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【pickupニュース】コロナ禍で移住を考えた働く主婦は約3人に1人!

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「しゅふJOB総研」がコロナ禍と移住に関する意識調査を実施
株式会社ビースタイルホールディングス(ビースタイルグループ)が展開する、主婦に特化した人材サービス「しゅふJOB」の調査・研究機関である「しゅふJOB総研」は15日、「コロナ禍と移住」に関するアンケート調査を実施し、その結果をとりまとめて公開しました。

この調査は、「しゅふJOBパート」に登録する働く主婦を対象に、2021年1月13日~1月20日の期間、無記名式のインターネット・アンケート方式で行われ、803人から有効回答を得たものです。

・コロナ禍を機に移住を考えたことがあるか
考えたことがあり実行するつもり:5.6%
考えたことはあるが実行予定はない:27.9%
考えたことはない:66.5%

まず、今回のコロナ禍を機に移住を考えたことがあるかどうか尋ねたところ、「考えたことがある」人は33.5%と、約3人に1人でした。「考えたことがあり実行するつもり」という人は5.6%と少数にとどまったものの、「考えたことはあるが実行予定はない」という人が27.9%にみられています。

移住を考え「実行するつもり」の人からは、「親や子どもらと離れて暮らしており、なかなか会えずにいたので転居して転職する」、「マンションでは子どもの声や音などで近隣に迷惑をかけてしまうため郊外に戸建を購入して子どもにも周囲にもストレスとならない環境にしたいと思った」などの声が寄せられました。

中には「友人知人が政府の対策がしっかりしている国に移住、自分たちも海外移住を考え出している」といった声もあります。

一方、考えたことはあるものの「実行予定はない」という人では、「テレワークが定着するとは限らないため移住は難しい」、「環境の良いところで住めれば最適だが、やはり仕事は首都圏が多い」、「息子が高校受験のため実行できずにいる」などの声がありました。

仕事や家族・家庭の事情、生活利便性などの面で、簡単には移住を実現できないケースも多いようです。

「考えたことはない」とした人は66.5%で、結局「どこにいてもコロナの感染からは逃れられない」といった見方も多かったほか、かえってコロナ禍で「普段より周囲の人との信頼関係を築くのが困難だろうから」、「移住したくても関東からの移住は嫌がられそう」といった今がタイミングでないと判断する意見もありました。

家族への負担を心配する向きや、「仕事も持ち家もあるので移住は不可能」、「正解かどうか人生とお金をかける勇気はない」といった理由から、移住は考えないという人もみられています。

移住メリットは物価の安さや住まいの広さ!移住先人気は沖縄県が1位に
・コロナ禍を機に移住する場合のメリット
移住することにメリットは感じない:38.1%
物価が安い地域に住める:33.3%
住まいの敷地面積が広がる:24.9%
コロナ感染者が少ない地域だと安心:20.5%
親の近くに住めば介護しやすくなる:14.9%
ワーケーションできる:11.0%
より良い教育環境で子育てできる:11.0%
仕事が多い地域に移ることができる:7.1%
保育施設が充実した地域に住める:2.7%
その他:6.1%

もしコロナ禍を機に移住するとして、どのようなメリットが考えられるか複数回答可で尋ねると、最多は「移住することにメリットは感じない」の38.1%でしたが、これを除いたトップは「物価が安い地域に住める」の33.3%でした。都心部から地方に移住する場合など、物価が安くなり余裕のある生活ができそうという点が、大きなメリットとみられているようです。

3位は「住まいの敷地面積が広がる」の24.9%で、こちらも賃貸相場や土地の価格が安い地方で、今よりもゆとりのある面積の住まいを無理なく確保できそうという意識があると考えられました。

4位には「コロナ感染者が少ない地域だと安心」の20.5%、5位には「親の近くに住めば介護しやすくなる」の14.9%がランクインしています。都心で感じられるようになった感染リスクの高さはコロナ禍と移住を考える上で、大きなポイントでしょう。また、容易に行き来することができなくなった状況で、これまで以上に“親の近くに住む”ことを考えた人も少なくなかったとみられます。

以下、「ワーケーションできる」と「より良い教育環境で子育てできる」が11.0%で並ぶなど、さまざまなメリット、移住を考える理由や背景が見受けられました。

・コロナ禍を機に移住するメリット意識の比較(移住を考えたことがある/考えたことがない)
移住することにメリットは感じない:8.8%/52.8%
物価が安い地域に住める:52.0%/23.8%
住まいの敷地面積が広がる:39.8%/17.4%
コロナ感染者が少ない地域だと安心:29.4%/16.1%
親の近くに住めば介護しやすくなる:19.3%/12.7%
ワーケーションできる:18.2%/7.3%
より良い教育環境で子育てできる:19.7%/6.7%
仕事が多い地域に移ることができる:12.3%/4.5%
保育施設が充実した地域に住める:3.7%/2.2%
その他:11.2%/3.6%

コロナ禍を機に移住するメリットについて、「コロナ禍で移住を考えたことがある」とした人269人と、「移住を考えたことはない」とした534人のそれぞれで回答を集計・分析したところ、やはり考えたことがない人では「メリットは感じない」が過半になり、圧倒的に多くみられています。

一方、移住を考えたことがある人では「物価が安い地域に住める」が52.0%と非常に高く、物価の安さは暮らしやすさと密接に関係し、移住動機・メリットの重要ポイントになっていると分かりました。

「住まいの敷地面積が広がる」ことについては、移住を考えたことがある人が39.8%でメリットと感じられているのに対し、考えたことがない人では17.4%にとどまりました。ダブルスコアを超える差があり、広い住まいに憧れるかどうかも移住意向と強い関係があると考えられます。

反対に「親の近くに住めば介護しやすくなる」は移住を考えたことがある人で19.3%、考えたことがない人でも12.7%と比較的差が小さく、コロナ禍で積極的に移住を考えることがなかった人でも、親の介護を思うと近隣に引っ越す、移住するという選択肢が浮上しやすい可能性があるでしょう。

このほか、コロナ禍に移住を考えたことがある人の場合、「より良い教育環境で子育てできる」が19.7%と比較的高い回答率になっており、考えたことがない人の6.7%との差が大きい特徴がありました。

・移住したい場所ランキング
1位 沖縄県:45票
2位 海外:41票
3位 静岡県:35票
4位 神奈川県:33票
5位 長野県:26票
6位 北海道:22票
7位 福岡県:10票
8位 東京都:19票
9位 千葉県:16票
10位 栃木県:13票

もし移住するとしたら最も希望する場所はどこか、1つ挙げてもらったところ、「沖縄県」が45票でトップとなりました。美しい海に代表される豊かな自然環境と国内屈指のリゾート地としての良好なイメージなどから、支持を集めたとみられます。

2位は「海外」の41票でした。移住するなら全く環境の異なる国外へという希望をもつ人も少なくありません。3位は「静岡県」の35票です。比較的都内からもアクセスしやすく、富士山をはじめ伊豆や熱海、御殿場など観光資源豊富な土地、自然も残る風光明媚な土地のイメージなどが移住人気のポイントかもしれません。

4位には「神奈川県」が33票でランクインし、5位に「長野県」の26票、6位に「北海道」の22票などと続きました。全体に避暑地やリゾート地など、観光地として人気のある土地が上位に目立ちました。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ビースタイルグループによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000599.000003176.html

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