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収益物件

賃貸経営で収益アップを図るなら、短期で賃貸してみよう!

短期賃貸で収益を最大化!
所有している物件は、長期の物件として貸し出すことが一般的ですが、状況によっては、短期の物件として貸し出すケースも見られます。

最近では、住宅、またはマンションの一室を宿泊者向けに貸し出す「民泊」のサービスも広がりつつありますが、物件の収益を高めるために、民泊を利用するケースも見られます。

短期賃貸に関する内容について、詳しくみていくことにしましょう。

短期賃貸のメリットは?
物件を短期で貸し出すメリットは、物件に投資した資金を早い段階で回収しやすいことです。

長期賃貸における収入は「家賃収入」として、毎月決まった額の収入が得られますが、一度家賃を設定すると、簡単に変更しにくいのが現状です。

しかし、短期賃貸の場合、長期賃貸の家賃収入と比較すると、より多くの収入を得られやすくなるのです。

短期賃貸の一例としては、1か月や1週間単位で貸し出す「短期賃貸マンション」があります。ここでは、1か月単位で貸し出すマンスリーマンションの相場についてみてみましょう。

全国のウイークリー・マンスリーマンションの情報サイト「グッドマンスリー」によると、東京のマンスリーマンションの相場は、1か月あたり15万円となっています。

参照元:グッドマンスリー
http://www.good-monthly.com/tokyo/

短期賃貸マンションは、1Rや1Kの部屋が多いですが、これらの部屋を短期的に貸し出すと、多くの収益が得られることが分かります。

民泊で収益を高める方法も!
そのほか、短期的な賃貸の方法として「民泊」があります。民泊とは、住宅やマンションの一室を宿泊者向けに貸し出すサービスのことで、年々利用が広まりつつあります。

それでは、賃貸物件を民泊用として利用した場合、どれくらいの収益が得られるのでしょうか。

オンライン決済プラットフォームを展開する「株式会社SPIKE」が運営するブログ、「SPIKE BLOG」は2016年10月、東京における民泊稼働率に関する調査結果を掲載しました。

参照元:SPIKE BLOG 
https://blog.spike.cc/2016/10/04/minpaku_analytics-6/

それによると、東京都区部において、民泊による月間平均収益額が最も高いのは、渋谷区で21万9838円となりました。2番目に高いのが、港区で20万2314円、3番目に高いのが中央区で19万8288円となりました。

このことから、民泊による収益が高いエリアでは、1か月間で20万円もの収益が得られることになり、長期の賃貸物件として貸し出すよりも、大きな収益が得られることが分かります。

短期賃貸のデメリットは?
以上の内容より、物件を貸し出す場合、長期的に貸し出すよりも、短期的に貸し出す方が収益を得られやすいことが分かりました。

しかし、短期的に物件を貸し出す場合、長期的に貸し出す場合と比べると、デメリットもあるのです。

短期賃貸におけるデメリットとは、物件の管理に手間がかかりやすいことです。短期賃貸の物件は、利用者の出入りが頻繁であるため、利用者が退去するごとに掃除をするなどして、十分な管理を行わなければなりません。

特に民泊の場合は、宿泊施設と同様にさまざまな利用者が利用するため、中にはマナーを守らずに利用するケースも見られます。例えば、部屋を汚したまま帰ったり、室内の家具が壊されていたりするケースです。

さらに、マンションの一室を民泊用のスペースとして貸し出した場合、利用者が室内で騒ぐと、周辺の部屋の住人からクレームが入ることも考えられます。

所有する物件を貸し出す場合は、さまざまな手間がかかるだけではなく、トラブルが発生する場合もあります。

物件を貸し出すと、なんらかのトラブルが発生する場合があることから、物件の貸出時には、トラブルを未然に防ぐための対策を事前に講じておくことが必要となります。

(画像は写真ACより)

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