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【pickupニュース】景気DIが3か月連続で上昇、不動産業界も改善傾向

日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
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帝国データバンクが4月の景気DIを発表
帝国データバンクは5月10日、2021年4月分の「TDB景気動向調査」の結果を発表しました。

国内企業を対象に景気判断を総合した調査で、景気動向の指標となる景気DIは、50を境にそれより上であれば「良い」、下であれば「悪い」を意味し、50が判断の分かれ目となっています。

4月における全国の景気DIは38.3
全国の景気DI動向は、以下の通りとなりました。

2021年4月:38.3(前月比+0.3ポイント)
1か月後見通し:37.8
3か月後見通し:40.0
6か月後見通し:41.9
1年後見通し:44.1

2021年4月は新型コロナウイルス感染症の拡大が活発化し、まん延防止等重点措置の適用地域拡大や3 回目の緊急事態宣言が行われるなど、経済活動にブレーキがかかった状態の中、景気DIは38.3となり、製造業を中心に3か月連続で改善傾向が続いています。

今後の景気についても帝国データバンクは、
一時的な落ち込みもみられるが、緩やかに上向いて推移するとみられる
(プレスリリースより)

と予想しています。

不動産業界の景気DIは40.87
建設・不動産業界の景気DIは、以下の通りです。

建設:41.4(前月比-0.2ポイント)
不動産:40.87(同+0.2ポイント)

不動産業界の景気DIは40.87。前月比0.2%上昇し、3か月連続のプラスとなりました。

また不動産企業から寄せられた、「現在の状況」に関する意見には次のようなものがありました。

【良い】
・投資不動産への意欲が旺盛で問い合わせ件数が増加している(不動産代理・仲介)
・賃貸物件の問い合わせや成約が増え、リフォームの受注件数も増えている(貸家)

【悪い】
・近隣不動産の動きが鈍い(土地売買)
・空テナントの新規入居申し込みがない。(貸事務所)
・空き室が増えている(不動産管理)

「今後の見通し」については、次のような声が寄せられています。

【良い】
・ワクチン接種が進めば、景況感は緩やかに改善するだろう(貸事務所)
・金融緩和が続く限り、不動産に投資資金は流れ続けると思う(土地売買)

【悪い】
・東京五輪後は大きく悪化へ向かう可能性が高い(不動産代理・仲介)
・インバウンドと出張需要の減少が足を引っ張っている(不動産管理)

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像は「TDB景気動向調査(全国)-2021年4月調査-」より)


▼外部リンク

TDB景気動向調査(全国)-2021年4月調査- | 株式会社帝国データバンク
https://www.tdb.co.jp/

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