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マイボイスコム株式会社は5日、同社としての実施が16回目となる「マンションブランドに関するアンケート調査」を行い、その結果をとりまとめて発表しました。全国の「MyVoice」アンケートモニターを対象に、2019年5月1日～5月5日の期間で実施し、10,312の有効回答を得ています。

前回となる第15回の調査は、1年前にあたる2018年5月の実施でした。今回の回答者男女比は男性が54％、女性が46％、年齢属性は下記のようになっています。

・回答者年代
10代：0％
20代：3％
30代：11％
40代：25％
50代：30％
60・70代：31％

・分譲マンション購入時期
4年以上前に購入：18.5％（前回比＋0.2ポイント）
3年以内に購入：1.7％（前回比－0.3ポイント）
3年以内購入したい：1.8％（前回比＋0.2ポイント）
4年以上先に購入したい：5.5％（前回比－0.2ポイント）
関心がなく購入もしない：63.0％（前回比－0.9ポイント）
分からない（その他）：9.4％（前回比＋0.5ポイント）

分譲マンション購入について、該当する状況を選択してもらうと、「4年以上前に購入した」人が18.5％で、前回より0.2ポイントと微増しました。一方「3年以内に購入した」人は1.7％で、0.3ポイントの微減となっています。

購入を希望する人の割合も小幅な変動で、「3年以内」と近々購入したい考えの人が1.8％、4年以上先の将来に購入したい人が5.5％でした。分譲マンションの購入経験、または購入意向がある人は27.5％と3割弱で、地域別では関東や近畿における比率が高い傾向にあったことが報告されています。

・マンション購入時の重視点
最寄駅からの距離：68.4％（前回比＋1.2ポイント）
生活環境の利便性（買い物、教育など）：61.9％（前回比－1.1ポイント）
日当たり・採光：59.8％（前回比－0.3ポイント）
間取り：55.5％（前回比－0.3ポイント）
周辺環境（静かさ、自然の多さなど）：45.1％（前回比＋0.2ポイント）
住居の向き：44.9％（前回比－1.4ポイント）
地域の治安：43.4％（前回比＋1.0ポイント）
通勤・通学利便性：43.2％（前回比＋0.2ポイント）
耐震性：42.4％（前回比＋2.7ポイント）
居住スペースの広さ：36.7％（前回比－1.9ポイント）
収納スペース：35.5％（前回比－1.2ポイント）
防音性：30.9％（前回比＋2.0ポイント）
コストパフォーマンス：29.1％（前回比－0.4ポイント）
駐車場：29.1％（前回比＋1.2ポイント）
防犯対策：26.5％（前回比＋0.3ポイント）
眺望：26.1％（前回比－0.1ポイント）
資産価値：22.4％（前回比－0.1ポイント）

マンションの購入経験や購入意向がある人を対象に、購入する際の重視ポイントを尋ねると、トップは「最寄駅からの距離」の68.4％、次ぐ2位が買い物や教育環境など「生活環境の利便性」で61.9％、3位に「日当たり・採光」が59.8％で入る結果となりました。「間取り」もポイントとする人が多く、55.5％にのぼります。

重視されるポイントに前回からの大きな変化はみられませんが、「耐震性」や「防音性」を求める向きはやや強まっている傾向がうかがわれました。男女別では、女性が男性を上回る値となった項目が多く、とくに「日当たり・採光」や南向き、北向きといった「住居の向き」、「治安」、「間取り」、「収納スペース」では差が大きく開いたとされています。

・マンションブランドの認知度
1位：ライオンズマンション
2位：プラウド
3位：ザ・パークハウス

マンションブランドの認知状況では、「ライオンズマンション」が5割強でトップ、以下「プラウド」、「ザ・パークハウス」が3～4割で続き、トップ3を形成していました。

回答には地域差も大きく、中国・四国地方では「サーパス」が4～5割でトップでした。北海道地方では「ライオンズマンション」に次ぎ、「クリオ」が2位となっています。近畿地方では、「エスリード」や「ジオ」、「プレサンス」、「ローレル」も高い比率を記録しました。

・住んでみたいマンションブランド
プラウド：7.9％
ザ・パークハウス：4～5％
ライオンズマンション：4～5％
グランドメゾン：約3％

住んでみたいマンションブランドでは、「プラウド」の人気が高く7.9％でトップでした。これに続くのが「ザ・パークハウス」と「ライオンズマンション」で、「グランドメゾン」が4位の約3％です。

北海道地方では「ライオンズマンション」がトップ人気で、関東地方は上記の全体とほぼ同傾向、近畿地方は「プラウド」と「ジオ」が2強でした。中国地方では「ザ・パークハウス」と「サーパス」に、四国地方では「アルファ」と「サーパス」に人気が集まっています。

・戸建て／マンション居住意向
戸建てに住みたい：52.8％
マンションに住みたい：21.3％

戸建てかマンションか、全員に希望を問うと、戸建て派が52.8％で過半にのぼり、マンション派は21.3％でした。男女別では男性に戸建て派が多い傾向があり、地域別では北陸、中部、中国、四国に戸建て志向が強くみられています。

・戸建て派の理由
1位：庭を造れる
2位：駐車場代が不要
3位：管理組合などのわずらわしさがない

・マンション派の理由
セキュリティの充実：47.3％
設備のメンテナンス・清掃などの負担が少ない：46.7％
気密性、断熱性が高い：40.5％
床暖房や浴室乾燥機、宅配ボックスなどの設備が充実：39.2％
耐震性が高い：35.0％
近所付き合いのわずらわしさが少ない：31.8％
眺望がよい：25.2％
日当たり・採光がよい：23.5％
プライバシーを守りやすい：19.1％
共用スペース・施設が利用できる：19.0％
耐久年数が長い：17.6％
バリアフリー対応が多い：16.0％
資産価値が見込める：11.2％

戸建てがよい理由としては、「庭を造れる」ことや「駐車場代がかからない」こと、「管理組合などのわずらわしさがない」ことがそれぞれ4割程度を占め、上位になっていました。

一方、マンション派の理由では「セキュリティが充実」しているからが47.3％でトップとなり、「設備のメンテナンスや清掃などの負担が少ない」が僅差の2位で46.7％になっています。以下、「機密性、断熱性が高い」こと、「床暖房や浴室乾燥機、宅配ボックスなどの設備が充実している」こと、「耐震性が高い」ことなどが続きました。

戸建てに比べ、近所付き合いのわずらわしさがないことやプライバシーが守りやすいこと、またバリアフリー対応のものが多いことなども支持ポイントになっています。

ピックアップニュースは以上になります。
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（画像はプレスリリースより）


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マイボイスコム株式会社によるプレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000741.000007815.html

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