収益物件
2020/05/08
【pickupニュース】解体工事にも新型コロナ影響が深刻、7割強はすでに売上減少見込み
日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
今回ピックアップするニュースはこちら!
その結果がとりまとめて公開されており、不動産・建築領域でも業績への深刻な影響が出てきていることがうかがわれるものとなっています。
調査は、2020年4月20日~4月24日の期間、クラッソーネの解体工事一括見積もりマッチングサービス「くらそうね」で提携している解体工事会社193社を対象に、インターネットアンケート方式で実施されました。
・新型コロナの業績への影響
影響が出ている:35.8%
今後影響が出る可能性がある:54.9%
影響はない:6.2%
分からない:3.1%
まず、新型コロナウイルス感染拡大に伴う業績への影響について、現在の実感を尋ねたところ、「影響が出ている」とした企業が35.8%、「今後影響が出る可能性がある」が54.9%にのぼり、合計90.7%が影響を感じていました。
「影響はない」とした企業は、わずか6.2%で、流行や市場停滞が長期化すれば、さらに影響が大きく、深刻なものになる可能性があると考えられます。
・影響の具体的内容
建て替えなどの解体案件数が減った/減りそう:72.5%
資金繰りが苦しくなった/苦しくなりそう:28.0%
工事などの人員が余っている/余りそう:18.7%
コストが増えた/増えそう:16.1%
工事などの人員が足りなくなった/足りなくなりそう:14.5%
店舗などの内装解体案件数が増えた/増えそう:14.5%
影響を受けていない:12.4%
従業員への給与が払えなくなった/払えなくなりそう:7.8%
その他:3.6%
すでに出ている影響や今後出ると予想される影響について、その具体的内容にあたるものを複数回答可で選択してもらうと、「建て替え時や空き家などの解体案件数が減った/減りそう」が圧倒的に多く、72.5%にのぼりました。
次ぐ2位は「資金繰りが苦しくなった/苦しくなりそう」の28.0%で、3位に「工事などの人員が余っている/余りそう」の18.7%が続きます。逆に「人員が足りなくなった/足りなくなりそう」という企業も14.5%にみられますが、慢性的な人手不足傾向にも変化が生じている可能性がみられました。
即座に生じた影響として出ているのは、案件数の減少ですが、今後長期化することにより、資金繰りや人員面での影響が広く表面化してくるとも考えられます。

1割未満の減少:10.4%
1割~3割程度の減少:37.8%
3割~5割程度の減少:18.1%
5割~7割程度の減少:2.6%
7割~9割程度の減少:3.1%
9割以上の減少:1.0%
変わらない:16.1%
売上増加傾向:0.5%
分からない:10.4%
新型コロナウイルス感染拡大影響による解体工事売上の増減について、どのように見込んでいるか尋ねた結果では、「1割~3割程度の減少」を見込んでいるケースが37.8%と最も多く、次いで「3割~5割程度の減少」見込みの18.1%となりました。
5割を超える売上減少が見込まれている企業は、合計1割未満ですが、中には「9割以上の減少」見込みとなっているケースもあり、売上の減少が見込まれるとした企業は、合計で73.0%にのぼります。
まだ先行きがみえず「分からない」とした企業も1割強あり、逆に「売上増加傾向」とした企業はわずか0.5%と、全体に厳しい状況が浮かび上がりました。影響が長期化すれば、さらに多くの工事会社が売上減少の影響を被る可能性があり、市場全体への影響も注視していく必要があります。
・売上減少の営業ルート
ハウスメーカー、工務店経由:71.9%
個人直接:49.6%
不動産会社経由:47.1%
法人直接:35.5%
ゼネコン、サブコン経由:35.5%
ほか解体工事会社経由:21.5%
一括見積もりサイト経由:18.2%
公共機関直接:13.2%
産業廃棄物処理業者経由:5.8%
売上の減少を見込んでいる工事会社を対象に、どのような営業ルートでの売上が減っているか、また減りそうか尋ねた結果では、「ハウスメーカー、工務店経由の工事」が71.9%と突出した1位になっています。
一部のハウスメーカーや工務店は、緊急事態宣言が発令されている区域内で、事業所や住宅展示場を閉めたり、工事を中断したりしており、事業活動全般を自粛・縮小する対応をとっている傾向にあることが、主な要因とみられました。
2位は「個人から直接受ける工事」の49.6%で、3位が「不動産会社経由の工事」の47.1%、以下「法人から直接受ける工事」と「ゼネコン、サブコン経由の工事」の35.5%、「ほか解体工事会社経由の工事」で21.5%などとなっています。
一般消費者が外出自粛で依頼や検討を中止したり、高額商品として買い控えを行ったりしているほか、法人なども投資計画における見直しの実施や工事の延期を決めるなどしているとみられ、これらが影響を与えていると考えられます。
・実施または実施予定の対策
営業強化:44.4%
コスト削減:29.0%
人員整理:9.5%
廃業:1.2%
M&A、事業承継:0.6%
対策を検討中:62.7%
対策を講じる予定はない:7.7%
その他:4.7%
影響を受けていないとした工事会社以外を対象に、影響への対策として実施している、または実施予定であるものを回答してもらうと、全体の62.7%が「検討中」とし、まだ十分な対応をとれていない状況にあることが分かりました。
具体策では「営業強化」が44.4%で最も多く、2位が「コスト削減」の29.0%、3位に「人員整理」の9.5%となっています。営業強化を行っている企業もあるものの、施主側の自粛事情もあり、根本的な解決策とはなっていない可能性も指摘されています。なお、1.2%と少数ですが「廃業」としたケースもありました。
・実施している新型コロナ対策
従業員の手洗い、うがい、消毒の徹底:80.3%
事務所の換気:67.9%
従業員へのマスク配布やアルコール消毒設置:65.3%
勤務時間中のマスク着用徹底:59.6%
従業員が集まるイベントの禁止:51.8%
事務所設備、備品などの消毒:40.4%
発熱した従業員の自宅待機:37.3%
従業員の体温測定:29.5%
訪問営業の自粛または電話/オンライン化:18.7%
工事の一時停止、延期:8.3%
現地調査の延期または電話/オンライン化:7.3%
工事や営業時間の短縮:5.2%
在宅勤務の開始:3.6%
とくになし:3.6%
その他:1.0%
新型コロナウイルス感染症への対策として、自社内で実施しているものを複数回答可で選んでもらうと、「従業員の手洗い、うがい、消毒の徹底」が8割強で最も多く、2位は「事務所の換気」の67.9%、3位に「従業員へのマスク配布やアルコール消毒の設置」の65.3%が入りました。
以下、「勤務時間中のマスク着用徹底」の59.6%や、「従業員が集まるイベントの禁止」といった項目で過半の回答率となりましたが、営業や現地調査の自粛や電話・オンライン化による手法の変更、工事の停止や営業時間短縮、在宅勤務化などにまで踏み切る企業は少なく、ほとんどが1割未満、最も多い「訪問営業の自粛または電話/オンライン化」でも2割弱にとどまっています。
業務内容の特性上、完全に在宅勤務へ切り替えるといったことは困難と考えられますが、影響が長期化した場合、業界の体制・手法についても再検討を進める必要がありそうです。
・解体工事業界における課題
産廃処理場不足・処理コストの高騰:73.1%(前回比-15.0ポイント)
人材不足:56.0%(前回比-27.2ポイント)
契約済み工事の延期・キャンセル/工事依頼の減少・集客難:46.0%
アスベスト対策:21.8%(前回比-17.8ポイント)
経営者の業務過多・業務効率化:19.7%(前回比-14.0ポイント)
資金繰り:12.4%
災害時対応:8.8%(前回比-4.1ポイント)
事業承継:7.8%(前回比-1.1ポイント)
調達難による工具や備品の不足:4.1%
その他:4.7%(前回比-0.3ポイント)
該当なし:2.6%(前回比+2.6ポイント)
解体工事業者の業界課題は何か尋ねた結果では、2019年10月~11月に行われた前回調査に続き、「産廃処理場不足・処理コストの高騰」がトップとなったものの、回答率は15.0ポイント低下し、73.1%になりました。2位も前回同様「人材不足」になりましたが、こちらはさらに大きく率を下げ、27.2ポイント減の56.0%となっています。
そして3位には、新規項目の「契約済み工事の延期・キャンセル/工事依頼の減少・集客難」が46.0%でランクインしました。新型コロナウイルス感染拡大の影響によって生じた需要減少が、新たな業界課題になっていると分かります。
トップ2の経営課題が社会背景の変化によっても、変わらず重大な根強い問題となって残っていることとともに、今後の社会状況などによっては、新たな課題が浮上し深刻化することも考えられます。12.4%で「資金繰り」の悪化が挙げられるなど、動向が懸念される兆候もみられました。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社クラッソーネ プレスリリース
http://www.crassone.co.jp/news/chosa_release-3/
今回ピックアップするニュースはこちら!
クラッソーネが解体工事会社の経営実態を調査
解体工事や外構工事の一括見積もりWebサービスを手がける株式会社クラッソーネは1日、新型コロナウイルス感染症の流行が、あらゆるビジネスに影響を与えている現在、解体工事会社における最新状況を調査すべく、経営実態調査を行いました。その結果がとりまとめて公開されており、不動産・建築領域でも業績への深刻な影響が出てきていることがうかがわれるものとなっています。
調査は、2020年4月20日~4月24日の期間、クラッソーネの解体工事一括見積もりマッチングサービス「くらそうね」で提携している解体工事会社193社を対象に、インターネットアンケート方式で実施されました。
・新型コロナの業績への影響
影響が出ている:35.8%
今後影響が出る可能性がある:54.9%
影響はない:6.2%
分からない:3.1%
まず、新型コロナウイルス感染拡大に伴う業績への影響について、現在の実感を尋ねたところ、「影響が出ている」とした企業が35.8%、「今後影響が出る可能性がある」が54.9%にのぼり、合計90.7%が影響を感じていました。
「影響はない」とした企業は、わずか6.2%で、流行や市場停滞が長期化すれば、さらに影響が大きく、深刻なものになる可能性があると考えられます。
・影響の具体的内容
建て替えなどの解体案件数が減った/減りそう:72.5%
資金繰りが苦しくなった/苦しくなりそう:28.0%
工事などの人員が余っている/余りそう:18.7%
コストが増えた/増えそう:16.1%
工事などの人員が足りなくなった/足りなくなりそう:14.5%
店舗などの内装解体案件数が増えた/増えそう:14.5%
影響を受けていない:12.4%
従業員への給与が払えなくなった/払えなくなりそう:7.8%
その他:3.6%
すでに出ている影響や今後出ると予想される影響について、その具体的内容にあたるものを複数回答可で選択してもらうと、「建て替え時や空き家などの解体案件数が減った/減りそう」が圧倒的に多く、72.5%にのぼりました。
次ぐ2位は「資金繰りが苦しくなった/苦しくなりそう」の28.0%で、3位に「工事などの人員が余っている/余りそう」の18.7%が続きます。逆に「人員が足りなくなった/足りなくなりそう」という企業も14.5%にみられますが、慢性的な人手不足傾向にも変化が生じている可能性がみられました。
即座に生じた影響として出ているのは、案件数の減少ですが、今後長期化することにより、資金繰りや人員面での影響が広く表面化してくるとも考えられます。

ハウスメーカーや工務店経由の工事が大幅に減少か
・工事売上の増減見込み1割未満の減少:10.4%
1割~3割程度の減少:37.8%
3割~5割程度の減少:18.1%
5割~7割程度の減少:2.6%
7割~9割程度の減少:3.1%
9割以上の減少:1.0%
変わらない:16.1%
売上増加傾向:0.5%
分からない:10.4%
新型コロナウイルス感染拡大影響による解体工事売上の増減について、どのように見込んでいるか尋ねた結果では、「1割~3割程度の減少」を見込んでいるケースが37.8%と最も多く、次いで「3割~5割程度の減少」見込みの18.1%となりました。
5割を超える売上減少が見込まれている企業は、合計1割未満ですが、中には「9割以上の減少」見込みとなっているケースもあり、売上の減少が見込まれるとした企業は、合計で73.0%にのぼります。
まだ先行きがみえず「分からない」とした企業も1割強あり、逆に「売上増加傾向」とした企業はわずか0.5%と、全体に厳しい状況が浮かび上がりました。影響が長期化すれば、さらに多くの工事会社が売上減少の影響を被る可能性があり、市場全体への影響も注視していく必要があります。
・売上減少の営業ルート
ハウスメーカー、工務店経由:71.9%
個人直接:49.6%
不動産会社経由:47.1%
法人直接:35.5%
ゼネコン、サブコン経由:35.5%
ほか解体工事会社経由:21.5%
一括見積もりサイト経由:18.2%
公共機関直接:13.2%
産業廃棄物処理業者経由:5.8%
売上の減少を見込んでいる工事会社を対象に、どのような営業ルートでの売上が減っているか、また減りそうか尋ねた結果では、「ハウスメーカー、工務店経由の工事」が71.9%と突出した1位になっています。
一部のハウスメーカーや工務店は、緊急事態宣言が発令されている区域内で、事業所や住宅展示場を閉めたり、工事を中断したりしており、事業活動全般を自粛・縮小する対応をとっている傾向にあることが、主な要因とみられました。
2位は「個人から直接受ける工事」の49.6%で、3位が「不動産会社経由の工事」の47.1%、以下「法人から直接受ける工事」と「ゼネコン、サブコン経由の工事」の35.5%、「ほか解体工事会社経由の工事」で21.5%などとなっています。
一般消費者が外出自粛で依頼や検討を中止したり、高額商品として買い控えを行ったりしているほか、法人なども投資計画における見直しの実施や工事の延期を決めるなどしているとみられ、これらが影響を与えていると考えられます。
・実施または実施予定の対策
営業強化:44.4%
コスト削減:29.0%
人員整理:9.5%
廃業:1.2%
M&A、事業承継:0.6%
対策を検討中:62.7%
対策を講じる予定はない:7.7%
その他:4.7%
影響を受けていないとした工事会社以外を対象に、影響への対策として実施している、または実施予定であるものを回答してもらうと、全体の62.7%が「検討中」とし、まだ十分な対応をとれていない状況にあることが分かりました。
具体策では「営業強化」が44.4%で最も多く、2位が「コスト削減」の29.0%、3位に「人員整理」の9.5%となっています。営業強化を行っている企業もあるものの、施主側の自粛事情もあり、根本的な解決策とはなっていない可能性も指摘されています。なお、1.2%と少数ですが「廃業」としたケースもありました。
・実施している新型コロナ対策
従業員の手洗い、うがい、消毒の徹底:80.3%
事務所の換気:67.9%
従業員へのマスク配布やアルコール消毒設置:65.3%
勤務時間中のマスク着用徹底:59.6%
従業員が集まるイベントの禁止:51.8%
事務所設備、備品などの消毒:40.4%
発熱した従業員の自宅待機:37.3%
従業員の体温測定:29.5%
訪問営業の自粛または電話/オンライン化:18.7%
工事の一時停止、延期:8.3%
現地調査の延期または電話/オンライン化:7.3%
工事や営業時間の短縮:5.2%
在宅勤務の開始:3.6%
とくになし:3.6%
その他:1.0%
新型コロナウイルス感染症への対策として、自社内で実施しているものを複数回答可で選んでもらうと、「従業員の手洗い、うがい、消毒の徹底」が8割強で最も多く、2位は「事務所の換気」の67.9%、3位に「従業員へのマスク配布やアルコール消毒の設置」の65.3%が入りました。
以下、「勤務時間中のマスク着用徹底」の59.6%や、「従業員が集まるイベントの禁止」といった項目で過半の回答率となりましたが、営業や現地調査の自粛や電話・オンライン化による手法の変更、工事の停止や営業時間短縮、在宅勤務化などにまで踏み切る企業は少なく、ほとんどが1割未満、最も多い「訪問営業の自粛または電話/オンライン化」でも2割弱にとどまっています。
業務内容の特性上、完全に在宅勤務へ切り替えるといったことは困難と考えられますが、影響が長期化した場合、業界の体制・手法についても再検討を進める必要がありそうです。
・解体工事業界における課題
産廃処理場不足・処理コストの高騰:73.1%(前回比-15.0ポイント)
人材不足:56.0%(前回比-27.2ポイント)
契約済み工事の延期・キャンセル/工事依頼の減少・集客難:46.0%
アスベスト対策:21.8%(前回比-17.8ポイント)
経営者の業務過多・業務効率化:19.7%(前回比-14.0ポイント)
資金繰り:12.4%
災害時対応:8.8%(前回比-4.1ポイント)
事業承継:7.8%(前回比-1.1ポイント)
調達難による工具や備品の不足:4.1%
その他:4.7%(前回比-0.3ポイント)
該当なし:2.6%(前回比+2.6ポイント)
解体工事業者の業界課題は何か尋ねた結果では、2019年10月~11月に行われた前回調査に続き、「産廃処理場不足・処理コストの高騰」がトップとなったものの、回答率は15.0ポイント低下し、73.1%になりました。2位も前回同様「人材不足」になりましたが、こちらはさらに大きく率を下げ、27.2ポイント減の56.0%となっています。
そして3位には、新規項目の「契約済み工事の延期・キャンセル/工事依頼の減少・集客難」が46.0%でランクインしました。新型コロナウイルス感染拡大の影響によって生じた需要減少が、新たな業界課題になっていると分かります。
トップ2の経営課題が社会背景の変化によっても、変わらず重大な根強い問題となって残っていることとともに、今後の社会状況などによっては、新たな課題が浮上し深刻化することも考えられます。12.4%で「資金繰り」の悪化が挙げられるなど、動向が懸念される兆候もみられました。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社クラッソーネ プレスリリース
http://www.crassone.co.jp/news/chosa_release-3/
© crasco

