クラスコの資産運用

収益物件

不動産投資で失敗してしまった3つのパターン

失敗事例に学ぶ
不動産投資は、老後の資金のため、自分に万一のことがあった時の家族の生活資金のため、銀行預金するより利息収入が多い等の理由で人気があります。しかし、どんな投資でも絶対に成功する方法はありません。成功事例は大きく宣伝されますが、失敗事例はひっそりと消えてしまいます。失敗しない方法を学び、同じことは繰り返さない、失敗しない不動産投資をしましょう。

不動産業者選びに失敗
執拗な営業で一度会ったばかりにトントン拍子で話が進んでしまったり、印象の良い営業マンや女性が丁寧に説明してくれたりしても、購入後に音信不通になる不動産業者は多いのです。購入後入居者が退去し、相談しようとしたが不動産業者にも担当者にも連絡がつかなかった、担当者との話が会社に伝わっていず担当者が辞めていた、不動産管理会社が潰れたことをオーナーに知らせていなかったなんてこともあります。営業マンの言うことを鵜呑みにせず、自分で勉強することが大切です。大手の企業でも倒産する可能性があるのだから、信頼できる不動産業者を選びましょう。

目先の利益にとらわれ、見えない出費に気づかなかった
空室保証の手数料は高いのでつけずに購入したが、その後入居者が退去。なかなか次の入居者が決まらないうえ、高額なリフォーム代、クリーニング代も自己負担となり、大きな出費になってしまった。空室保証はつけていたが順調に家賃収入があったため、手数料を安くするために一般管理に変更。その後入居者が退去し大変なめにあったという事例もあります。しかしこの空室保証、サブリース契約していても不動産業者の意向により、受け取り家賃が減額されることもあるので、前もって覚悟しておく必要があります。

新築と中古物件で迷い、月々の収支が良かった中古マンション購入後、修繕積立金が300万円の請求。1棟物件を購入、利回りは良いが税金、修繕費で赤字になってしまった。不便な場所だが価格が安く、近くに大手企業の工場があり需要があった高利回りの中古物件を購入、その後工場が移転し賃貸も買い手もつかないという失敗もあります。大学の近くというのも移転で需要がなくなることがありますので注意。

高額賃料の物件は設備交換コストが高くつきます。ビルトインタイプのエアコン交換に150万円もかかることも。高額賃料に住む人は限られており、空き室期間も長期化します。利回りが高いのはリスクも高いということを忘れてはいけません。

物件選びを間違えた
初めての不動産投資でローンを利用し、アパート1棟を購入しハイリターンを期待したが、いきなりアパート1棟はハイリスクだった失敗。将来は家族で住むためにファミリータイプのマンションを購入したが、ワンルームに比べリフォーム代も時間もかかり、いざ自分が住もうと思っても家族構成やライフスタイルが変わっていて住むことはなかったという失敗もあります。

ファミリータイプは賃料は高いけれど、管理費、修繕費、クリーニング代も部屋が広い分高額、給湯器やガスコンロ等の使用頻度が高く交換時期も早い。毎月の修繕積立金がどんどん上がり、短期間で5倍以上になることもあります。また、古いファミリーマンションは入居者がなかなか見つからないことが多い等、ファミリータイプはお金がかかることが多くあります。

まず自分が何を優先するのか、何を求めているのかを明確にし、数多くの失敗例から学び失敗しない不動産投資法をしましょう。無理なローンを組んでしまうと失敗しやすく、ローンは投資金額の40%以内が目安と言われています。

(画像はイメージです)

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