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【pickupニュース】住宅メーカー、信頼性トップは積水ハウス

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マイボイスコムが住宅メーカーのイメージ調査を実施
伊藤忠グループのリサーチ会社であるマイボイスコム株式会社は7日、今回が13回目の実施となる「住宅メーカーのイメージに関するインターネット調査」を行い、その結果をとりまとめて発表しました。

この調査は、マイボイスコムが運営するアンケートサービス「MyVoice」の登録モニターを対象に、インターネットリサーチ方式で、2020年1月1日~1月5日に実施、10,362人から有効回答を得たものとなっています。男女比は男性が5,718人、女性4,644人、年代属性は下記のような内訳でした。

・回答者年代
10代:19人(0%)
20代:323人(3%)
30代:1,102人(11%)
40代:2,549人(25%)
50代以上:6,369人(61%)

・戸建住宅の購入経験
1年以内に購入:0.9%
3年以内に購入:1.5%
5年以内に購入:1.9%
10年以内に購入:4.3%
10年より前に購入:30.2%
購入経験なし:61.2%

まず戸建住宅を購入した経験があるか、新築・建て替えを含んで尋ねると、「1年以内に購入した」人は0.9%、「3年以内」で1.5%、「5年以内」が1.9%となり、5年以内に購入した経験がある人は、合計で4.3%でした。「10年以内」とすると倍になり、1割弱となります。

今回調査では、比較的回答者年代が高かったこともあり、「10年より前に購入した」人が30.2%と多く、戸建住宅の購入経験者は全体で4割弱という結果でした。

・住宅メーカー/ブランドの認知度
積水ハウス:76.2%(前回比+0.7ポイント)
タマホーム:72.1%(前回比+0.2ポイント)
住友林業:69.7%(前回比-0.3ポイント)
ミサワホーム:69.5%(前回比-0.8ポイント)
積水化学工業(セキスイハイム):66.4%(前回比-0.5ポイント)
大和ハウス工業:63.2%(前回比+0.1ポイント)
旭化成ホームズ(ヘーベルハウス):61.1%(前回比+0.9ポイント)
トヨタホーム:54.3%(前回比-2.2ポイント)
三井ホーム:54.0%(前回比+3.3ポイント)
アイフルホーム:50.2%(前回比-1.3ポイント)
パナソニックホームズ:47.7%(前回比-21.8ポイント)
大成建設:47.4%(前回比-0.7ポイント)
一条工務店:43.8%(前回比+3.7ポイント)
三菱地所ホーム:29.9%(前回比-3.6ポイント)
スウェーデンハウス:24.0%(前回比+0.7ポイント)
飯田産業:20.2%(前回比+3.3ポイント)
ヤマダホームズ:18.1%(前回比-8.4ポイント)
東栄住宅:8.4%(前回比+0.7ポイント)
サンヨーホームズ:8.1%(前回比+0.6ポイント)
フジ住宅:7.7%(前回データなし)
日本ハウスホールディングス:5.3%(前回比-0.7ポイント)
アーネストワン:4.1%(前回比-0.8ポイント)
その他:6.0%(前回比-0.8ポイント)
いずれも知らない:9.2%(前回比横ばい)

住宅メーカーやそのブランドについて、知っているかどうか認知度を調査すると、最も「知っている・聞いたことがある」と回答されたのは、「積水ハウス」で76.2%でした。前回より0.7ポイントと微増しています。続く2位は「タマホーム」で72.1%、このトップ2が7割超えの認知度でした。

3位は「住友林業」の69.7%、4位が「ミサワホーム」の69.5%で7割弱の僅差が続きます。以下、過半数に知られる上位10社は、主要メーカーとして安定した認知度の高さを記録していました。

11位の「パナソニックホームズ」が、前回比で21.8ポイントのダウンと大幅に下げていますが、これは前回調査時まで「パナホーム」の名称となり、こちらでは7~8割の高い認知度であったことから、名称変更に伴う影響が大きかったと考えられます。

地域別では、「飯田産業」と「三菱地所ホーム」は関東圏で、「一条工務店」は東北、中部エリアで、「スウェーデンハウス」は北海道、北陸エリアでの認知度が高めでした。また「トヨタホーム」は中部、「フジ住宅」は近畿エリアでの認知比率が高かったことも報告されています。

・信頼性/安心感があると思う住宅メーカー/ブランド
積水ハウス:31.8%(前回比-0.8ポイント)
住友林業:27.6%(前回比横ばい)
積水化学工業(セキスイハイム):22.9%(前回比-1.1ポイント)
旭化成ホームズ(ヘーベルハウス):21.0%(前回比+1.0ポイント)
大和ハウス工業:18.1%(前回比-2.5ポイント)
ミサワホーム:18.0%(前回比-1.8ポイント)
パナソニックホームズ:16.3%(前回比-3.9ポイント)
三井ホーム:15.6%(前回比+0.2ポイント)
トヨタホーム:11.5%(前回比-2.0ポイント)
特にない:5割弱

信頼性・安心感があると思う住宅メーカーやブランドを挙げてもらったところ、トップは「積水ハウス」で31.8%の回答率でした。2位が「住友林業」の27.6%、3位が「積水化学工業(セキスイハイム)」の22.9%です。

先の認知度でも上位となった主要メーカー各社が、こちらでもおよそ上位の顔ぶれになっていますが、よりリーズナブルな住宅を訴求するメーカーで、高い認知度に対し、信頼性・安心感の面では下位に沈む傾向もみられました。

また、全体にやや前回調査より微減傾向で、「特にない」とした人が5割弱にのぼった点も注視されます。

省エネイメージは「パナソニックホームズ」がトップ
・品質/技術が優れていると思う住宅メーカー
積水ハウス:2割強
住友林業:2割強
積水化学工業(セキスイハイム):2割弱
旭化成ホームズ(ヘーベルハウス):2割弱
特にない:50.0%

品質や技術の面で優れたイメージのあるメーカーを問うた結果では、「積水ハウス」と「住友林業」の人気が高く、それぞれ2割強でした。これに続くのが「積水化学工業(セキスイハイム)」と「旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)」です。

信頼性や安心感があると思うメーカーのランキングと上位が同じ結果になり、やはり高い品質や技術のイメージから、消費者における信頼は醸成されているようです。ただし、半数の回答者は「特にない」としており、際立った質や技術力の違いは感じられないという人も少なくありません。

・独自性があると思うメーカー
旭化成ホームズ(ヘーベルハウス):1割強
住友林業:1割強
スウェーデンハウス:約9%
積水ハウス:約9%
特にない:約55%

独自性があると思うメーカーでは、「旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)」と「住友林業」が1割強で挙がり、次いで「スウェーデンハウス」と「積水ハウス」の約9%になりました。

スウェーデンハウスは、全国ネットの輸入住宅メーカーとして独自の地位を築いており、その点が注目されたものとみられ、認知度などはやや低めでしたが、こちらで上位に食い込んでいます。

・革新的/先進的と思うメーカー
旭化成ホームズ(ヘーベルハウス):約7~9%
積水ハウス:約7~9%
積水化学工業(セキスイハイム):約7~9%
パナソニックホームズ:約7~9%
特にない:65.1%

革新的、先進的なイメージがあると思う住宅メーカーはどこかという問いでは、「旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)」や「積水ハウス」、「積水化学工業(セキスイハイム)」といった他の項目でも、多くで上位になったメーカーに加え、「パナソニックホームズ」が挙がりましたが、いずれも約7~9%にとどまり、「特にない」が65.1%となっていました。

・親近感がある住宅メーカー
積水ハウス:10%台
積水化学工業(セキスイハイム):10%台
タマホーム:約8~9%
ミサワホーム:約8~9%
住友林業:約8~9%
特にない:57.3%

親近感がある住宅メーカーについては、「積水ハウス」と「積水化学工業(セキスイハイム)」が1割超でやや人気を誇っています。次いで「タマホーム」、「ミサワホーム」、「住友林業」となりました。

しかし「特にない」が57.3%と過半にのぼり、あまり“親近感”という感情では、受け止められていない様子もうかがわれました。

・省エネ/エコ住宅のイメージがある住宅メーカー
パナソニックホームズ:12.4%(前回比+0.1ポイント)
積水化学工業(セキスイハイム):9.0%(前回比-0.2ポイント)
積水ハウス:8.9%(前回比-0.1ポイント)
旭化成ホームズ(ヘーベルハウス):7.1%(前回比+0.3ポイント)
住友林業:5.0%(前回比+0.3ポイント)
トヨタホーム:4.1%(前回比+0.3ポイント)
ミサワホーム:3.8%(前回比-0.4ポイント)
大和ハウス工業:3.6%(前回比-0.3ポイント)
特にない:64.4%(前回比+0.9ポイント)

省エネ・エコ住宅のイメージがある住宅メーカーやブランドでは、「パナソニックホームズ」が唯一の1割超えとなる12.4%でトップに輝きました。以下「積水化学工業(セキスイハイム)」や「積水ハウス」が約9%と続いていきますが、前回調査から大きな変化はみられず、回答率も全体に低水準です。

「特にない」との回答が64.4%と高く、まだ省エネやエコ住宅のイメージを十分に定着させられているメーカーはないと考えられる結果でした。

・家を建てる際に依頼したい住宅メーカー
積水ハウス:7%
住友林業:7%
旭化成ホームズ(ヘーベルハウス):4~5%
パナソニックホームズ:4~5%
特にない:58.2%

実際に家を建てる際に依頼したいと思う住宅メーカーを問うた結果では、「積水ハウス」と「住友林業」が7%でトップになりました。「旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)」や「パナソニックホームズ」などがこれに続きます。

積水ハウスは、震災に強かった実績面や業界トップの商品力、技術力を評価する向きが強く、住友林業はこだわりの木材を豊富に使う点、アフタサービスを含めた質の高さが支持のポイントになっていました。

一方、現時点では「特にない」とした人も6割弱で多く、流動的である様相もうかがわれました。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

マイボイスコム株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000845.000007815.html

調査結果詳細案内ページ
https://myel.myvoice.jp/

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