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【pickupニュース】賃貸向け住宅ローン新規貸出、減少傾向続く

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国土交通省「住宅ローン実態調査」結果を発表
国土交通省は3月19日、「令和2年度民間住宅ローンの実態に関する調査」の結果を発表しました。

この調査は国内銀行、信用金庫、信用組合、農協などの民間金融機関を対象に、令和元年度(2019年度)の貸出状況を調査したものです。調査期間は2020年10月~11月、効回答数は1237機関でした。

人向け住宅ローンの実績
2019年における、個人向け住宅ローンの実績は以下の通りです。

2019年度の新規貸出総額:20兆5442億円(前年度比1兆4,084億円増)

個人向け住宅ローンの新規貸出総額は、前年の減少から再び増加に転じ、1兆4,084億円のプラスとなりました。

個人向け住宅ローンの、使途別割合は次の通りです。

新築住宅:72.9%(前年度比1.5ポイント増)
既存住宅:19.6%(同0.4ポイント増)
借り換え:7.5%(同2.0ポイント減)

新築住宅・既存住宅向けが増加し、借り換えの割合が減少しています。

新規貸出額における、金利タイプ別割合は次の通りです。

変動金利型:63.1%(前年度比2.6ポイント増)
固定金利期間選択型:19.9%(同4.4ポイント減)
全期間固定金利型:4.6%(同0.7ポイント減)
12.4%(同2.5ポイント増)

変動金利型の割合が高く、2年連続で60%を超える結果となり、人気の高さがうかがえます。

賃貸住宅向けの貸出状況
賃貸住宅向けの貸出状況は、次の通りでした。

2019年度の新規貸出総額:
各年集計:2兆5779億円(前年度比1203億円減)
経年集計:1兆9676億円(前年度比12.5%減)

賃貸住宅向けの新規貸出額は、各年集計で2年連続のマイナスとなっており、減少傾向が続いています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

国土交通省のプレスリリース
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001394332.pdf

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