収益物件
2020/08/13
【pickupニュース】20年Q2都心Aクラスビル、賃料は小幅に上昇
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なお、この調査における東京都心部とは、東京都心5区である千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区の主要オフィス街に加え、五反田・大崎、北品川・東品川、湯島・本郷・後楽、目黒区のオフィス集積地域をあわせたものです。
また、A、B、Cのクラスについては、下記のような条件で定義づけられ、それぞれ対象ビルの分類がなされています。
・調査用語クラス定義
Aクラスビル:延床面積1万坪以上、1フロア面積300坪以上、築年数15年以内
Bクラスビル:1フロア面積200坪以上でAクラスに非該当のビル
Cクラスビル:1フロア面積100坪以上200坪未満のビル
・Aクラスビルの推移
空室率:0.6%(前期比横ばい、前年同期比-0.3ポイント)
賃料:月額坪あたり38,871円(前期比+132円、前年同期比-2,521円)
2020年第2四半期末時点における東京都心Aクラスビルの空室率は、0.6%で4期連続の同値となりました。前年同期に比べると0.3ポイント低下しており、2000年第1四半期の統計開始以来となる最低値が続いています。
1%未満という満室稼働に近い状況も7期連続になり、引き締まった需給バランスでの推移になっているといえるでしょう。一方で、さらなる空室率低下の傾向はみられず、0.6%を底に歯止めがかかっているようだとも報告されました。
成約賃料ベースでの賃料は、共益費を除いた月額坪あたりで38,871円となり、前期に比べると132円の小幅な上昇になっています。ただし高騰した前年同期に比べると、2,521円の下落でした。
今期は新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言発令に伴う外出自粛から、リーシング活動が停滞したものの、需給バランスに緩みはみられず、賃料水準を見直す動きも限定的で、天井感が漂いつつも、坪あたり4万円前後での推移が続く結果となりました。

空室率:0.7%(前期比+0.3ポイント、前年同期比横ばい)
賃料:月額坪あたり21,883円(前期比-58円、前年同期比-726円)
2020年第2四半期末時点での東京都心Bクラスビルの空室率は0.7%で、前年同期に比べると横ばい、前期からは0.3ポイントの悪化になりました。引き続き1%未満のごく低い水準を維持しているものの、4期ぶりに上昇へ転じています。
Aクラスビル以上に新型コロナウイルスによる影響が顕在化しており、既存ビルでの二次空室増加を受け、じわりと空室率が上がり始めている様子がみられました。
賃料は月額坪あたり、平均21,883円で、前期より58円、前年同期より726円低下しました。3期連続の下落となっています。Aクラスビルに対する割安感から、賃料の上昇傾向が続いていたBクラスビルですが、22,000円台前後での天井感が広がりつつあり、2019年第3四半期に記録された23,060円を頂点として、頭打ちになってきているようです。
・Cクラスビルの推移
空室率:1.1%(前期比+0.5ポイント、前年同期比+0.3ポイント)
賃料:月額坪あたり19,301円(前期比-1,851円、前年同期比-65円)
Cクラスビルの空室率は、前期より0.5ポイント、前年同期より0.3ポイント上昇し、1.1%となりました。統計開始以来の最低値から上昇へと転じ、なお低い水準は保っていますが、1%を超えてきています。新型コロナウイルスの影響が広がる中、今後も上昇、悪化傾向が続く可能性があり、動向が注視されるものとなりました。
賃料は、月額坪あたり19,301円で、前期より1,851円、前年同期より65円の下落になっています。上昇を続け2万円台を突破、前期には21,152円にまで上昇していた賃料ですが、8期ぶりに下落へと転じ、2万円を割り込む結果となりました。市場経済の停滞、不透明感も強く、変化の兆しがみられています。
・賃料対前年変動率
Aクラスビル:-6.1%(前期比-6.1ポイント)
Bクラスビル:-3.2%(前期比-6.2ポイント)
Cクラスビル:-0.3%(前期比-13.0ポイント)
2019年第2四半期の賃料と比較した各クラスの対前年変動率は、全クラスでマイナスとなりました。7期連続で全クラスがプラスの傾向となっていたことから、今回の変化の大きさがうかがわれます。A・Bクラスは2017年第1四半期以来の、Cクラスビルでは2018年第2四半期以来のマイナス値です。全クラスでのマイナスを記録したのは、2012年第1四半期以来で、約8年ぶりのこととなりました。
最近の推移をみると、Aクラスビルが先行するかたちで賃料上昇の傾向に歯止めがかかってきていましたが、今回はその傾向がBクラス、Cクラスビルにも及び、新型コロナウイルス感染症の影響も含まれたとみられ、全体として強気の上昇傾向に変化が生じてきていました。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三幸エステート株式会社 「オフィスレント・インデックス」2020年第2四半期 資料提供ページ
https://www.sanko-e.co.jp/data/rent-index/publish-2018/
今回ピックアップするニュースはこちら!
三幸エステートが「オフィスレント・インデックス」の最新版を公開
三幸エステート株式会社は4日、同社が株式会社ニッセイ基礎研究所と共同で開発した成約賃料に基づくオフィス市場の指標「オフィスレント・インデックス」について、2020年の第2四半期分(2020年4月~6月)の公開を開始しました。なお、この調査における東京都心部とは、東京都心5区である千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区の主要オフィス街に加え、五反田・大崎、北品川・東品川、湯島・本郷・後楽、目黒区のオフィス集積地域をあわせたものです。
また、A、B、Cのクラスについては、下記のような条件で定義づけられ、それぞれ対象ビルの分類がなされています。
・調査用語クラス定義
Aクラスビル:延床面積1万坪以上、1フロア面積300坪以上、築年数15年以内
Bクラスビル:1フロア面積200坪以上でAクラスに非該当のビル
Cクラスビル:1フロア面積100坪以上200坪未満のビル
・Aクラスビルの推移
空室率:0.6%(前期比横ばい、前年同期比-0.3ポイント)
賃料:月額坪あたり38,871円(前期比+132円、前年同期比-2,521円)
2020年第2四半期末時点における東京都心Aクラスビルの空室率は、0.6%で4期連続の同値となりました。前年同期に比べると0.3ポイント低下しており、2000年第1四半期の統計開始以来となる最低値が続いています。
1%未満という満室稼働に近い状況も7期連続になり、引き締まった需給バランスでの推移になっているといえるでしょう。一方で、さらなる空室率低下の傾向はみられず、0.6%を底に歯止めがかかっているようだとも報告されました。
成約賃料ベースでの賃料は、共益費を除いた月額坪あたりで38,871円となり、前期に比べると132円の小幅な上昇になっています。ただし高騰した前年同期に比べると、2,521円の下落でした。
今期は新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言発令に伴う外出自粛から、リーシング活動が停滞したものの、需給バランスに緩みはみられず、賃料水準を見直す動きも限定的で、天井感が漂いつつも、坪あたり4万円前後での推移が続く結果となりました。

Bクラス・Cクラスでは空室率がやや上昇
・Bクラスビルの推移空室率:0.7%(前期比+0.3ポイント、前年同期比横ばい)
賃料:月額坪あたり21,883円(前期比-58円、前年同期比-726円)
2020年第2四半期末時点での東京都心Bクラスビルの空室率は0.7%で、前年同期に比べると横ばい、前期からは0.3ポイントの悪化になりました。引き続き1%未満のごく低い水準を維持しているものの、4期ぶりに上昇へ転じています。
Aクラスビル以上に新型コロナウイルスによる影響が顕在化しており、既存ビルでの二次空室増加を受け、じわりと空室率が上がり始めている様子がみられました。
賃料は月額坪あたり、平均21,883円で、前期より58円、前年同期より726円低下しました。3期連続の下落となっています。Aクラスビルに対する割安感から、賃料の上昇傾向が続いていたBクラスビルですが、22,000円台前後での天井感が広がりつつあり、2019年第3四半期に記録された23,060円を頂点として、頭打ちになってきているようです。
・Cクラスビルの推移
空室率:1.1%(前期比+0.5ポイント、前年同期比+0.3ポイント)
賃料:月額坪あたり19,301円(前期比-1,851円、前年同期比-65円)
Cクラスビルの空室率は、前期より0.5ポイント、前年同期より0.3ポイント上昇し、1.1%となりました。統計開始以来の最低値から上昇へと転じ、なお低い水準は保っていますが、1%を超えてきています。新型コロナウイルスの影響が広がる中、今後も上昇、悪化傾向が続く可能性があり、動向が注視されるものとなりました。
賃料は、月額坪あたり19,301円で、前期より1,851円、前年同期より65円の下落になっています。上昇を続け2万円台を突破、前期には21,152円にまで上昇していた賃料ですが、8期ぶりに下落へと転じ、2万円を割り込む結果となりました。市場経済の停滞、不透明感も強く、変化の兆しがみられています。
・賃料対前年変動率
Aクラスビル:-6.1%(前期比-6.1ポイント)
Bクラスビル:-3.2%(前期比-6.2ポイント)
Cクラスビル:-0.3%(前期比-13.0ポイント)
2019年第2四半期の賃料と比較した各クラスの対前年変動率は、全クラスでマイナスとなりました。7期連続で全クラスがプラスの傾向となっていたことから、今回の変化の大きさがうかがわれます。A・Bクラスは2017年第1四半期以来の、Cクラスビルでは2018年第2四半期以来のマイナス値です。全クラスでのマイナスを記録したのは、2012年第1四半期以来で、約8年ぶりのこととなりました。
最近の推移をみると、Aクラスビルが先行するかたちで賃料上昇の傾向に歯止めがかかってきていましたが、今回はその傾向がBクラス、Cクラスビルにも及び、新型コロナウイルス感染症の影響も含まれたとみられ、全体として強気の上昇傾向に変化が生じてきていました。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
三幸エステート株式会社 「オフィスレント・インデックス」2020年第2四半期 資料提供ページ
https://www.sanko-e.co.jp/data/rent-index/publish-2018/
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