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【pickupニュース】単身若年層が今住みたい人気の街、トップは不動の吉祥寺

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FJネクストが「住みたい街ランキング2019」を発表
株式会社FJネクストは7月30日、実家を離れ首都圏で一人暮らしを行っている未婚の20代・30代を対象とする「住みたい街ランキング2019」の調査を実施、その結果をとりまとめて公開しました。昨年に続く調査で、人気の街の傾向を知ることができます。

調査は2019年6月7日~6月16日、インターネット調査会社を通じたサンプリングアンケート方式で行い、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県に在住する一人暮らしの未婚男女20・30代、2,000人から回答を得ました。男女比、年代比はいずれも等分で、500人ずつとなっています。なお、職業の属性分布は下記の通りです。

・回答者職業属性
会社員:1,351人(67.6%)
公務員:62人(3.1%)
自営業・自由業:88人(4.4%)
パート・アルバイト:213人(10.3%)
学生:166人(8.3%)
無職:94人(4.7%)
その他:26人(1.3%)

・今住みたい街ランキング
1位 吉祥寺:116(前年1位/+2ポイント)
2位 新宿:90(前年2位/-7ポイント)
3位 横浜:75(前年4位/-2ポイント)
4位 恵比寿:59(前年3位/-21ポイント)
5位 池袋:52(前年5位/+2ポイント)
5位 渋谷:52(前年8位/+12ポイント)
7位 中目黒:36(前年7位/-9ポイント)
8位 下北沢:32(前年12位/+4ポイント)
9位 中野:30(前年6位/-17ポイント)
9位 品川:30(前年10位/-5ポイント)

今住みたい街はどこか、尋ねた結果では、トップが116ポイントを獲得した「吉祥寺」で、前年に続く不動の1位に輝きました。2位も前年と同じ「新宿」で、獲得ポイントは減少したものの、高い人気を維持しています。

吉祥寺は“おしゃれ”な街として支持する声が多く、買い物や飲食店の充実度、利便性もポイントとなっていました。男女比では特に女性からの支持が厚く、男性49に対し、女性は67となっています。

新宿は交通アクセスの良さ、職住近接の利便性、繁華街の賑わいなどが評価されました。男性では吉祥寺と並ぶ49ポイントを獲得しています。

3位は前年からワンランクアップした「横浜」、4位が入れ替わりでワンランクダウンとなった「恵比寿」でした。恵比寿は21ポイントの支持減で、やや人気がダウンしてきているようです。

横浜の人気はおしゃれさと憧れのイメージ、アクセスの良さとほどよく自然が残る街の機能面の高さがポイントとなっていました。恵比寿も“おしゃれ”で評価されていますが、落ち着いた環境を支持する声もみられています。

5位は前年と同じ「池袋」と、8位から順位を上げた「渋谷」が同率となりました。男女比では池袋がやや女性人気、渋谷が男性人気の街になっています。トップ10における変動の大きさでは、この5位の渋谷とともに、12位からジャンプアップして8位となった「下北沢」が目立ちます。いずれも再開発の進むエリアであり、注目度が高まっている街であることが影響したとも考えられました。

トップ10圏外ではあるものの、前年に27位で並んでいた「赤羽」と「大宮」がそれぞれ12位と18位に順位を上げ、トップ20内に入った点も注目されます。また、「目黒」も21位から12位に順位を上げました。目黒は特に女性人気が高く、男性5に対し、女性で23の票を得ています。

一方、「中野」と「北千住」は順位を下げました。中野は6位から9位に、北千住は8位から15位に、それぞれ低下しています。

家族で住む人気トップ5は不変!単身者の利便性では新宿が圧勝
・家族ができたら住みたい街ランキング
1位 吉祥寺:94(前年1位/-6ポイント)
2位 横浜:74(前年2位/-20ポイント)
3位 二子玉川:56(前年3位/-11ポイント)
4位 武蔵小杉:55(前年4位/+5ポイント)
5位 新宿:31(前年5位/-8ポイント)
6位 大宮:29(前年28位)
7位 品川:28(前年14位/+8ポイント)
8位 自由が丘:26(前年7位/-8ポイント)
9位 三鷹:25(前年6位/-10ポイント)
10位 練馬:24(前年10位/-2ポイント)

次に、家族ができたら住みたい街はどこか尋ねたところ、1位~5位は前年と全く同じ顔ぶれになりました。いずれの街も安定して高い人気があることが分かります。ただし獲得ポイントとしては減少した街も多く、人気が分散化する傾向もみられました。

不動のトップ5に迫る6位には、前年28位だった「大宮」が大きくアップしてランクインしています。今住みたい街でも人気上昇がみられた大宮は、家賃相場もまだ安くリーズナブルな一方で、アクセスの良さなど生活全般における利便性、快適性が上がってきていることから、注目エリアとなっているようです。

7位も14位から順位を上げた「品川」で、新規のトップ10入りです。交通アクセスの良さや学校・大きな公園がある環境などが評価のポイントとなりました。

一方で「中野」は前年の8位から17位に、「北千住」は9位から24位にと、それぞれ大幅なランクダウンになっています。先述の今住みたい街ランキングでも、この2エリアはダウンとなっており、注目・人気が一段落した状況にあるのかもしれません。

・単身者が住みやすい街ランキング
1位 新宿:104(前年1位/-9ポイント)
2位 中野:77(前年2位/-3ポイント)
3位 池袋:67(前年4位/-1ポイント)
4位 横浜:58(前年5位/+1ポイント)
4位 吉祥寺:58(前年3位/-15ポイント)
6位 赤羽:39(前年8位/+1ポイント)
6位 北千住:39(前年6位/-6ポイント)
8位 渋谷:37(前年7位/-2ポイント)
9位 品川:33(前年9位/-3ポイント)
10位 大宮:32(前年20位/+14ポイント)

独身単身生活者が選ぶ、単身者が住みやすい街としては、1位が2年連続で「新宿」、2位も2年連続の「中野」となりました。前年に3位だった「吉祥寺」が獲得ポイントを15ポイントと大幅に減らし、同率4位にダウンしたものの、トップ5の顔ぶれとしては同じ街になっており、比較的安定した人気がうかがわれました。

6位以下においても、8位から6位に「赤羽」が上昇しましたが、9位までに大きな変動はありません。大躍進としてランキング中最も目立ったのは10位の「大宮」です。前年の20位から獲得ポイントを14ポイント増やして一気にトップ10入りを果たし、注目度を大いにアップさせていることが分かりました。

今住みたい街や家族で住みたい街のランキングに比べ、職住近接の観点など交通利便性、生活利便性とともに、家賃や物価の安さが重視される傾向にあり、24時間営業の店舗や単身者でも入りやすい飲食店の充実度といった点も評価のポイントになっていました。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


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