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【pickupニュース】「駅近」はもう絶対条件じゃない!?アフターコロナで価格下落

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マンションリサーチ「都心5区中古マンション価格」発表
マンションリサーチは3月26日、「【2020年】都心5区中古マンションの成約価格」の調査結果を発表しました。

新宿区・渋谷区・千代田区・港区・中央区の都心5区で成約した中古マンションを、「面積」「築年」「駅からの距離」の3項目で分類し、平均成約坪単価を前年度と比較したデータです。

価格上昇率TOPは100平米以上で駅徒歩「5~10分」
調査結果から、平均成約坪単価の増減率が高かったトップ5は次のような結果となりました。

(順位:面積、駅からの距離、築年、平均坪単価、増減率)
1位:100平米以上、5分以上10分未満、1983年築~
1990年築、519万4201円、16.0%
2位:100平米以上、5分以上10分未満、2001年築~
2010年築、552万4627円、13.8%
3位:100平米以上、5分以上10分未満、1982年築以前、478万2056円、13.6%
4位:100平米以上、5分以上10分未満、1991年築~2000年築、520万2970円、12.5%
5位:70平米以上~100平米実万、5分以上10分未満、2011年築以降、512万8815円、12.3%

都心5区の中古マンションの平均成約価格は、対前年比で「+3.8%」でした。

しかし「面積」、「築年」、「駅からの距離」といったセグメントにわけると、「-14.8%」~「+16.0%」と大きな差異が認められました。

上位5位までの物件は全て駅からの距離が「徒歩5分以上」となっており、これまで上位を占めていた「駅距離徒歩5分未満」のいわゆる“駅近マンション”の姿はみられませんでした。

「駅からの距離」別でみた坪単価の増減率は、「駅距離徒歩5分未満」はすべて、平均値である「前年比+3.8%」を下回るという結果になり、最大で14.8%の下落を示しています。

これまで「駅近」という条件は、普遍的かつ恒常的な価値と考えられていました。しかし新型コロナウィルス感染症の拡大によって生活様式が変化したことから、「駅近神話」が崩壊しつつあると考えられます。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

マンションリサーチ株式会社のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000013438.html

「駅近マンション神話」崩壊?都心5区の傾向からアフターコロナのトレンドを考察 | マンションナビ マガジン
https://magazine.t23m-navi.jp/

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