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東京カンテイは2月15日、2021年1月における「三大都市圏・主要都市別／分譲マンション賃料月別推移」を発表しました。

東京カンテイのデーターベースに登録された、専有面積30平米未満のファミリータイプの分譲マンションを対象に、月額募集賃料を調査したデータです。

1月における首都圏分譲マンションの、平米当たりの平均賃料は次の通りです。

首都圏全体：3,198円（前月比＋0.9％）
東京都：3,723円（同＋0.9％）
神奈川県：2,360円（同＋0.3％）
埼玉県：1,708円（同＋1.2％）
千葉県：1,662円（同－1.1％）

首都圏の分譲マンション賃料は千葉県を除き各エリアが強含みとなり、前月比で0.9％のプラス。2か月連続での上昇となりました。

エリア別では東京都、神奈川県が3か月振りに上昇し、東京都は過去最高値を記録しています。埼玉県は3か月連続でのプラスとなりました。その一方で、千葉県は築浅事例が減少したこともあり、5か月連続で下落しています。

近畿圏分譲マンションの、平米当たりの平均賃料は次の通りです。

近畿圏全体：1,919円（前月比－0.1％）
大阪府：2,131円（同－0.2％）
兵庫県：1,660円（同＋0.2％）

近畿圏は大阪府の弱含みが影響し、前月比0.1％のマイナスとなりました。昨年8月に最高値を記録したものの、それ以降は徐々にではありますが、賃料が下がり続けています。

大阪府はわずかながら下落となりましたが、直近にかけては穏やかな推移をみせています。兵庫県は昨年9月以降の下落傾向が一服し、4か月振りのプラスとなりました。

中部圏分譲マンションの、平米当たりの平均賃料は次の通りです。

中部圏全体：1,781円（前月比＋0.2％）
愛知県：1,825円（同－0.1％）

中部圏全体は前月比＋0.2％、愛知県では－0.1％と、わずかかな変動にとどまっています。

名古屋市中区の新築タワーマンションが依然として人気で高額事例が30件以上も発生しており、賃料水準の維持に寄与しています。

ピックアップニュースは以上になります。
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（画像はプレスリリースより）


▼外部リンク

株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/T202101.pdf