不動産投資において青色申告、個人確定拠出年金、減価償却など様々な節税方法がありますが、近年注目されている節税方法として「ふるさと納税」があります。名前を知っている方は多いと思いますが、実際に利用している方は意外と少ないのではないようです。

今回はそのふるさと納税での税金対策についてご説明します。

 ふるさと納税とは・・

「ふるさと納税」とは、好きな地域（地方自治体）を選んで寄付が出来る仕組みです。寄付をすると、御礼として地域からご当地の品を貰えることがあります。例えば、石川県では加賀伝統の工芸品、能登牛等があり、他にも青森県は「りんご」、新潟県は「コシヒカリ」など郷土色豊かな名品が多くあります。

実は、この特典のほかにも寄付した分の税金が控除されるというメリットもあることはご存知でしょうか。

 仕組みについて

ふるさと納税の仕組みは、実質、2,000円の負担で所得税・住民税が控除されます。例えば10万円の寄付をすると、9万8千円分が控除になります。実際の控除額は家族世帯や収入等により変動していく場合がありますので、控除の額は税理士に相談か、専用のシュミレーションソフトをご利用して確認ください。

 まとめとして

「ふるさと納税」は自分の好きな地方自治体に寄付が出来て、御礼の品が貰え、さらに税金の控除も出来るなど、一般的な税金対策とは違った楽しみ方も出来ます。

皆様も一度ご利用になってみてはいかがでしょうか。