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【pickupニュース】国内TDB景気DI、2か月振りの改善

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帝国データバンク「TDB景気動向調査」を発表
帝国データバンクは9月5日、「TDB景気動向調査(全国)-2022年8月調査-」を発表しました。

国内企業を対象に景気判断に関する調査を実施したものです。今回は、調査対象2万6,277社のうち、1万1,935社から回答がありました。なお景気DIは50が境界値となっており、それより上であれば「良い」、下であれば「悪い」を意味しています。

景気DIは前月比0.1ポイント上昇の41.4
8月における全国の景気DI動向は、以下の通りとなりました。

2022年8月:41.4(前月比+0.1ポイント)
1か月後見通し:41.4
3か月後見通し:44.4
6か月後見通し:42.0
1年後見通し:43.7

国内景気は、季節需要が順調に推移しているほか、デジタル関連の需要拡大などが要因で、小幅ながら2か月ぶりに上向きへと転じました。今後は下方圧力を内在しつつも、通常の状態に戻ろうとする動きによっても、だいたい横ばいで推移すると予測されます。

不動産の景気DIも2か月振りに改善
建設・不動産業界の景気DIは、以下の通りです。

建設:43.3(前月比+0.2ポイント)
不動産:44.8(同+0.1ポイント)

不動産業は2か月振りに改善へと転じました。不動産企業から寄せられた、「現在の状況」に関する意見は次の通りです。

【良い】
・都内の不動産価格が高騰し、郊外の安い物件の人気が続いている(不動産代理・仲介)
・新型コロナウイルスの感染者数は増加傾向ながらも、行動制限がないため景気は改善している(不動産管理)
【悪い】
・インボイス方式の導入に向けて自主廃業する業者が多い(貸家)

「今後の見通し」については、次のような声が寄せらました。

【良い】
・低金利政策が続けば好調は続く(土地売買)
・新型コロナウイルスとの共存で人流が回復する(貸事務所)
【悪い】
・住宅ローン金利の上昇圧力がかかれば、買い控えになる。その時期は1年後と予想する(不動産代理・仲介)
・材料などの流通が悪く、売り上げに影響する(不動産管理)

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像は「TDB景気動向調査(全国)-2022年8月調査-」より)


▼外部リンク

TDB景気動向調査(全国)-2022年8月調査-|株式会社帝国データバンク
https://www.tdb.co.jp/

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