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【pickupニュース】19年下半期、横浜・広島・新潟は収益不動産全種で利回り上昇

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健美家が政令指定都市の不動産高利回りランキングを発表
収益物件の紹介から各種コラム、セミナー情報など、さまざまな不動産投資に関するコンテンツを届ける総合サイト「健美家」を手がける健美家株式会社は12日、同サイトに2019年下半期(7月~12月)に新規で登録された物件を対象とする、政令指定都市の住宅系収益不動産「高利回りランキング」を作成、その結果を公開しました。

区分マンション、一棟アパート、一棟マンションのそれぞれについて、利回りと平均価格の最新データをみることができます。

・区分マンション利回りランキング(平均価格)
1位 浜松市:19.85%(239万円)
2位 新潟市:19.08%(319万円)
3位 北九州市:17.71%(269万円)
4位 熊本市:15.76%(245万円)
5位 岡山市:14.45%(438万円)
6位 静岡市:13.76%(686万円)
7位 札幌市:12.18%(646万円)
8位 仙台市:12.00%(826万円)
9位 堺市:11.86%(644万円)
10位 相模原市:11.43%(562万円)

区分マンションの利回りランキングでは、最も高利回りとなったのが「浜松市」で、19.85%でした。平均価格が239万円とごく低く、トップ20に拡大しても最も低い値になっています。次いで低い熊本市も、価格の低さから高利回りが導かれ、15.76%で4位に入りました。

2位は「新潟市」の19.08%、19%台は浜松市と新潟市の2都市に限られています。3位が「北九州市」で、平均価格269万円の17.71%でした。8位の「仙台市」までが12%以上で、仙台市はトップ10内で最も平均価格が高く、826万円になっています。

なお、11位以下では1,000万円前後の価格が目立つようになり、13位の「神戸市」以下で利回りが10%を割り込んでいます。トップ20内では15位の「名古屋市」における平均価格が最高値で1,455万円、利回りは8.16%でした。調査対象となった政令指定都市のうち、前期より利回りが上昇したのは10都市だったと報告されています。

全種別で利回り低下となった都市はゼロ
・一棟アパートの利回りランキング(平均価格)
1位 新潟市:17.54%(1,703万円)
2位 北九州市:13.04%(3,621万円)
3位 岡山市:11.67%(4,974万円)
4位 堺市:11.39%(3,733万円)
5位 静岡市:11.13%(7,253万円)
6位 神戸市:11.08%(4,091万円)
7位 札幌市:11.02%(4,253万円)
8位 浜松市:10.73%(3,414万円)
9位 熊本市:9.94%(6,296万円)
10位 仙台市:9.63%(5,890万円)
10位 大阪市:9.63%(5,031万円)

一棟アパートの利回りランキングでは、区分マンションで2位だった「新潟市」が17.54%と、2位以下を大きく引き離す高利回りでトップとなりました。平均価格が1,703万円と際立って低かったため、高い利回りが算出されるものとなっています。

続く2位は「北九州市」で13.04%、こちらも平均価格が3,621万円と低めで、区分マンションの利回りランキングでも3位と上位にランクインしていました。3位は「岡山市」で11.67%、平均価格は5,000万円弱と、ややトップ2に比べると高水準です。

8位の「浜松市」までが10%超の利回り水準で、このうちでは5位の「静岡市」が平均価格7,253万円と、最も高くなっていました。トップ20に拡張すると、18位の「川崎市」が7.61%の8,738万円で、最も高い平均価格になっています。

一棟アパートの場合では、トップの新潟市と2位の北九州市が急上昇し、存在感を放ちました。全体では16の都市が前期より利回りを上げています。

・一棟マンションの利回りランキング(平均価格)
1位 浜松市:10.26%(1億1,280万円)
2位 静岡市:10.09%(1億3,323万円)
3位 新潟市:10.05%(1億6,445万円)
4位 北九州市:9.86%(1億6,674万円)
5位 岡山市:9.55%(1億5,752万円)
6位 千葉市:9.26%(1億322万円)
7位 札幌市:8.86%(1億2,517万円)
8位 神戸市:8.74%(9,280万円)
9位 大阪市:8.64%(1億3,862万円)
10位 相模原市:8.57%(9,963万円)

一棟マンションの利回りでは、1位が「浜松市」で10.26%、平均価格が1億1,280万円でした。区分マンションでトップの利回りだった同市がこちらでも1位を獲得、マンション領域に強さをみせています。

2位は「静岡市」の10.09%で、平均価格が1億3,323万円でした。3位が「新潟市」の10.05%、平均価格は1億6,445万円です。新潟市は、区分マンションで2位、一棟アパートで1位、一棟マンションで3位と、全種別でトップ3に入っています。

一棟マンションの利回りは、区分マンションや一棟アパートに比べて抑制的で、10%超がトップ3の3都市のみとなりました。しかし都市間での差は小さく、19位まで7%台を維持、20位の「広島市」でも6.80%になっています。

多くは1億円超の平均価格でしたが、8位の「神戸市」と10位の「相模原市」は、1億円アンダーで、とくに神戸市は9,280万円と最もリーズナブルな価格になり、利回りの高さを呼ぶものともなっています。トップ20内で最も高い平均価格を記録したのは、18位の「さいたま市」で2億740万円、利回りが7.27%でした。

前期に比べて利回りの上昇が目立ったのは、トップ2の浜松市と静岡市です。差が比較的小幅である分、順位の入れ替わりも激しく、熊本市と仙台市は、今回大きく順位を下げる結果になりました。全体では、16の都市が前期より利回り上昇になっています。

今回、区分マンション、一棟アパート、一棟マンションのすべてで利回り上昇となったのが、横浜市、広島市、新潟市の3都市です。逆にすべてで利回りが下落となった都市は、前期に4都市みられていたところ、今期でゼロになり、利回りの上昇傾向が全国的に広がっていると確認されました。

このほか変動傾向として、福岡市と京都市は、他に比べて変動幅が少なく、安定した動きになったと報告されています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)
(調査内容:「不動産投資と収益物件の情報サイト 健美家(けんびや)」より)


▼外部リンク

健美家株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000015398.html

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