろん、埼玉県西部方面などへのアクセスも良好となっています。よって生活利便性や交通利便性でも評価されました。

続く2位は「東急目黒線」で、みなとみらい線とのトップ2が評点で0.9点台をたたき出しています。偏差値も60台後半と高い結果になりました。沿線における25平米の家賃相場は10.6万円で、やはりみなとみらい線に比べると高くなります。

三田線、南北線への乗り入れもあり、都心へのアクセスに優れる東急目黒線沿線は、洗足や大岡山、奥沢といった古くからの閑静な高級分譲地も多く、優れたブランドイメージをもっています。目黒線地下化による再開発も進み、商業施設も充実したものとなっているため、やや物価・家賃相場は高いものの、各ジャンルの因子でバランス良く高い評価を受けました。

3位は「東急東横線」、0.89点で、偏差値は63.0となります。安定した人気の高さを誇る沿線で、2013年からは副都心線との直通運転も始まりました。渋谷では銀座線、山手線、井の頭線、中目黒で日比谷線、多摩川・田園調布で目黒線に接続するなど、アクセス環境における使い勝手の良さも魅力です。

田園調布や自由が丘、代官山などの高級住宅地、再開発の進んでいる武蔵小杉、慶應義塾大学のある日吉などを沿線エリアにもち、イメージ評価では際立った高さをみせました。ただし家賃水準はランキングのトップ20でも最も高く、25平米で11.6万円の相場になっています。

ランキング上位には、主に都心や横浜へのアクセスが良い沿線が並びました。鉄道会社別では東急線が人気で、城南北区の東急5沿線が、トップ10にすべてランクインしています。トップ10でみると、イメージや生活利便性のジャンルで高い評価を獲得した沿線が多く、物価や家賃の安さ、自然・観光因子はあまり重視されていませんでした。

山手線内側など含むランキングでは中心部沿線で軒並み偏差値70超え
・首都圏沿線住みここちランキング(山手線内側・中央区・千代田区・港区含む)
1位 東京メトロ千代田線(赤坂~代々木上原):1.07点/74.1
2位 東京メトロ日比谷線(小伝馬町~中目黒):1.03点/71.4
3位 東京メトロ南北線(駒込~六本木一丁目):1.03点/71.2
4位 都営大江戸線(月島~大門):1.02点/71.0
5位 みなとみらい線(横浜~元町・中華街):0.99点/69.1
6位 東京メトロ有楽町線(東池袋~銀座一丁目):0.99点/68.8
7位 都営大江戸線(本郷三丁目~門前仲町):0.99点/68.8
8位 東京メトロ南北線(麻布十番~目黒):0.96点/67.4
9位 東急目黒線(目黒~多摩川):0.96点/66.8
10位 都営大江戸線(新宿西口~春日):0.95点/66.3

首都圏沿線の住みここちランキングで、先の集計結果では除いた山手線内側と千代田区、中央区、港区のエリアを含んでまとめると、トップは「東京メトロ千代田線」の赤坂~代々木上原間となり、1.07点、偏差値74.1になっていました。

平均家賃相場は25平米で13.09万円と高く、評価因子でも家賃や物価の安さでは50を下回りましたが、交通利便性や行政サービスの充実度、優れたブランドイメージなどが圧倒的に高く、1位に輝いています。

また2位には「東京メトロ日比谷線」の小伝馬町~中目黒がランクイン、1.03点の偏差値71.4となりました。こちらも家賃は高めで13.00万円が平均相場になることから、リーズナブルさの評点は低いものの、生活利便性や行政サービス、親しみやすさ、地域イメージの良さなどが軒並み高評価で、人気エリア、価値の高いエリアとして認知されています。

3位も東京メトロで「南北線」の駒込~六本木一丁目となり、評点は2位と同じ1.03点、偏差値は71.2でした。こちらは25平米の平均家賃相場が10.95万円と、都心エリアでは手の届きやすい水準ですが、その分、上位沿線中では、やや生活利便性が低い評価になっていました。

しかし、その他の人気沿線にはない“静かさ”に代表される環境の良さをはじめ、行政サービスや親しみやすさ、交通利便性、イメージまでバランス良く高評価を得ています。

4位の「都営大江戸線」月島~大門間まで、偏差値が70超えときわめて高水準な結果でしたが、やはり山手線内側・千代田区・中央区・港区に該当する地域は、鉄道駅も密集し、全国的にみても特殊な環境のエリアと言わざるを得ません。住みここちは圧倒的に良いものの、なかなか現実的ではない側面もあると考えられます。

5位に先述ランキングトップの「みなとみらい線」が食い込み、2位の「東急目黒線」はこちらで9位にランクインとなりました。みなとみらい線沿線は、平均家賃相場がこちらのランキングのトップ20内でも最も安く、リーズナブルで“横浜”ブランドのイメージが良く、自然・観光因子に恵まれ、生活利便性も高い評価になっています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)
(調査内容:「いい部屋ネット 街の住みここち沿線ランキング2019(首都圏版)」より)


▼外部リンク

大東建託株式会社 ニュースリリース(プレスリリース)資料提供ページ
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/

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