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【pickupニュース】20年4Qの投資用不動産市場、区分M価格が史上最高に

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ファーストロジックが最新の投資用不動産市場動向を発表
全国4,400社の不動産会社が日々物件情報を登録し、多くの投資家にも利用されている国内最大の不動産投資サイト「楽待」を運営する株式会社ファーストロジック(以下、ファーストロジック)は15日、「楽待」の登録データによる投資用不動産市場調査を実施し、その結果をとりまとめて公開しました。

今回、発表されたのは2020年10~12月期(第4四半期)のもので、2020年10月1日~12月31日の期間、「楽待」に新規で登録・掲載された全国の投資用不動産物件を調査対象としています。

・1棟アパートの動向
物件価格:6,111万円(前期比-113万円)
表面利回り:9.45%(前期比+0.15ポイント)

2020年10~12月期における1棟アパートの登録物件価格は、平均で6,111万円となり、前期の7~9月期に比べ113万円下落していました。2019年後半から緩やかな下落傾向にあった物件価格は、いったん7~9月期に上昇へと転じていましたが、今回再び下落になっています。

表面利回りは9.45%で、前期に比べ0.15ポイント上昇しました。前期は9.30%まで低下しましたが、直近ではおよそ9.5%前後での推移を続けています。

1棟タイプの価格が下落する中、区分マンションは最高値に
・1棟マンションの動向
物件価格:1億8,385万円(前期比-251万円)
表面利回り:8.00%(前期比-0.03ポイント)

2020年10~12月期に新規登録された1棟マンション物件では、価格が平均で1億8,385万円となり、前期に比べると251万円低下しました。第2四半期の4~6月期に大きく下落し、1億6,851万円となった物件価格は、前期にその下落幅を上回る大幅アップで1億8,000万円台後半になりましたが、今回はやや下落し、2020年第1四半期とほぼ同水準の平均価格になっています。

表面利回りは前期より0.03ポイント低下し、8.00%となりました。8%台前半での小幅な変動を続けており、ほぼ前期並みですが、わずかにマイナスを記録、2四半期連続の低下となっています。

・区分マンションの動向
物件価格:1,714万円(前期比+76万円)
表面利回り:7.06%(前期比-0.29ポイント)

区分マンションについては、平均物件価格が1,714万円で、前期より76万円上昇し、1,700万円台を突破しました。3四半期連続の上昇で、2016年や2019年に記録した1,700万円に迫る高水準の値をさらに上回り、調査開始の2012年以降では過去最高の価格となっています。

一方、表面利回りは価格の上昇を受け、前期より0.29ポイント低下し、7.06%になりました。3四半期連続の低下で、調査開始以来過去最低の値を記録しました。

新型コロナウイルス感染症の拡大による大きな影響はみられておらず、とくに1棟タイプの物件価格が低下する中、区分マンション価格は上昇しています。新規掲載物件数でみても、区分マンションの増加傾向は顕著といい、現在も変わらず売買が活況な様子がうかがわれました。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社ファーストロジック プレスリリース
https://www.firstlogic.co.jp/20210115/

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