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【pickupニュース】首都圏住宅地・中古マンション価格変動率平均、プラスをキープ

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野村不動産アーバンネットが2017年7~9月期の価格動向調査結果を公開
野村不動産アーバンネット株式会社は10日、2017年10月1日時点での首都圏における「住宅地価格動向」と「中古マンション価格動向」の実勢調査を実施、結果をとりまとめて公開しました。

この調査は、1989年に開始され、今回で116回を数えるもので、「野村の仲介+(PLUS)」各店舗の営業エリアから調査地点・対象マンションを抽出、通常取引を想定した実勢価格の査定を行い、動向を調べるものとなっています。実施は3カ月ごと、毎年1月・4月・7月・10月に定点調査として行われてきました。今回調査における対象地点数は、住宅地が158、中古マンションが239です。

・首都圏住宅地価格の変動率
エリア平均:0.0%(前回0.2%)
「値上がり」地点:7.6%(前回13.3%)
「横ばい」地点:82.9%(前回78.5%)
「値下がり」地点:9.5%(前回8.2%)

住宅地価格変動率は、首都圏エリア平均で0.0%と、前回の2017年7月1日時点に比べ低下したものの、プラスをキープしました。前回と比べた四半期比較では、「値上がり」を示した地点が5.7ポイント減少し、「横ばい」地点が4.4ポイント、「値下がり」地点が1.3ポイントそれぞれ増加、ややマイナス傾向になっています。

・地域別住宅地価格変動率
東京都区部:0.1%(前回-0.0%、年間変動率0.4%)
東京都下:0.3%(前回0.5%、年間変動率1.4%)
神奈川:-0.2%(前回-0.0%、年間変動率-0.0%)
埼玉:0.3%(前回0.5%、年間変動率2.0%)
千葉:-0.2%(前回-0.1%、年間変動率-0.1%)

地域別では、神奈川と千葉がマイナスになり、年間変動率も同2エリアでマイナスとなっています。東京都区部は、わずかながら前回よりも上昇し、プラスに転じています。年間変動率のトップは埼玉の2.0%でした。

住宅地・中古マンションとも2013年7月からのプラスを維持
・首都圏中古マンション価格の変動率
エリア平均:0.0%(前回0.1%)
「値上がり」地点:9.6%(前回15.5%)
「横ばい」地点:79.5%(前回74.9%)
「値下がり」地点:10.9%(前回9.6%)

2017年7~9月期における中古マンション価格の変動率は、首都圏エリア平均で住宅地価格と同じ0.0%となり、前回の0.1%より縮小したものの、プラスとなりました。住宅地価格、中古マンション価格とも、エリア平均変動率は2013年7月の調査以降、四半期ベース比較でプラスが続いています。

前回との比較では、「値上がり」地点が5.9ポイント減少、「横ばい」地点は5.0ポイント、「値下がり」地点は1.3ポイント増加しており、やはりややマイナスの傾向にあります。

・地域別中古マンション価格変動率
東京都区部:0.1%(前回0.2%、年間変動率0.3%)
東京都下:-0.3%(前回-0.0%、年間変動率0.3%)
神奈川:-0.0%(前回-0.0%、年間変動率0.0%)
埼玉:0.3%(前回0.4%、年間変動率2.0%)
千葉:0.3%(前回-0.2%、年間変動率0.3%)

地域別にみると、東京都下と神奈川がマイナスで、千葉は前回のマイナスからプラスへと転じています。年間変動率は全地域がプラスとなり、最も高い値となったのは埼玉の2.0%でした。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

野村不動産アーバンネット株式会社 プレスリリース
http://www.nomura-un.co.jp/news/pdf/20171010.pdf

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