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【pickupニュース】「安心R住宅」、運用開始1年で1,266件が流通

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国土交通省が「安心R住宅」の実施状況を発表
国土交通省は5月31日、中古住宅にありがちなイメージを払拭し、その健全な流通を促進させることを目的として、2018年4月1日に運用を開始させた「安心R住宅」制度について、その実施状況に関する調査データをまとめ、公開を開始しました。

「安心R住宅」は、消費者が既存住宅(中古住宅)の購入を検討するにあたり、障壁となりやすい、品質への“不安”、古くて“汚い”、詳細な不具合情報などが“分からない”といった点に対応し、住みたい、買いたい物件を気持ちよく選択できるよう、耐震性など安心に関する一定以上の品質保証とインスペクションの実施、情報開示がなされた既存住宅を認定するものです。

国土交通省の特定既存住宅情報事業者団体登録制度に基づき、登録を希望して認められた事業者団体が、「安心R住宅」であることを示す専用ロゴマークを広告時などに使用して、流通させています。現在、国土交通大臣の登録を受けた事業者団体は9団体で、今回の調査はこの9団体に対して行われました。

・「安心R住宅」制度実施状況
リフォーム済み:1,139件
リフォーム提案:127件
合計:1,266件

2018年4月~2019年3月の「安心R住宅」調査報告書提出件数をリフォーム状況別でみると、リフォーム済みのケースが1,139件、リフォーム提案のケースで127件となり、合計1,266件の流通があったことが判明しました。

2018年4月~2018年9月にあたる前半期では、リフォーム済みが407件、リフォーム提案が75件の合計482件であったため、10月以降の後半期はとくにリフォーム済み物件での適用ケースが増加、前半期を上回るペースで流通数が伸びたと分かります。

リフォーム済み・共同住宅等での制度利用が多数
・住宅種別による内訳
【リフォーム済み】
一戸建て住宅:349件
共同住宅等:790件

【リフォーム提案】
一戸建て住宅:118件
共同住宅等:9件

「安心R住宅」として流通させた既存住宅について、さらにその内訳を住宅の種別とかけ合わせて分析すると、リフォーム済みでは「一戸建て住宅」が349件、「共同住宅等」が790件となっていました。一方、リフォーム提案のケースでは「一戸建て住宅」が圧倒的に多く、118件にのぼり、「共同住宅等」は9件にとどまっています。

全体では「一戸建て住宅」が467件、「共同住宅等」が799件となり、「共同住宅等」が「一戸建て住宅」の約1.7倍の流通量になっていました。現時点では、リフォーム済みの共同住宅等で「安心R住宅」として流通する物件が多くなっていることが分かります。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

国土交通省 報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/house04_hh_000868.html

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