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【pickupニュース】少額から始められるソーシャル レンディングへの関心が高まる傾向に

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LENDEXがソーシャル レンディング経験者にその満足度を調査
株式会社LENDEX(以下、LENDEX)は11日、全国のソーシャル レンディング経験者を対象とした「ソーシャル レンディングの満足度」に関する調査を実施し、その結果をとりまとめて公開しました。

ソーシャル レンディングは、貸付型クラウドファンディングとも呼ばれ、金銭の投資をしたい人と借りたい人とをインターネット上で結びつける新しいかたちの金融サービスとして注目されているものです。担保に不動産資産をつけるものや、不動産投資型のクラウドファンディングとするものもあり、新たな不動産投資のスタイルとして注目する投資家も増えています。

いずれも企業や個人に金銭を貸し付ける、もしくは投資を行う代わりに、決められた期間が満了すると配当を獲得できる仕組みになっています。

調査は2021年4月15日~4月16日の期間、ゼネラルリサーチ協力のもと、インターネット・アンケート方式で実施され、全国のソーシャル レンディング経験者に調査、1,033人から有効回答を得ました。

回答者の男女比は、男性が70.4%、女性が29.6%で、男性が多く、年代別属性は下記の通りとなっています。

・回答者年代属性
20代:10.8%
30代:25.8%
40代:33.5%
50代:29.9%

・ソーシャル レンディングを始めたきっかけ
初心者でもできそう:26.0%
友人や身近な人がやっていた:24.0%
ネットで見つけた:21.1%
もともと投資に興味があった:18.8%
少額で始められる:7.5%
SNSで知った:2.0%
その他:0.6%

・ソーシャル レンディングを始めた目的
毎月のお小遣いの足しにするため:32.4%
新しい趣味を始めるため:28.1%
毎月の安定的収入を得るため:20.6%
貯金を有効に使うため:13.3%
生活費の足しにするため:5.0%
その他:0.6%

ソーシャル レンディングを始めたきっかけと目的について、まず全員に尋ねたところ、きっかけでは「初心者でもできそうだから」が最も多く、全体の26.0%、次いで「友人や身近な人がやっていたから」の24.0%、3位は「ネットで見つけたから」の21.1%でした。4位には「もともと投資に興味があったから」の18.8%が続きます。

比較的簡単そうにみえる投資で、身近な人も始めている、ネットで情報をよくみかけるといったことが主な最初の動機になっているようです。

始めた目的としては、「毎月のお小遣いの足しにする」が32.4%で最も多く、次いで「新しい趣味を始めるため」の28.1%、3位は「毎月安定的な収入を得るため」の20.6%でした。大きな収入を得ることを目的にしている人は少なく、安定的にちょっとしたお小遣いを得たい、自由に使えるお金を得たいといった目的がメインといえるでしょう。

・ソーシャル レンディングを始める前のイメージ
少額からできそう:39.0%
簡単に始められそう:30.5%
リスクが低そう:29.5%
大きな収入は見込めなさそう:22.9%
仕組みがややこしそう:16.8%
運用期間を幅広く設定できる:12.8%

・ソーシャル レンディングを始めた後のイメージ
低リスクで運用できる:36.1%
運用に時間やコストがかからない:27.4%
運用期間を幅広く設定できる:26.5%
仕組みが分かりやすい:25.5%
サポート体制がしっかりしている:14.6%
短期間で利益が出る:7.5%
その他:1.8%

ソーシャル レンディングを始める前のイメージを複数回答可で尋ねると、「少額からできそう」が最多の39.0%で約4割、「簡単に始められそう」と「リスクが低そう」がそれぞれ30.5%、29.5%と約3割になっていました。

実際に始めた後のイメージになると、「低リスクで運用できる」が36.1%で圧倒的に多く、2位は「運用に時間やコストがかからない」の27.4%、3位は「運用期間を幅広く設定できる」の26.5%でした。また4位には「仕組みが分かりやすい」の25.5%が続いています。

始める前のイメージでは、6位に挙げられる良さのポイントであった、運用期間の設定が幅広く可能という特徴は、実際に始めると3位に上昇、その利点が強く感じられるようになったことが分かりました。

また、始める前のイメージでは5位に「仕組みがややこしそう」が16.8%でランクインしていましたが、実際に始めると、逆に「仕組みが分かりやすい」と感じる人が多く、25.5%で4位に入った点も特筆点でしょう。新しい投資スタイルであることもあり、着手前は分かりにくく感じても、実際にやってみれば案外分かりやすい仕組みだったと思うようになるという傾向が見てとれます。

不動産投資型と一般型を併用する人も
・ソーシャル レンディング以外で行っていた/行っている投資
株式:40.5%
不動産投資型クラウドファンディング:21.7%
NISA(つみたてNISAを含む):20.1%
FX:19.9%
ロボアドバイザー:18.2%
ヘッジファンド:15.4%

「ソーシャル レンディング」について、不動産投資型クラウドファンディングを含まない、一般的なタイプのみを指すものとし、それ以外に行っていた、または現在も行っている投資について、複数回答可で選んでもらうと、最も多かったのは「株式」の40.5%、2位が「不動産投資型クラウドファンディング」の21.7%、3位に「NISA」の20.1%となりました。4位には「FX」の19.9%が僅差で続いています。

もともと投資に関心がある人、資産運用に興味の高い人の参加が多いとみられ、歴史も古く、一般的で参加ハードルが低い「株式」が最多、次いでソーシャル レンディングに含まれるケースも多く、不動産投資の知識も活きる「不動産投資型クラウドファンディング」が2位になりました。

ソーシャル レンディングにしかない魅力としては、仕組みが簡単で期間も自ら選べることや、少額から始められること、運用コストがかからないこと、投資先が選びやすいことなどを挙げる声が多くみられています。

・ソーシャル レンディングのメリット
少額でも始められる:43.0%
運用の手間がかからない:32.8%
利回りが高い:25.9%
リスクが低い:24.4%
短期運用が可能:16.8%
専門的知識がなくても運用できる:14.7%

・ソーシャル レンディングのデメリット
専門知識が必要:25.6%
リスクが高い:24.5%
投資期間中の解約ができない:24.4%
利益が少ない:22.3%
独学での運用が難しい:19.3%
長期運用が必要:13.0%
その他:1.6%

ソーシャル レンディングのメリット・デメリットについて、複数回答可で尋ねた結果では、メリットのトップに「少額でも始められる」の43.0%が入り、2位には「運用の手間がかからない」の32.8%が続きました。

反対にデメリットでは、「専門知識が必要」が25.6%で最も多く、2位は「リスクが高い」の24.5%、3位に僅差で「投資期間中の解約ができない」の24.4%などとなっています。

比較的まとまった初期投資が必要な一般不動産投資に比べ、少額から始めやすい点や、運用コストがかからない点は、ソーシャル レンディングの大きなメリットと認識されています。

一方で、換金性の低い担保は貸し倒れリスクが高く、評価実績も豊富な第三者に評価されている案件から始めるべきなど、一定以上の専門知識が事前に必要で、それらを持った運用が行えないと、リスクが高まることなどがデメリットになっているようです。

不動産資産が担保になることも多いソーシャル レンディングですが、その資産性、換金性を理解していなければ、よりリスクの高い運用になってしまうでしょう。手間なく始めやすいメリットがあるとはいえ、ソーシャル レンディングも投資ですから、リスクがつきものであることをよく認識し、慎重に考えて着手すべきであることには変わりないといえます。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社LENDEXによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000053175.html

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