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【pickupニュース】不安でも腰は重い?自宅の防犯対策、実行は約3割

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東京ガスが住まいの防犯に関する意識調査を実施
東京ガス株式会社都市生活研究所は7日、独自の調査レポートとして『あたりまえの毎日を続けるために~自宅の防犯に関する意識と実態』をまとめ、提供を開始しました。同研究所のホームページから入手することができます。

このレポートは、「TULIPWEB調査」のインターネット調査方式により、2019年1月に1都3県在住の20歳以上男女を対象として実施した防犯への意識調査結果をとりまとめたものです。調査の有効回答者数は、合計で1,200人でした。

・自宅の防犯対策実施
あてはまる:8.3%
ややあてはまる:22.4%
どちらともいえない:31.1%
あまりあてはまらない:24.0%
あてはまらない:14.3%

まず、全員に自宅の防犯対策を行っているかどうか尋ねたところ、“対策を行っている”に「あてはまる」と回答した人はわずか8.3%で、「ややあてはまる」も22.4%でした。この2つを合計しても30.7%となることから、自宅で何らかの防犯対策を実行しているのは、約3割にとどまるとみられます。

「どちらともいえない」が最多の31.1%を占めるものの、「あまりあてはまらない」、「あてはまらない」は合計で4割近くにのぼっているなど、あまり積極的に対策がとられていないことが明らかになりました。

・外出時に不安になること
【玄関の鍵のかけ忘れ】
よくある:5.0%
たまにある:30.3%
あまりない:35.8%
まったくない:29.2%

【冷房・暖房器具の消し忘れ】
よくある:3.7%
たまにある:27.8%
あまりない:38.2%
まったくない:31.1%

【窓の閉め忘れ】
よくある:3.3%
たまにある:26.2%
あまりない:38.8%
まったくない:31.8%

【コンロの火の消し忘れ】
よくある:3.0%
たまにある:18.5%
あまりない:37.6%
まったくない:40.3%

では、外出時などに自宅の様子が不安になることはないかというと、そうとはいえない人も多く、「玄関の鍵のかけ忘れ」が不安になることが「よくある」は5.0%、「たまにある」が30.3%で、合計35.3%の人が不安になると意識していました。

「冷房・暖房器具の消し忘れ」や「窓の閉め忘れ」、「コンロの火の消し忘れ」といった、犯罪や火災リスクの懸念される状態についても、2~3割の人が、不安になることがあるとしています。それぞれの項目について不安は「まったくない」とした人は「コンロの火の消し忘れ」で40.3%となったのが最多、それ以外は3割前後という結果でした。

・自宅の防犯対策実施(不安になることがある人ベース)
あてはまる:9.3%
ややあてはまる:25.4%
どちらともいえない:29.9%
あまりあてはまらない:26.2%
あてはまらない:9.3%

そこであらためて、自宅の様子が不安になることがある人に限定し、防犯対策を行っているかどうか、先と同じように分析すると、対策を行っているに「あてはまる」人は9.3%で、1.0ポイント増加、「ややあてはまる」も25.4%で3.0ポイント高い結果になりましたが、やはり大幅に増えることはなく、3.5割程度でした。

「あまりあてはまらない」や「あてはまらない」と回答した人の合計数の方がむしろ多く、不安を感じていても、あまり防犯対策がとられていないことがうかがわれます。

女性でやや不安に感じる人が多い傾向、サービスに魅力を感じる人も多数
・外出時に自宅の様子が不安になる
【男性】
あてはまる:3.8%
ややあてはまる:23.8%
どちらともいえない:21.0%
あまりあてはまらない:31.7%
あてはまらない:19.7%

【女性】
あてはまる:5.0%
ややあてはまる:32.2%
どちらともいえない:19.0%
あまりあてはまらない:28.2%
あてはまらない:15.7%

外出時に、自宅の様子が不安になることがあるかどうかを、男女別で比較分析すると、「あてはまる」、「ややあてはまる」のいずれも女性の方が多く、両者を合計した値では、男性が27.6%であるのに対し、女性では37.2%と、およそ10ポイントの差がみられました。

・防犯関連サービスに感じる魅力度(男性・女性)
ガスの消し忘れを確認、スマホや電話で止められる:48.2%・61.2%
玄関や窓の開閉を検知、スマホに通知:47.8%・53.0%
鍵の閉め忘れをスマホに通知:44.7%・52.5%
ガスの長時間使用を電話で通知:43.0%・48.7%
子どもや高齢家族の帰宅をスマホに通知:39.2%・47.8%

住まいの安心や防犯に関連するサービスについて、どの程度魅力と感じるか、具体例ごとに尋ねた結果では、「魅力的である」と「やや魅力的である」の回答を合計した値で、「ガスの消し忘れを確認してスマホや電話で止められるサービス」に男性の48.2%、女性の61.2%が該当、一定の魅力があるとしていました。

「玄関や窓の開閉を検知し、スマホに通知するサービス」も人気で、男性の47.8%、女性の53.0%が魅力を感じていました。いずれの項目でも女性が男性を上回り、より不安を感じる分、サービスも魅力的と感じる傾向になっています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

東京ガス株式会社都市生活研究所によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/000000271.000021766.html

東京ガス株式会社都市生活研究所 レポート提供ページ
https://www.toshiken.com/report/life48.html

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