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【pickupニュース】不動産投資家の思う失敗要因は物件選びと知識、業者選定が上位

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気になるリスク、経験者に学ぶ失敗対策とは
株式会社日本ワークス(以下、日本ワークス)は17日、不動産投資で失敗した経験のある人を対象にしたアンケート調査を実施し、その結果をとりまとめて公開しました。

有効な資産運用策として考えられる不動産投資ですが、投資である以上、一定のリスクが伴うことは避けられません。しかしどういった点につまずきが多いのか、失敗原因をあらかじめ知っておけば、リスク回避や投資の成功につながる道が見えてくると考えられます。

今回の調査は、そうした知見が得られる有用なデータとなると考えられたため、実施されたものになります。

調査の実施期間は2020年10月21日~10月22日、インターネットアンケート方式で、ゼネラルリサーチ株式会社からモニター提供を受けて行われました。不動産投資で失敗経験のある全国の投資家が対象とされ、1,110人から有効回答を得ています。

・不動産投資を始めた目的
資産運用:57.7%
税金対策:17.5%
資産防衛:12.3%
相続対策:6.4%
年金対策:4.3%
その他:1.8%

まず、不動産投資を始めた目的を尋ねたところ、最も多いのは「資産運用」の57.7%でした。物件を保有することで長期的に家賃収入を得られる不動産投資は、長期スパンで取り組む堅実な資産運用策のひとつと広く認識されており、実際にもそうした資産運用目的で始める人が多いようです。

2位は「税金対策」の17.5%、3位が「資産防衛」の12.3%、以下「相続対策」、「年金対策」などとなりました。税金面や老後の暮らしを意識して始める人も少なくありません。

・実際に不動産投資を始めた感想
かなり大変:49.6%
少し大変:40.9%
どちらかといえば楽:8.4%
かなり楽:1.1%

実際に不動産投資を始めてみての感想を問うた結果では、「かなり大変」が約半数、「少し大変」も4割強で、「どちらかといえば楽」、「かなり楽」と回答した人は、合計でも1割に満たない状況でした。失敗経験のある投資家を対象としたこともあり、想定以上に大変と認識されているようです。

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・不動産投資でした失敗の内容
想定以上に費用がかかった:71.8%
値上がりしなかった:57.8%
空室が続いた:57.0%
不動産価値が下落した:43.1%
高金利で購入した:29.6%
ローン期間が短すぎた:25.7%
滞納が多い入居者だった:12.0%

不動産投資でどのような失敗を経験したのか、その具体的内容を3つまで選択してもらったところ、「想定以上に費用がかかった」という回答が最多で、71.8%にのぼりました。2位は「値上がりしなかった」の57.8%、3位が「空室が続いた」の57.0%でした。

最も多い失敗は、費用が想定を超えてしまったことにあると分かります。経年劣化で物件の修繕に思わぬ費用がかかったり、管理コストがかかったりと、十分なマネー計算ができておらず、うまく利益を出せないケースが多い可能性があるでしょう。

4位以下にも「高金利で購入した」や「ローン期間が短すぎた」といった回答がみられ、費用面での見通しが甘かったための失敗が目立ちました。2位や4位の不動産価値面に関するものも、コストバランスや相場を理解できていなかったと考えれば、事前のマネープランにかかるものともいえます。

・失敗した原因と思うもの
物件選び:39.6%
知識不足:34.5%
不動産会社選び:31.5%
立地選び:31.4%
担当者の説明:24.2%
リスクを予想できなかった:14.4%
契約内容の確認・理解不足:12.9%

不動産投資で失敗した原因は何だと思うか、複数回答可で尋ねた結果では、「物件選び」が最も多く39.6%、次いで「知識不足」の34.5%となりました。3位には「不動産会社選び」が31.5%でランクインし、僅差の4位に「立地選び」の31.4%が入っています。

物件や立地、利用する不動産会社といった、基本となるポイントにおける選定、さらにそもそもの不動産投資に対する知識が不足していたことなどが上位を占めており、きちんと対策をとれば防げた可能性がある失敗も多いとみられました。

「契約内容の確認・理解不足」といった回答も12.9%にみられ、うまい話と軽くのってしまったことが失敗につながっているケースもあったようです。これから不動産投資を行うならば、こうした失敗から学んで慎重に、地道に進めることが重要といえるでしょう。

・不動産投資会社を選ぶ上で重要と思うこと
実績や売上高:66.9%
担当者の対応:66.1%
物件の良さ:44.6%
認知度:44.5%
口コミ:28.7%
メディアへの露出:24.9%
HPの綺麗さ:23.1%
その他:1.2%

利用する不動産投資会社を選ぶ上で、重要なポイントは何だと思うか上位3つで尋ねると、「実績や売上高」がトップの66.9%、2位は「担当者の対応」で66.1%でした。販売実績や売上高のような基本データと同程度に、「担当者の対応」というソフト面が重視されていることが注目されます。

長期的な付き合いになるケースも多く、信頼できる対応かどうか、きちんと情報を提示してもらえるか、不動産という分野の特異性もあるため、担当者は重要な存在となっているようです。

以下「物件の良さ」の44.6%、「認知度」の44.5%、「口コミ」の28.7%などと続きました。

不動産投資で失敗しないためには、こうした意見も参考としていくと良いでしょう。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社日本ワークスによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000045570.html

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