クラスコの資産運用

収益物件

【pickupニュース】密にならない広め会議スペースやオンライン会議向けスペースの需要が増加

日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
今回ピックアップするニュースはこちら!

新型コロナで変化した求められるオフィスの形
時間貸しのスペースシェアリングサービスを提供する株式会社スペースマーケットは9月30日、新型コロナウイルス感染拡大によるリモートワークの増加など、変化する働き方とオフィスについて、現状を明らかにすべくアンケート調査を実施、その結果をとりまとめて公開しました。

この調査は、2020年9月23日~9月25日の期間、株式会社スペースマーケットのユーザーで、全国の20代~60代会社員を対象に、インターネット・アンケート方式で行い、821人から有効回答を得たものです。

・緊急事態宣言で在宅勤務を行ったか
はい:72%
いいえ:28%

・現在のオフィス出社頻度
毎日出社:46.4%
週4日程度出社:9.1%
週3日程度出社:7.8%
週2日程度出社:10.5%
週1日程度出社:7.4%
2週に1日程度出社:3.7%
1カ月に1日程度出社:3.4%
2カ月に1日程度出社:1.5%
毎日在宅勤務:10.2%

まず、緊急事態宣言の発令により、在宅勤務を行うこととなったかどうか、その経験を尋ねたところ、在宅勤務を行った人が72%で、7割を超えていました。リモートワークの導入が急速に進んだ様相がうかがわれます。

続いて、在宅勤務を経験した人を対象に、現在の出社頻度について尋ねたところ、46.4%が「毎日出社」していると回答しました。「週2日程度出社」しているという人が、次に多い10.5%で、週に1日以上の出社頻度で勤務している人を合計すると、81.2%となり、8割を超えています。

現在も「毎日在宅勤務」を続けている人も1割強はみられますが、出社する日常はかなりの割合で戻ってきていることが分かりました。

・再出社で感じるオフィスの課題
密でなく大人数の会議ができる場所が不足:50.9%
在宅勤務中の人とコミュニケーションがとりづらい:31.0%
どうしても密になってしまうことがある:28.0%
オンライン会議ができるスペースが不足:24.5%
対面会議を提案しづらい:18.8%
オンライン会議に用いる備品の不足:18.3%
オンライン会議の増加によるネット速度の低下:16.3%
フリーアドレスで集中できない:3.4%

在宅勤務を経験し、現在は週に1日以上出社するようになっていると回答した480人を対象に、再び出社するようになって感じる現在のオフィスにおける課題を尋ねたところ、全体の90.8%が何らか課題があると指摘しています。

中でも最多となったのは「密でなく大人数の会議ができる場所が不足している」というもので、50.9%にのぼりました。2位は「在宅勤務中の人とのコミュニケーションがとりづらい」という31.0%、3位は「どうしても密になってしまうことがある」の28.0%です。

また4位には「オンライン会議ができるスペースが不足」しているという声が24.5%であがってランクインし、5位は「対面での会議を提案しづらい」の18.8%となりました。

従前は多少狭くとも、さほど気にならなかった会議スペースに課題を抱えているオフィスが多いことが分かります。会議スペース以外でも、いわゆる3密を回避するため、より余裕のあるオフィススペースの確保が求められている傾向も認められます。

また、オンライン会議に対応したスペースの不足も実感されており、新たなオフィススペースニーズが生じているといえるでしょう。

音環境面を中心にオンライン会議スペースの改善・確保が急務
・緊急事態宣言中よりオンライン会議の頻度は増えたか
とてもそう思う:32.3%
ややそう思う:43.8%
どちらでもない:10.0%
あまりそう思わない:6.9%
まったくそうは思わない:7.1%

緊急事態宣言下で在宅勤務を経験し、現在は週に1日以上出社している人を対象に、オフィス内でオンライン会議を行うケースが増えているかどうか、緊急自体宣言が発令されていた4~5月時と現在(8~9月)を比較して回答してもらったところ、「とてもそう思う」とした人が32.3%、「ややそう思う」という人が43.8%で、約4人に3人はオフィスでのオンライン会議頻度が増加したと感じていました。

「どちらでもない」とした人が1割、頻度は増えていないと感じる人は、「あまりそう思わない」、「まったくそう思わない」を合計しても、15%強となっています。

・オンライン会議が増えている理由
会議はオンラインですべきという風潮:20.9%
在宅勤務の人もいるから:12.9%
顧客が希望しているから:4.4%
業務に支障がなかったから:2.5%
業務効率が上がったから:2.2%
分からない:0.5%

オフィスでのオンライン会議頻度が上がっているとした人に、その理由を尋ねたところ、「会議はオンラインですべきという風潮だから」という人が最も多く、20.9%でした。実際問題以上に、ニューノーマルとされるスタイルに切り替えねばという世間の目を意識した対応で、オンライン会議が増えているケースも多いようです。

これに次ぐのは「在宅勤務の人もいるから」の12.9%で、3位は「顧客が希望しているから」の4.4%でした。

・オンライン会議のスペース不足を感じるか
とても感じる:31.0%
やや感じる:38.1%
どちらでもない:12.9%
あまり感じない:11.7%
まったく感じない:6.3%

在宅勤務を経験し、現在週に1日以上出社している人を対象に、勤め先のオンライン会議用スペースについて、不足を感じるかどうか尋ねたところ、「とても感じる」人が31.0%、「やや感じる」人が38.1%で、合計69.1%と7割近い人が不足を感じていました。頻度の増加に伴い、スペースの不足が実感されています。

・オフィスでのオンライン会議実施における課題
社内の雑音・騒音が会議相手に聞こえてしまう:39.4%
社内秘の会話ができない:32.2%
インターネットの速度不足:28.1%
近くの席にいる上司や同僚とハウリングが起こる:24.9%
自分の会話が上司や同僚に聞こえることが気になる:22.0%
近くの席の上司や同僚の話し声で仕事に集中できない:15.4%
オフィスでオンライン会議をしたことがない:2.3%

引き続き、在宅勤務を経験して、現在は週に1日以上出社している人を対象に、オフィスでオンライン会議を行う際に感じている課題は何か尋ねたところ、「社内の雑音・騒音が会議相手に聞こえてしまう」ことが最も多くあげられ、39.4%の回答率でした。

2位は「社内秘の会話ができない」の32.2%で、3位に「インターネットの速度不足」の28.1%、4位「近くの席にいる上司や同僚とハウリングが起こる」の24.9%などと続きます。

「オフィスでオンライン会議をしたことがない」人はわずか2.3%で、出社の日常が戻りつつある今も、オンライン会議が浸透して続けられているか、またそれと同時にさまざまな課題が発生しているかが、よく見てとれる結果になりました。

3位のネット速度にかかる問題を除くと、主に課題は音環境面にあるといえ、こうした変化に対応する機能をもったオフィススペースのニーズがあると考えられます。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社スペースマーケット プレスリリース
https://spacemarket.co.jp/archives/14849

PAGE TOP