相続対策
2016/04/25
家族信託と成年後見制度の違い
成年後見制度を利用した場合、後見人は被後見人の財産を維持しつつ、本人の為に減らさない様にする事が求められます。
その為、積極的な資産運用(売却・建て替え・リノベーション)や合理性のない本人の資産減少となる行為(贈与)等は出来ません。
例えば、本人が認知症になった場合、契約行為が一切出来なくなる事が想定されます。
本人が元気な内に信託契約を結んでおけば、信託契約の範囲内で自由に信託財産の管理・処分・運用ができます。
家族信託を利用すれば臨機応変な対応が可能になり、入居者からの様々な要望に迅速に対応することが可能になります。
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