クラスコの資産運用

セミナー

来場者400人超!オーナーセミナーを開催

 

 

2015年12月23日(水・祝)、ホテル日航金沢において、『株式会社クラスコ オーナーセミナー』が開催されました。

弊社代表取締役社長の小村典弘と、常務取締役の清水秀晴が講師を務め、約400名のオーナー様にクラスコでの様々な取り組みをお伝えいたしました。

第一部、小村のセミナーでは、まず日本の賃貸市場の現状について、人口が減少しているにもかかわらず絶えず新築マンションが建築され続け、今後も空室問題の悪化が予想されることを取り上げました。そのうえでクラスコでは、厳しい時代にもお客様に選ばれる会社づくりを行っており、社名変更とブランディングにより現在も売上を伸ばしていることをお話いたしました。
また、お部屋探しの方はほとんどがインターネットで物件を調べてからお店に足を運ぶことから、絞り込み検索にも勝てるような「インターネット使い放題」、「防犯カメラ」などの人気設備のご紹介をさせていただきました。
クラスコでも、Web上でのプロモーションや新しい仕組みに注力しており、遠方からお部屋を探す方向けにアプリを使った「オンライン内見」をいち早く導入しています。セミナーでは、この仕組を実演でご紹介し、実際にスタッフが物件にスタンバイし、会場と中継を結びました。プロモーションには募集企画という手法もあります。初月家賃を無料にする「セール賃貸」、初期費用を0円にする「ゼロ賃」や、12月〜3月の契約で4月1日までの家賃を無料にする「早割賃貸」、入居者に自由に改装してもらうことを許可する「DIY賃貸」など、空室に手を加えることなく、キャンペーン物件として売り込むという方法で実際に満室になった物件もご紹介いたしました。
物件そのものの価値を上げることも収益UPには効果的です。クラスコで運営するリノベーションブランド「Renotta」の実績として、東京・青山周辺にある築50年のマンションで部屋本来の魅力を最大限にアップ、家賃を約2倍とした事例や、10万円からできるワンポイントリノベーション「Renotta Colors」による空室改善を取り上げ、物件にコンセプトを与えることの重要性を説明しました。

第二部では清水より、はじめに第一部とは違う視点で不動産市況をご紹介しました。
超低金利と大幅な金融緩和により、株式市場と不動産市場に資金が流入しているため市場が下支えされていること、相続税対策の不動産購入が増加していることから、株式市場の時価総額もバブル期並に上昇していることをご説明いたしました。市場では、銀行の貸控えもあり、今後は金利の上昇も予想されているほか、建築費の高騰から新築物件よりも中古物件へのニーズが高まっています。金沢では北陸新幹線開通により中古マンションの価格が1.4倍になり、テナントの成約賃料も近年上昇しています。
このような背景のなか、クラスコではオーナーの資産の運用パートナーとして、不動産だけでなく資産全体の運用のお手伝いが可能なことをご紹介しました。
建物のコンディション維持という観点では、巡回メンバーでの定期清掃や、プロによる建物診断、デザイン性の高い外壁改修のご提案をさせていただきます。
節税対策では、経費をいかに増やすかを、原状回復工事には経費計上できるの項目とできない項目があり、ここに着目して、よりよい修繕方法をご提案いたします。
また、28年度の税制改正について、法人税が下がってくること、減価償却について、定率法が使えなくなること、空き家にかかる譲渡所得の特別控除が設けられるという3つのポイントをご紹介し、法人化による税額の変化についてご説明いたしました。
このほか、物件にかけている保険を見直すことで保険料が大幅に安くなった事例や、相続対策のための生命保険の活用方法など、時代に合わせたさまざまな新しいアイデアを共有しました。


お忙しい中ご参加いただきました皆様には心より感謝申し上げます。
今後も、賃貸経営に役立つセミナーを順次開催してまいります。ぜひお気軽にご参加ください。

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