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【pickupニュース】マンション購入検討者、1年後の価格下落を見込む向きが過去最高に

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スタイルアクトのマンション購入意識調査結果が判明
分譲マンションの購入・売却検討者を主な対象とする不動産サイト「住まいサーフィン」の運営を手がけるスタイルアクト株式会社は18日、48回目となる定例のマンション購入検討者を対象とした意識調査を実施、その結果をとりまとめて公開しました。

調査は、「住まいサーフィン」登録会員25万人のうち、直近3カ月の間で実際に新築マンションの販売センターへと足を運んだ全国のユーザーを対象とし、2020年1月23日~2月4日の期間で、サイトを通じたインターネットアンケート方式で行い、今回は259件の有効回答を得ています。

なお、第1回調査は2008年4月の実施、前回となる第47回は2019年10月18日~10月22日の実施でした。

・買い時感
【全体】
買い時である:3.9%(前回比+0.8ポイント)
やや買い時である:20.8%(前回比+6.6ポイント)
どちらともいえない:36.7%(前回比-5.0ポイント)
あまり買い時ではない:27.0%(前回比-0.2ポイント)
買い時ではない:11.6%(前回比-2.2ポイント)

【東京23区】
買い時である:1.5%
やや買い時である:16.5%
どちらともいえない:37.6%
あまり買い時ではない:31.6%
買い時ではない:12.8%

【その他】
買い時である:6.3%
やや買い時である:25.4%
どちらともいえない:35.7%
あまり買い時ではない:22.2%
買い時ではない:10.3%

2020年1月現在の状況として、マンションが買い時であると思うかどうか尋ねたところ、前回に比べると買い時を感じる人が増え、「買い時である」が微増の3.9%となったほか、「やや買い時である」は6.6ポイントアップし、2019年4月以来の20%台を回復、20.8%となりました。

しかし、主に減少したのは「どちらともいえない」の36.7%で、「あまり買い時ではない」とする人は前回とほぼ同じ、横ばいで推移しています。「買い時ではない」とした人は2.2ポイント減少し、11.6%となりましたが、「あまり買い時ではない」との合計では38.6%と、引き続き4割近い値になっています。

「買い時」と「やや買い時」の合計から、「買い時ではない」と「あまり買い時ではない」の合計を差し引いて算出した「買い時DI」は、-13.9ポイントとなり、前回の-23.6に比べると9.7ポイント改善しました。空前の低金利状態が続いていることなどから、一時に比べると、やや回復傾向にあるようです。

東京23区に限定すると、買い時と感じる人は全体平均よりさらに少なく、買い時DIで-26.3ポイントにまで落ち込みます。価格の高騰が進みすぎている結果とみられ、「あまり買い時ではない」とする人が31.6%にのぼりました。

一方、その他の地域の場合、「買い時である」とみる人が6.3%と比較的多く、「やや買い時」も4分の1強になり、買い時DIは-0.8でした。買い時か、そうでないか、見方は拮抗するようになってきているようです。

6割超が売り時と判断、五輪後の値下がり見込みから都区部ではさらに売却を急ぐ向きも
・1年後価格の予想
【全体】
上がる:27.0%(前回比+0.2ポイント)
横ばい:46.3%(前回比-4.5ポイント)
下がる:26.6%(前回比+4.2ポイント)

【東京23区】
上がる:24.8%
横ばい:45.1%
下がる:30.1%

【その他】
上がる:29.4%
横ばい:47.6%
下がる:23.0%

1年後の価格がどうなっているかを予測してもらうと、「横ばい」とする見方が前回より4.5ポイント減少し、「上がる」はほぼ同値、「下がる」が4.2ポイント増加して26.6%になっていました。15%以上の下落といった、大幅な下落を見込む向きは少数にとどまっているものの、5%程度の下落と予想する人が多く、「下がる」の合計は過去最高となっています。

東京23区では、20%以上の大幅な上昇を見込む向きも一部にあり、その割合は全体平均より多い一方、下落すると考える人が多い傾向はさらに顕著となり、合計で3割を超えて30.1%になりました。東京オリンピック・パラリンピック開催後の地価下落を見込む人が多くなっているようです。

その他地域では、15%以上のまとまった地価上昇を見込む人はごく少ないながら、5%、10%といった上昇になるとの見方は全国平均より強く、「上がる」の合計で約3割、29.4%となりました。「下がる」の合計は23.0%で、上昇予想が下落予想を上回っています。

・売り時感
【全体】
売り時である:25.9%(前回比-2.4ポイント)
やや売り時である:38.2%(前回比+2.0ポイント)
どちらともいえない:28.6%(前回比-1.3ポイント)
あまり売り時ではない:6.6%(前回比+1.7ポイント)
売り時ではない:0.8%(前回比-0.4ポイント)

【東京23区】
売り時である:29.3%
やや売り時である:40.6%
どちらともいえない:25.6%
あまり売り時ではない:3.8%
売り時ではない:0.8%

【その他】
売り時である:22.2%
やや売り時である:35.7%
どちらともいえない:31.7%
あまり売り時ではない:9.5%
売り時ではない:0.8%

2020年1月現在、マンションが売り時であると思うかどうかを尋ねたところ、全体では「売り時」と感じる人が前回よりやや減少し、25.9%となったものの、「やや売り時」とする人は増加し、2者を合計した売り時と思う人は、全体の64.1%にのぼりました。

「あまり売り時ではない」とした人が、2018年4月以来の6%台に上昇し、6.6%となりましたが、「売り時ではない」は4期ぶりに1%未満の0.8%に減少しています。「売り時」と「やや売り時」の合計から、「売り時ではない」、「あまり売り時ではない」の合計を差し引いて求めた「売り時DI」は、前回より2.3ポイント低下したものの、56.8で引き続き高水準となりました。

東京23区では、さらに売り時感が強まっており、売り時DIが65.4に達したほか、「売り時」とした人が約3割、「やや売り時」が約4割にのぼっています。オリンピック前の高値が保たれているうちに売却を検討している人も増えている様相が浮かび上がりました。

これに対し、その他地域では「売り時」、「やや売り時」が全体平均より3ポイント程度低く、「あまり売り時ではない」の回答者が9.5%と、やや多くなっていました。その結果、売り時DIは47.6で、東京23区との差は17.8ポイントも開いています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

スタイルアクト株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/000000178.000007875.html

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