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【pickupニュース】賃貸住まいのシングル女性、コロナ禍で片付けの得意度がアップ?!

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リクルートがシングル女性の住まいと生活を調査
株式会社リクルート(以下、リクルート)は17日、運営する不動産総合情報サイト「SUUMO」の調査研究として、「シングル女性の住まいと生活 じっくりレポート 2021」と題した資料をまとめました。この中から、賃貸住宅に住むシングル女性の実態を探った調査結果が公開されています。

調査は2021年2月22日~2月24日の期間、20代・30代のシングルで一人暮らしをしている女性を対象に、インターネット・アンケート方式で行われました。対象としたエリアは、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の関東1都6県で、有効回答数は206でした。

・回答者の年収分布
200万円未満:8.3%
200万円~300万円未満:27.2%
300万円~400万円未満:33.5%
400万円~500万円未満:18.9%
500万円~600万円未満:9.2%
600万円~700万円未満:1.9%
700万円~800万円未満:0.0%
800万円以上:1.0%

回答者となったシングル女性の年収について調べると、最も多いのは「300万円~400万円未満」の帯域で33.5%が該当していました。次に多いのは「200万円~300万円未満」の27.2%となっており、この200万円、300万円台が合計で全体の6割以上を占める大きなボリュームゾーンになっています。

「200万円未満」の人も8.3%みられる一方、1.0%とごく少数ながら「800万円以上」の回答もありました。

・家賃
4万円未満:3.9%
4万円台:3.4%
5万円台:13.6%
6万円台:22.3%
7万円台:20.4%
8万円台:17.0%
9万円台:8.3%
10万円台:2.9%
11万円台:1.9%
12万円台:2.4%
13万円台:1.5%
14万円台:0.5%
15万円以上:1.9%

現在の家賃については、「6万円台」が最も多く22.3%
、次いで「7万円台」の20.4%、「8万円台」の17.0%となりました。月額6万円~8万円台で約6割になります。

首都圏を中心とするエリアということもあり、5万円を切るケースは1割未満で7.3%にとどまりました。一方で高額な上位クラスも10万円を境に割合は急激に減少、「9万円台」は8.3%ですが、「10万円台」になると2.9%に低下しています。ただしこれ以上のクラスにおいても、ほとんどのケースで2~3%程度はそれぞれの帯域に存在し、「15万円以上」という人も1.9%にみられました。

家賃の目安は月収の3分の1以内と言われ、年収のボリュームゾーンが300万円台中心であったことを考えると、実際の家賃も多くの人がその範囲に収めていると推察されます。

片付け上手のおうち時間充実派が増加?
・片付けは得意な方か
得意:11.2%
どちらかといえば得意:37.9%
どちらかというと不得意:35.0%
不得意:16.0%

家の片付けについて得意な方かどうかを尋ねたところ、「得意」とした人が11.2%、「どちらかといえば得意」は37.9%で最多回答になり、合計すると49.1%がある程度得意としていました。

2017年に行われた同様の調査では、「得意」と「どちらかといえば得意」の合計が39.9%であったため、該当者が1割程度増加しており、片付けに対する苦手意識が減少していることがうかがわれました。

新型コロナウイルス感染症の拡大影響もあり、長引く自粛生活の中、家で過ごす時間が増えたこと、衛生意識が高まったこと、持ち物の整理をしたり、収納計画を見直したりする習慣ができたことなどから、片付け上手となった人が増えた可能性もあるでしょう。

・キッチン家電(普段から使っている/今欲しい)
炊飯器:81.1%/7.3%
オーブンレンジ:51.9%/12.1%
電子レンジ:74.3%/4.9%
電気ポット(ケトル):65.5%/7.8%
オーブントースター:31.1%/14.6%
ミキサー:10.7%/15.5%
コーヒーメーカー:7.8%/18.4%
ジューサー:5.3%/8.7%
ホームベーカリー:1.0%/15.0%
食器洗浄機:2.4%/23.3%
低温調理器:1.0%/13.6%
ノンフライヤー:1.9%/11.7%
ブレンダー・フードプロセッサー:9.7%/14.6%
ホットプレート:22.3%/19.8%
その他:0.5%/1.5%
なし:2.4%/24.8%

キッチン家電について、普段から使っているものと今欲しいと感じているものとを挙げてもらいました。すると、保有していて普段から使っているものでは、「炊飯器」がトップの81.1%、次いで「電子レンジ」の74.3%、「電気ポット(ケトル)」が3位の65.5%となっていました。「オーブンレンジ」も51.9%と半数を超える人が普段から試用しています。

「電気ポット」は前回調査時には51.1%でしたが、今回65.5%にまで値を伸ばし、普段使いしている人がより一般的になったと分かりました。「オーブントースター」や「ホットプレート」もそれぞれ31.1%、22.3%と、比較的よく使われています。

欲しいキッチン家電では、とくに「ない」人も24.8%と約4分の1にのぼりましたが、これを除くと「食器洗浄機」が23.3%で1位になっていました。前回調査では10.7%であったため、大きく票を伸ばしていることが分かります。コロナ禍で自炊をする機会が増え、あると便利なものとして注目が集まった可能性もあるでしょう。

2位に「ホットプレート」の19.9%、3位に「コーヒーメーカー」の18.4%、以下「ミキサー」、「ホームベーカリー」、「オーブントースター」、「ブレンダー・フードプロセッサー」、「低温調理器」などと続いた上位の顔ぶれをみても、在宅時間が増えた今、なくても生活はできるけれど、あるとより豊かに暮らせそうなキッチン家電、おうち時間を楽しく充実させられそうな家電に、高い関心が集まっていることがうかがわれました。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社リクルートによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001185.000011414.html

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