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【pickupニュース】まさに“住めば都”の時代?住みたい街トップは現居住地

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大東建託が首都圏版「街の住みここちランキング」を発表
大東建託株式会社は20日、首都圏居住者を対象とした「いい部屋ネット 街の住みここちランキング 2019 首都圏版」の調査結果をとりまとめ、公開を開始しました。憧れの街ではなく、実際に居住している人の居住満足度に着目した過去にない規模の本格調査として実施しており、リアルな生活者のための“街選び”資料になったとしています。

今回の調査では、株式会社マクロミルの登録モニタに対し、インターネット経由で調査票を配布、回収するかたちで、2018年10月22日~10月23日に予備調査、2018年12月11日~12月19日に本調査が行われました。回答対象者となったのは、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の145自治体に居住する20歳以上の男女61,319人で、各自治体の人口比を基本に割り付けられており、男女比は男性が53.4%、女性が46.6%、婚姻状況は未婚者が36.1%、既婚者が63.9%でした。

なお「住みここち」については、各評価項目につき「大変満足」2点、「満足」1点、「どちらでもない」0点、「不満」-1点、「大変不満」-2点として選択してもらった結果を集計、「住みたい街(駅)」は、フリーワードによる入力で調査しています。

・街の住みここちランキング総合
1位 広尾(東京メトロ日比谷線):1.23点
2位 市ヶ谷(JR中央本線):1.21点
3位 北山田(横浜市営地下鉄グリーンライン):1.20点
4位 南阿佐ヶ谷(東京メトロ丸ノ内線):1.20点
5位 柏の葉キャンパス(つくばエクスプレス):1.20点
6位 恵比寿(JR山手線):1.18点
7位 江田(東急田園都市線):1.17点
8位 築地A(東京メトロ日比谷線):1.15点
9位 都立大学(東急東横線):1.13点
10位 後楽園G(都営三田線):1.13点
11位 代々木公園G(東京メトロ千代田線):1.12点
12位 大岡山(東急目黒線):1.12点
13位 麻布十番G(東京メトロ南北線):1.12点
14位 自由が丘(東急東横線):1.11点
15位 飯田橋(JR中央本線):1.10点

「街の住みここち」を総合ランキング化した結果では、1位が東京メトロ日比谷線、東京都港区にある「広尾」となりました。家賃や物価はやや高めであるものの、交通利便性や生活利便性、街としての優れたイメージ、治安のよさ、親しみやすさといった点でとくに居住者から高い評価を受け、バランスよく得点を伸ばし、1.23点という高得点になっています。

続く2位はJR中央本線や東京メトロ有楽町線・南北線、都営新宿線が利用可能な千代田区の「市ヶ谷」でした。こちらも1.21ポイントと高得点です。駅前はこぢんまりとした印象ながら、周辺には商業施設・飲食店も充実しており、閑静な住環境があるエリアです。イメージのほか、交通利便性と静けさ、治安面の評価が高く、公共施設の利用のしやすさも満足度の高いポイントになっていました。

3位は横浜市営地下鉄グリーンライン、神奈川県横浜市都筑区の「北山田」です。あまり知名度の高いエリアではないものの、駅近に戸建住宅・マンションが広がり、駅周辺を中心とした整備・開発が理想的に成功している郊外住宅地の代表格となっており、1.20ポイントを獲得しました。ファミリー層からの高評価も特徴的です。

上位地域としては、20位まで拡張しても東京都の割合が高く、神奈川県からは2駅、千葉県から1駅のランクインにとどまりましたが、全般に評点は高めで、15位までは1.10点以上を獲得、1点の「満足」以上には、東京都の上位30位以上に入る全駅、神奈川県で上位8駅、千葉県で上位4駅が該当していました。0点未満で「不満」傾向の強い駅はごく少なく、居住満足度は高いことが分かります。

穴場代表格は「南阿佐ヶ谷」?
・住みたい街ランキング総合
1位 今住んでいる街:31.60%
2位 特にない:11.16%
3位 吉祥寺:3.54%
4位 横浜:2.21%
5位 恵比寿:1.44%
6位 鎌倉:1.10%
7位 新宿A:1.02%
8位 二子玉川:1.00%
9位 自由が丘:1.00%
10位 北千住:0.88%
11位 中野:0.85%
12位 品川:0.85%
13位 武蔵小杉:0.85%
14位 赤羽:0.78%
15位 池袋:0.77%

フリーワードで尋ねた「住みたい街(駅)」の総合ランキング結果では、「今住んでいる街」が圧倒的に多い31.60%で、現在の居住地に満足し、現状を肯定的にとらえている人が多いことが分かりました。2位も「特にない」の11.16%で、現居住地に大きな不満がないことがうかがわれます。

3位は「吉祥寺」の3.54%、4位が「横浜」の2.21%、5位に「恵比寿」の1.44%で、各種人気の街ランキングなどで常連のエリアが続きました。年齢が上がるほど、さらに「今住んでいる街」と「特にない」の得票率が増加していましたが、60歳以上では吉祥寺、横浜に続き「鎌倉」が1.37%と、他の世代に比べて高めの人気になっています。

「住みたい街」では、今住んでいる街と特にないを除いたトップで3位に輝いた「吉祥寺」ですが、居住者の「住みここち」ランキングでは、総合70位の評点0.95点でした。飲食店や商業施設の充実度、街のおしゃれさなどは高得点ですが、親しみやすさや静けさ、治安、家賃・物価などの項目はやや低めの評価になっています。

吉祥寺に続く人気の「横浜」も、居住者の「住みここち」では40位で、1.01点と際立った高得点ではありません。大規模商業施設や人気スポットへの近さ、賑わいなどが高得点な一方、静かな環境や津波・地震など地盤関連の安全・安心面などの点がやや伸び悩みました。

逆に「住みたい街」ではランク外となった「南阿佐ヶ谷」は、先の居住者による「住みここち」ランキングで総合4位の1.20ポイントを獲得しています。親しみやすい街の雰囲気に加え、乗り換えなしで新宿まで約15分といった交通利便性、静けさや治安のよさ、生活利便性、行政サービスと、いずれも良好なパフォーマンスでバランスのよい高評価になっており、穴場として魅力ある街の代表格といえそうです。

「住みここち」と「住みたい街」人気の両方で上位にランクインしたのは「恵比寿」でした。それぞれ6位、5位の評価です。代官山や広尾も徒歩圏内に収める恵比寿は、イメージ・生活利便性とも高く、駅から少し離れれば閑静な住宅街が広がるなど、憧れの街であり、住んでも納得の人気エリアであることがあらためて確認されました。

ピックアップニュースは以上になります。
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今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)
出所:「いい部屋ネット街の住みここちランキング2019(首都圏版)」


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大東建託株式会社 ホームページ
http://www.kentaku.co.jp/

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