日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
今回ピックアップするニュースはこちら！

株式会社長谷工ライブネットは25日、首都圏沿線・駅別の賃料相場について、調査分析を行ってまとめた「首都圏賃貸マンション賃料相場マップ 2019年版」の公開を開始しました。

同社が管理している首都圏の賃貸マンション、約45,000戸における成約データや、その他信頼のおける2018年1～12月の賃貸募集データ約37万件をもとに行った独自調査で、不動産オーナーの健全な資産運用を促すなど、資料として活用してもらうことを目的としています。

・単身者タイプマンション平均賃料（旧都庁起点）
【5キロ圏内】
港区：12万円台
千代田区・中央区・新宿区：11万円台
その他：10万円台

【10キロ圏内】
渋谷区：12万円台
品川区・目黒区：10万円台
その他エリア：10万円未満

【20キロ圏内】
世田谷区・大田区・川崎市中原区：9万円台
JR中央線沿線エリア杉並区・武蔵野市：9万円台
練馬区・板橋区・北区：9万円未満
浦安市：8万円台
足立区・葛飾区・江戸川区・市川市：7万円台
その他エリア：7万円未満

【30キロ圏内】
横浜市西区：9万円台
横浜市神奈川区・中区・港北区：8万円台
その他エリア：8万円未満

単身者タイプのマンションについて、現在の東京国際フォーラム、旧東京都庁を中心点に市区別の平均賃料を距離圏別で分析した結果では、5キロ圏内の場合、南西エリアにある港区が12万円台で最も高く、次いで千代田区、中央区、新宿区の11万円台となりました。その他エリアもおよそ10万円台になっています。

10キロ圏内に拡張されると、渋谷区が12万円台で突出して高く、続いて品川区、目黒区が10万円台で高めになっていました。5キロ圏内・10キロ圏内とも南西エリアで賃料水準が高い傾向があります。

20キロ圏では、やはり南西エリアの世田谷区、大田区、川崎市中原区が9万円台で高く、北西エリアではそれより安い練馬区、板橋区、北区の9万円未満といった水準が目立ちますが、JR中央線沿線エリアの杉並区、武蔵野市では、南西エリア並みの9万円台が相場となっていました。東側エリアは、浦安市が8万円台、足立区、葛飾区、江戸川区、市川市が7万円台ですが、それ以外はほぼ7万円未満です。

30キロ圏となると大半が8万円未満に収まりますが、横浜市西区では9万円台と高めな傾向がありました。神奈川区、中区、港北区も8万円台で周囲より高く、およそ横浜市北部を中心とする南西エリアが高値の相場になっています。

・単身者エリア別賃料相場ランキング
【東京23区】
1位 赤坂見附（東京メトロ）：15万1,000円
1位 永田町（東京メトロ）：15万1,000円
1位 表参道（東京メトロ）：15万1,000円
2位 外苑前（東京メトロ）：14万円
3位 溜池山王（東京メトロ）：13万9,000円

【東京都下】
1位 吉祥寺（JR）：10万1,000円
2位 井の頭公園（京王線）：9万2,000円
3位 三鷹（JR）：9万1,000円

【埼玉県】
1位 浦和（JR）：7万7,000円
1位 大宮（JR）：7万7,000円
1位 和光市（東武線）：7万7,000円
2位 川口（JR）：7万6,000円
3位 北朝霞（JR）：7万5,000円
3位 朝霞台（東武線）：7万5,000円
3位 さいたま新都心（JR）：7万5,000円

【神奈川県】
1位 元町・中華街（みなとみらい線）：10万円
2位 武蔵小杉（東急線）：9万8,000円
3位 横浜（JR）：9万6,000円
3位 馬車道（みなとみらい線）：9万6,000円

【千葉県】
1位 新浦安（JR）：8万8,000円
2位 舞浜（JR）：8万6,000円
3位 浦安（東京メトロ）：8万2,000円

面積25平方メートル換算の単身者世帯向けマンションについて、各エリア別で賃料相場ランキングを作成すると、東京23区ではいずれも東京メトロが主要路線となる「赤坂見附」駅、「永田町」駅、「表参道」駅の3駅が15万1,000円でトップとなりました。2位の「外苑前」駅は14万円であるため、トップ3駅のエリアがとくに高いと分かります。3位はやはり東京メトロの「溜池山王」駅で13万9,000円、トップ3は全て東京メトロの駅でした。

東京都下では、JRの「吉祥寺」駅が唯一の10万円超えとなる10万1,000円でトップでした。2位は京王線の「井の頭公園」駅で、9万2,000円です。3位はJRの「三鷹」駅、9万1,000円でした。上位20駅の顔ぶれをみても、全体にJRと京王線の沿線駅が上位に目立ち、それ以外では小田急線の「和泉多摩川」駅が9位で最上位でした。

埼玉県はJRの「浦和」駅、「大宮」駅、東武線の「和光市」駅がいずれも7万7,000円でトップでした。2位はJRの「川口」駅で7万6,000円、3位にJRの「北朝霞」駅、「さいたま新都心」駅、東武線の「朝霞台」駅が7万5,000円でランクインしています。突出して高いエリアはみられず、僅差で多くの駅が並ぶ傾向がありました。

神奈川県では、みなとみらい線の「元町・中華街」駅が10万円でトップとなりました。2位は東急線の「武蔵小杉」駅で9万8,000円、3位がJRの「横浜」駅とみなとみらい線の「馬車道」駅で9万6,000円です。

千葉県ではJRの「新浦安」駅が8万8,000円でトップ、次いで同じくJR線の「舞浜」駅が8万6,000円で2位になりました。3位は東京メトロの「浦安」駅で8万2,000円となります。JRと東京メトロの沿線駅が上位に目立ちますが、それ以外では京成線が人気で、7位に「京成八幡」駅がランクインするなどしています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください！

（画像はプレスリリースより）


▼外部リンク

長谷工ライブネット株式会社　プレスリリース
https://www.haseko.co.jp/