収益物件
2020/04/26
【pickupニュース】住宅コンパクト化でトランクルームの利用が増加?
日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
今回ピックアップするニュースはこちら!
この調査は、屋内型収納スペース「加瀬のトランクルーム」を利用している首都圏1都3県のユーザーを対象に、2019年12月3日~12月13日の期間、インターネットリサーチ方式により行ったもので、722件の有効回答を得ています。
・トランクルーム利用のきっかけ
引越し後の住居が狭小化:24.4%
趣味の収集品増加:13.2%
荷物増加で収納不可、不用品整理:11.2%
仕事の書類・仕事関連品の増加:10.2%
引越し時の荷物一時保管場所として:8.9%
季節の変わり目や年末年始の大掃除で荷物が増加:5.8%
リフォーム時の荷物一時保管、リフォーム後の狭小化:4.6%
家族の遺品引き取り:3.7%
結婚・出産での家族増加:2.6%
子どもの成長・独立で不用品増加:2.4%
同居家族・同居人に見せたくないものがある:1.5%
同居家族・同居人による片付け要請:1.5%
家の模様替えで不用品増加:1.2%
親との同居で荷物が増加:1.0%
まず、トランクルームの利用きっかけとなった事柄を単一回答で挙げてもらったところ、トップは「引越し後に住居が狭くなった」で24.4%、全体の約4分の1になっていました。2位以下を10ポイント以上引き離す圧倒的1位です。
市場の高騰から住まいがコンパクト化の一途をたどっていることもあり、そうした中で現実的な物件を選択すると、居住スペースが限られ、荷物を収納しきれなくなってトランクルームに頼る、という人が増えているようです。
2位は「趣味の収集品が増えた」の13.2%、3位は「荷物が増えて収納しきれない。不用品を整理したくなった」の11.2%でした。また「仕事の書類や仕事関連品が増えた」がこれに続く4位で、10.2%の回答率になり、このトップ4が1割超の回答を集めています。
その他、引越し時やリフォーム時の荷物一時保管場所としてトランクルームを求める傾向や、季節の変わり目・大掃除、海外転勤、家族の遺品引き取り、結婚・出産、子どもの独立、親との同居開始など、さまざまなライフステージの変化をきっかけに収納キャパシティを超えた分の荷物を置くスペースとして、トランクルームが利用されていることが分かりました。
なお少数派ですが、職場近くに私物を置く場所を確保したかったという声や、災害時のための非常備品が増えてそれを置いているという声などもみられました。
・トランクルームに収納したいもの
書籍・雑誌類:40.7%
季節衣類:28.4%
季節家電:23.7%
音楽・映像・ゲームメディア:23.5%
スーツケース:23.4%
家具:18.1%
かばん・バッグ:18.0%
仕事書類やファイル類:17.7%
季節衣類以外の衣類:15.8%
コレクション品:14.7%
ふとん類:14.5%
靴:13.2%
アルバム・写真:12.6%
保管したい漫画:12.3%
車・バイク・自転車用品:11.9%
仕事商品・備品など:11.8%
PC・プリンターなど:11.2%
家電製品:10.8%
スノーボード・スキー用品:10.8%
アウトドアレジャー用品:10.2%
トランクルームに収納したいと思うものを複数回答可で選んでもらった結果では、「書籍・雑誌類」が最も多く、40.7%でした。唯一の4割超で、自宅で収納に困る代表格であるとみられます。
2位は「季節衣類」の28.4%で、3位が「季節家電」の23.7%でした。また4位に「音楽・映像・ゲームメディア」が23.5%で入り、5位は僅差の「スーツケース」が23.4%で続いています。これらトップ5は20%超えで上位グループを形成していました。
やはり、なければ困るが年間を通じて頻繁に使うというものではないアイテム、自宅に置いておくと場所をとるようなものが目立ちます。
次に「家具」が6位の18.1%、「かばん・バッグ」が18.0%、「仕事などの書類やファイル類」で17.7%、「季節衣類以外の衣類」の15.8%で、この9位までが15%以上の回答率でした。
以下はコレクション品やふとん類をはじめ、アルバム・写真、車・バイク・自転車用品、ウインタースポーツ用品にアウトドアレジャー用品、ユニークなところでは自身の作品、阿波踊り関連の備品といった回答があります。収納したいものは、個人のライフスタイルによって実にさまざまで、多岐にわたっていることが分かります。

週1回以上:11.6%
月に1~3回程度:39.6%
2~3カ月に1回程度:24.7%
半年に1回程度:11.5%
年に1回以下:12.6%
トランクルームにある荷物の出し入れを、どのくらいの頻度で行っているか尋ねたところ、最も多いのは「月に1~3回程度」の39.6%で、次いで「2~3カ月に1回程度」の24.7%でした。
「年に1回以下」と、比較的長期にわたって置いたままにしているユーザーも12.6%みられますが、月に1回以上出し入れしているという人が、合計で51.2%と半数以上になっており、こまめに入れ替えを行う人も多いことが明らかになりました。
・収納や物に関する意識/価値観
家族との思い出の品は大事に保管したい:75.5%
まだ使える不用品は極力売るが手間・面倒は嫌:66.3%
極力見える場所に物を置かずすっきり生活したい:63.2%
まだ使える不用品は極力売りたい:62.9%
物は壊れたら修理するなどできるだけ長く使いたい:57.6%
片付けが好き、自宅がキレイになると嬉しい:57.5%
自宅外に収納スペースを借りるのは快適な暮らしをするための必要経費:56.8%
自宅外収納スペースの保管物はほとんど入れっぱなし状態:53.3%
家の収納に収まらないときは不用品を処分する:51.9%
子どもの作品、賞状など成長の証を大事に保管したい:51.5%
不用品は捨てるぐらいなら人にあげる方が環境に良い:50.7%
収納や物に関する意識や価値観を問う質問をし、「非常に重視」と「やや重視」の回答数を合計して、過半になった上位項目をみていくと、「家族との思い出の品は大事に保管したい」が中でも最多で75.5%にのぼりました。「子どもの作品や教材、賞状など成長の証を大事に保管したい」という声も51.5%と多く、家族の歩みに関する物への高い保管ニーズが確認されます。
手間や面倒になることは嫌がられているものの、「まだ使える不用品は極力売る」という人は66.3%また62.9%と多く、さらに「物は壊れたら修理するなどできるだけ長く使いたい」、「捨てるぐらいなら人にあげる方が環境にも良いと思う」といった項目も50%を超えており、簡単には不用品を捨てない、物を無駄にしないエコへの志向も強くみられました。
「物を置かずにすっきりとした住まいで生活したい」が3位で63.2%となったほか、「片付けが好き、自宅がキレイになると嬉しい」も57.5%となるなど、身の回りに置く物は最低限にして、すっきり美しい居住空間にしたい、身軽に暮らしたいというニーズも強いことが分かります。
こうした暮らしのニーズのため、快適な暮らしのためならば「自宅外に収納のためのスペースを借りることは必要経費だと思う」人は56.8%と6割弱にのぼり、ある程度費用を負担しても良いと考えられていました。
現代の暮らしのかたち、生活者のニーズの中で、トランクルームへの確かな需要が生まれていることがうかがわれ、遊休不動産の活用方法のひとつとして、有効な策になり得るとも考えられました。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社加瀬トランクサービスによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/000000003.000056757.html
今回ピックアップするニュースはこちら!
加瀬トランクサービスが利用実態や収納に関する調査を実施
トランクルームの運営や貸し会議室、レンタルオフィスの運営、建物活用コンサルティングなど、遊休不動産の再生事業で資産運用をサポートする株式会社加瀬トランクサービスは22日、「トランクルームや収納に関する調査」を実施し、その結果をとりまとめて公開しました。この調査は、屋内型収納スペース「加瀬のトランクルーム」を利用している首都圏1都3県のユーザーを対象に、2019年12月3日~12月13日の期間、インターネットリサーチ方式により行ったもので、722件の有効回答を得ています。
・トランクルーム利用のきっかけ
引越し後の住居が狭小化:24.4%
趣味の収集品増加:13.2%
荷物増加で収納不可、不用品整理:11.2%
仕事の書類・仕事関連品の増加:10.2%
引越し時の荷物一時保管場所として:8.9%
季節の変わり目や年末年始の大掃除で荷物が増加:5.8%
リフォーム時の荷物一時保管、リフォーム後の狭小化:4.6%
家族の遺品引き取り:3.7%
結婚・出産での家族増加:2.6%
子どもの成長・独立で不用品増加:2.4%
同居家族・同居人に見せたくないものがある:1.5%
同居家族・同居人による片付け要請:1.5%
家の模様替えで不用品増加:1.2%
親との同居で荷物が増加:1.0%
まず、トランクルームの利用きっかけとなった事柄を単一回答で挙げてもらったところ、トップは「引越し後に住居が狭くなった」で24.4%、全体の約4分の1になっていました。2位以下を10ポイント以上引き離す圧倒的1位です。
市場の高騰から住まいがコンパクト化の一途をたどっていることもあり、そうした中で現実的な物件を選択すると、居住スペースが限られ、荷物を収納しきれなくなってトランクルームに頼る、という人が増えているようです。
2位は「趣味の収集品が増えた」の13.2%、3位は「荷物が増えて収納しきれない。不用品を整理したくなった」の11.2%でした。また「仕事の書類や仕事関連品が増えた」がこれに続く4位で、10.2%の回答率になり、このトップ4が1割超の回答を集めています。
その他、引越し時やリフォーム時の荷物一時保管場所としてトランクルームを求める傾向や、季節の変わり目・大掃除、海外転勤、家族の遺品引き取り、結婚・出産、子どもの独立、親との同居開始など、さまざまなライフステージの変化をきっかけに収納キャパシティを超えた分の荷物を置くスペースとして、トランクルームが利用されていることが分かりました。
なお少数派ですが、職場近くに私物を置く場所を確保したかったという声や、災害時のための非常備品が増えてそれを置いているという声などもみられました。
・トランクルームに収納したいもの
書籍・雑誌類:40.7%
季節衣類:28.4%
季節家電:23.7%
音楽・映像・ゲームメディア:23.5%
スーツケース:23.4%
家具:18.1%
かばん・バッグ:18.0%
仕事書類やファイル類:17.7%
季節衣類以外の衣類:15.8%
コレクション品:14.7%
ふとん類:14.5%
靴:13.2%
アルバム・写真:12.6%
保管したい漫画:12.3%
車・バイク・自転車用品:11.9%
仕事商品・備品など:11.8%
PC・プリンターなど:11.2%
家電製品:10.8%
スノーボード・スキー用品:10.8%
アウトドアレジャー用品:10.2%
トランクルームに収納したいと思うものを複数回答可で選んでもらった結果では、「書籍・雑誌類」が最も多く、40.7%でした。唯一の4割超で、自宅で収納に困る代表格であるとみられます。
2位は「季節衣類」の28.4%で、3位が「季節家電」の23.7%でした。また4位に「音楽・映像・ゲームメディア」が23.5%で入り、5位は僅差の「スーツケース」が23.4%で続いています。これらトップ5は20%超えで上位グループを形成していました。
やはり、なければ困るが年間を通じて頻繁に使うというものではないアイテム、自宅に置いておくと場所をとるようなものが目立ちます。
次に「家具」が6位の18.1%、「かばん・バッグ」が18.0%、「仕事などの書類やファイル類」で17.7%、「季節衣類以外の衣類」の15.8%で、この9位までが15%以上の回答率でした。
以下はコレクション品やふとん類をはじめ、アルバム・写真、車・バイク・自転車用品、ウインタースポーツ用品にアウトドアレジャー用品、ユニークなところでは自身の作品、阿波踊り関連の備品といった回答があります。収納したいものは、個人のライフスタイルによって実にさまざまで、多岐にわたっていることが分かります。

自宅外の収納スペース費用は“快適な暮らしの必要経費”と多くの人が考える時代に
・荷物の出し入れ頻度週1回以上:11.6%
月に1~3回程度:39.6%
2~3カ月に1回程度:24.7%
半年に1回程度:11.5%
年に1回以下:12.6%
トランクルームにある荷物の出し入れを、どのくらいの頻度で行っているか尋ねたところ、最も多いのは「月に1~3回程度」の39.6%で、次いで「2~3カ月に1回程度」の24.7%でした。
「年に1回以下」と、比較的長期にわたって置いたままにしているユーザーも12.6%みられますが、月に1回以上出し入れしているという人が、合計で51.2%と半数以上になっており、こまめに入れ替えを行う人も多いことが明らかになりました。
・収納や物に関する意識/価値観
家族との思い出の品は大事に保管したい:75.5%
まだ使える不用品は極力売るが手間・面倒は嫌:66.3%
極力見える場所に物を置かずすっきり生活したい:63.2%
まだ使える不用品は極力売りたい:62.9%
物は壊れたら修理するなどできるだけ長く使いたい:57.6%
片付けが好き、自宅がキレイになると嬉しい:57.5%
自宅外に収納スペースを借りるのは快適な暮らしをするための必要経費:56.8%
自宅外収納スペースの保管物はほとんど入れっぱなし状態:53.3%
家の収納に収まらないときは不用品を処分する:51.9%
子どもの作品、賞状など成長の証を大事に保管したい:51.5%
不用品は捨てるぐらいなら人にあげる方が環境に良い:50.7%
収納や物に関する意識や価値観を問う質問をし、「非常に重視」と「やや重視」の回答数を合計して、過半になった上位項目をみていくと、「家族との思い出の品は大事に保管したい」が中でも最多で75.5%にのぼりました。「子どもの作品や教材、賞状など成長の証を大事に保管したい」という声も51.5%と多く、家族の歩みに関する物への高い保管ニーズが確認されます。
手間や面倒になることは嫌がられているものの、「まだ使える不用品は極力売る」という人は66.3%また62.9%と多く、さらに「物は壊れたら修理するなどできるだけ長く使いたい」、「捨てるぐらいなら人にあげる方が環境にも良いと思う」といった項目も50%を超えており、簡単には不用品を捨てない、物を無駄にしないエコへの志向も強くみられました。
「物を置かずにすっきりとした住まいで生活したい」が3位で63.2%となったほか、「片付けが好き、自宅がキレイになると嬉しい」も57.5%となるなど、身の回りに置く物は最低限にして、すっきり美しい居住空間にしたい、身軽に暮らしたいというニーズも強いことが分かります。
こうした暮らしのニーズのため、快適な暮らしのためならば「自宅外に収納のためのスペースを借りることは必要経費だと思う」人は56.8%と6割弱にのぼり、ある程度費用を負担しても良いと考えられていました。
現代の暮らしのかたち、生活者のニーズの中で、トランクルームへの確かな需要が生まれていることがうかがわれ、遊休不動産の活用方法のひとつとして、有効な策になり得るとも考えられました。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社加瀬トランクサービスによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/000000003.000056757.html
© crasco