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【pickupニュース】18年Q2のリフォーム市場規模、1.7兆円で回復基調に

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矢野経済研究所が四半期ごとのリフォーム市場調査結果を発表
株式会社矢野経済研究所は6日、四半期ごとの短期的なトレンドを明らかにすることを目的として実施している、住宅リフォーム市場の調査結果をとりまとめ、速報値として発表しました。

調査期間は2018年4月~6月で、各種統計データや住宅リフォーム事業者への調査をもとに、矢野経済研究所の専門研究員がデータを分析、市場規模の算出などを行ったものとなっています。なおこの調査でいう住宅リフォーム市場は、「10平米超の増改築工事」、「10平米以下の増改築工事」、「設備修繕・維持関連」、「家具・インテリアなど」の4分野で構成されます。

・住宅リフォーム市場の概況
2018年第2四半期市場規模:1兆6,578億円(前年同期比+0.2%)
2018年上半期市場規模:2兆8,594億円(前年同期比-2.8%)

2018年第2四半期(4~6月)の住宅リフォーム市場規模は、1兆6,578億円と推計され、前年同期に比べ0.2%の増加になりました。前年同期比でプラスを記録するのは、2四半期ぶりのこととなり、昨年末から続く需要の低迷状態に、やや変化をもたらす明るい兆しが見え始めています。

近年は第1四半期が年間の中でもっとも低調となり、第2四半期に持ち直す傾向が続いていますが、今年はとくに第1四半期が不調であったことから、前期比の伸びは4,500億円ほどとかなり大きくなりました。

2018年上半期でみた市場規模は、これで2兆8,594億円となり、こちらは前年同期比で2.8%の減少になっています。第1四半期の低調さが響いた結果ですが、およそ近年の平均的市況推移となりました。

いよいよ消費税増税を受けた動きに
・年間および今後の展望
2018年市場規模:6.2~6.5兆円
秋口以降に消費税増税を意識した駆け込み需要の活発化を予測

2018年全体の住宅リフォーム市場規模としては、6.2兆円~6.5兆円規模が見込まれました。もっとも悲観的予測の6.2兆円の場合、前年よりやや減少、前々年と同水準の規模になります。楽観的予測の6.5兆円規模ならば、年間市場規模は2年連続の回復基調で、2015年水準に近づくものとなるでしょう。

鍵となる下半期(7~12月)では、これからの秋口以降で、2019年の消費税増税を前にしたリフォーム需要の駆け込み増、大規模リフォームの増加などが見込まれます。よって市場の回復基調にはずみがつき、通年では前年比増になる可能性が高いと報告されました。

ピックアップニュースは以上になります。
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今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社矢野経済研究所 プレスリリース
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/1981

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