クラスコの資産運用

収益物件

【pickupニュース】住宅ローン、変動型への借換えが増加

日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
今回ピックアップするニュースはこちら!

住宅金融支援機構が住宅ローン借換え調査を実施
住宅金融支援機構は10月12日、2020年度の「住宅ローン借換えの実態調査」結果を公表しました。

2020年4月~2021年3月に住宅ローン借換えを行った人を対象に、ローンの金利タイプの変化などを調査したレポートです。有効回答数は、1,000件でした。

変動型への借換えが50.2%でトップ
借換えによる金利タイプ変化は、以下の通りです。

変動型:50.2%(前回調査49.2%)
固定期間選択型:41.5%(同40.5%)
全期間固定型:8.3%(同10.3%)

借換え前後の住宅ローン金利タイプを構成比の変化でみると、「変動型」が引き続き増加し、50.2%。「固定期間選択型」はやや増加し41.5。「全期間固定型」は8.3%に減少しました。

借換えの理由は「金利が低くなる」がトップ
金利タイプ別の借換え理由は、以下の通りとなっています。

金利が低くなるから:
・【変動型】60.2%
・【固定期間選択型】48.0%
・【全期間固定型】50.6%
返済額が少なくなるから:
・【変動型】36.3%
・【固定期間選択型】28.7%
・【全期間固定型】31.3%
今後の金利上昇や毎月の返済額増加が不安になったから:
・【変動型】9.4%
・【固定期間選択型】21.4%
・【全期間固定型】19.3%
適用金利が上昇し、返済額が増加するから:
・【変動型】12.0%
・【固定期間選択型】14.5%
・【全期間固定型】16.9%
変動金利に移行するのが不安だったから:
・【変動型】6.0%
・【固定期間選択型】13.5%
・【全期間固定型】10.8%
金利優遇の優遇幅拡大や返済終了までの通期適用が受けられるから:
・【変動型】7.8%
・【固定期間選択型】10.1%
・【全期間固定型】10.8%

全ての金利タイプにおいて、「金利が低くなるから」が1位、「返済額が少なくなるから」が2位となっています。

借換えによる返済額の減少分の使途は、以下の通りです。

生活費:
・【変動型】50.3%
・【固定期間選択型】34.1%
・【全期間固定型】50.0%
教育資金:
・【変動型】22.7%
・【固定期間選択型】21.5%
・【全期間固定型】17.4%
貯蓄(住宅リフォーム資金以外):
・【変動型】17.9%
・【固定期間選択型】11.6%
・【全期間固定型】23.9%
株などの資産運用:
・【変動型】15.2%
・【固定期間選択型】13.9%
・【全期間固定型】17.4%
自動車など住宅関連以外の購入費:
・【変動型】7.9%
・【固定期間選択型】18.5%
・【全期間固定型】6.5%
貯蓄(住宅リフォーム資金):
・【変動型】9.7%
・【固定期間選択型】14.6%
・【全期間固定型】6.5%
家具など住宅関連の商品購入費:
・【変動型】4.5%
・【固定期間選択型】17.5%
・【全期間固定型】2.2%

「生活費」「教育費」が多いですが、【全期間固定型】では「貯蓄(リフォーム以外)」の割合も高くなっています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像は住宅金融支援機構「2020年度 住宅ローン借換えの実態調査」より)


▼外部リンク

2020年度 住宅ローン借換えの実態調査 - 独立行政法人 住宅金融支援機構
https://www.jhf.go.jp/files/400358150.pdf

PAGE TOP