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【pickupニュース】保有物件における事故、約5割のオーナーで危機感なし

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ファーストロジックが物件事故に関する不動産オーナー調査を実施
不動産投資サイト「楽待」を手がける株式会社ファーストロジック(以下、ファーストロジック)は20日、不動産オーナーを対象とした保有物件の事故に関するアンケート調査を実施し、その結果をとりまとめて公開しました。

今年10月、北海道苫小牧市で2階建てアパートの外通路が崩落し、5人の重軽傷者を出す事故がありました。経年化の進む不動産物件を中心に、昨今はこうした事故リスクも上昇しています。

その備えとして有効な定期的メンテナンスは、入居者の暮らしを守るものとなるのはもちろん、物件の付加価値向上が見込めるものとなりますが、物件オーナーや管理者におけるリスク認識がなければ、問題として放置されてしまいかねません。

ファーストロジックでは、こうした事故リスクへの対処を未然に行ってほしいとの考えもあり、今回の調査を実施したとしています。調査期間は2020年11月4日~11月8日、有効回答数は202人でした。

・保有物件で事故が起きるかもしれないという危機感の有無
かなり危機感がある:7%
少し危機感がある:46%
あまり危機感がない:30%
全く危機感がない:11%
気にしたことがない/考えたことがない:6%

まず全員に「保有物件で事故が起きるかもしれない」という危機感がどの程度あるかどうか尋ねたところ、「少し危機感がある」としたオーナーが46%で最多回答となったものの、「あまり危機感がない」が次いで多い30%で、「全く危機感がない」は11%、「気にしたことがない、考えたことがない」というオーナーも6%存在し、これら3つの合計では47%と、約半数に危機感がないことが分かりました。

「かなり危機感がある」と強い意識をもって臨んでいるオーナーは7%にとどまっています。

対策に自信ありは4割
・事故に備えた対策について
できていると思う:40%
できていないと思う:29%
分からない:31%

保有物件における事故について、「対策は十分にできているか」どうか続けて尋ねると、「できていないと思う」が29%、「分からない」が31%となっていました。十分に「できていると思う」と自信をみせたオーナーは4割で、管理や対策に不安を感じている人も少なくないことが分かります。

万一の事故が発生した場合に備え、保険に入っているというオーナーは66%にのぼったとのことですが、危機意識や具体的対策の実行面では、まだまだ十分でない実態があるようです。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社ファーストロジック プレスリリース
https://www.firstlogic.co.jp/20201120/

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