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【pickupニュース】18年11月の都心賃貸M坪単価、渋谷区以外は上昇

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LMCが最新の都心賃貸マンション坪単価と礼金のデータを発表
リーシング・マネジメント・コンサルティング株式会社(LMC)は12月28日、2018年11月末時点における都心主要5区の賃貸マンション坪単価および礼金の推移を調査した結果を公開しました。

データは、LMCの「賃貸マーケットデータファイル エリア版」をもとに取得されたもので、ここでいう都心主要5区は、中央区、港区、渋谷区、新宿区、千代田区の5つを指しています。

・各エリアにおける人口・世帯数
【人口】
中央区:161,458人(前月比+569人)
港区:256,878人(前月比+463人)
渋谷区:231,793人(前月比+93人)
新宿区:348,211人(前月比+1,253人)
千代田区:63,350人(前月比+185人)

【世帯数】
中央区:89,579世帯(前月比+249世帯)
港区:137,584世帯(前月比+203世帯)
渋谷区:140,695世帯(前月比+117世帯)
新宿区:216,770世帯(前月比+1,091世帯)
千代田区:36,141世帯(前月比+95世帯)

2018年11月1日時点のデータによると、都心5区の人口と世帯数は、いずれも前月比ですべて増加となっていました。とくに新宿区は人口が1,253人の増加、世帯数でも1,091世帯の増加と、増加幅が大きくなっています。

・都心5区平均募集坪単価
中央区:約15,800円(前月比+170円、前年同月比プラス)
港区:約19,050円(前月比+43円、前年同月比+1,247円)
渋谷区:約16,800円(前月比-281円、前年同月比マイナス)
新宿区:約15,300円(前月比+166円、前年同月比プラス)
千代田区:約16,600円(前月比+74円、前年同月比プラス)

RC・SRC造で2008年11月以降に竣工した(築10年以内)マンションタイプを対象に、平均募集坪単価を調査すると、主要5区では渋谷区以外が前月比、前年同月比とも上昇になり、渋谷区のみいずれも下落となっていました。

最も高水準なのは港区の約19,050円で、前月より43円の上昇です。前年同月に比べると1,247円もの上昇を記録しており、高騰傾向が進行していることがうかがわれました。渋谷区は前月比で281円の下落になり、17,000円を下回って16,000円台水準に、千代田区と近づいてきています。中央区と新宿区は、それぞれ前月比で170円、166円の伸びをみせましたが、15,000円台の水準です。

礼金はやや下落の傾向も
・都心5区平均募集礼金
中央区:約0.86カ月(前月比-8.5%、前年同月比プラス)
港区:約0.77カ月(前月比+5.5%、前年同月比マイナス)
渋谷区:約0.79カ月(前月比-13.2%、前年同月比プラス)
新宿区:約0.74カ月(前月比+5.7%、前年同月比マイナス)
千代田区:約1.07カ月(前月比+2.9%、前年同月比プラス)

都心5区にあるRC・SRC造、築10年以内のマンションにおける平均募集礼金は、千代田区のみ1カ月分を超える水準で、前月より0.03カ月、率にして2.9%の上昇となり3カ月連続のプラスとなっています。千代田区は前年同月比でも上昇を記録しました。

前月比では港区、新宿区もそれぞれ前月比で5.5%、5.7%の上昇にあたる、0.04カ月のアップになっています。一方、前年同月比でみると、これら2区が下落傾向でした。

千代田区に次いで高めの中央区は、前月に比べると0.08カ月、率にして8.5%のマイナスになりましたが、前年同月比では上昇基調を維持しています。渋谷区は前月比で0.12カ月、率にして13.2%の大幅マイナスで、前年同月比では上昇したものの0.8カ月をやや下回る値になりました。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

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https://lmc-c.co.jp/topics/

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