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【pickupニュース】東京在住者、2人に1人は地方移住に関心あり

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トラストバンクが意識調査を実施、地方移住への関心は高め
株式会社トラストバンクは9日、東京在住者を対象とする「地方移住に関する意識調査」を実施、その結果をとりまとめて公開しました。調査は6月26日~6月29日、20代以上の男女1,115人を対象に行っています。年代別の内訳は、20代が227人、30代・40代・50代・60歳以上がいずれも222人です。

・地方移住への関心度
「既に地方移住することを決めている」 4.0%
「現在検討している」 9.6%
「関心はあるが具体的には検討していない」 34.9%
「特に関心はない」 51.5%

地方移住への関心の有無でみると、ほぼ半々に分かれる結果となり、約2人に1人は関心を持っていました。一方で具体的に動いている人は限定的で、興味関心の段階にとどまっている人が多い傾向もうかがわれます。

・年代別地方移住への関心度
20代:「既に決定」10.1%、「検討中」16.3%、「関心のみ」27.3%、「関心なし」46.3%
30代:「既に決定」5.9%、「検討中」12.2%、「関心のみ」33.3%、「関心なし」48.6%
40代:「既に決定」0.9%、「検討中」5.4%、「関心のみ」39.2%、「関心なし」54.5%
50代:「既に決定」2.3%、「検討中」5.0%、「関心のみ」40.5%、「関心なし」52.3%
60歳以上:「既に決定」0.9%、「検討中」9.0%、「関心のみ」34.2%、「関心なし」55.9%

具体的に行動し、地方移住を決めている傾向は、意外にも若年層ほど高く、とくに20代で既に決めている人や検討している人が多くなっていました。

・地方移住に関心を持ったきっかけ
「SNSの影響」:20代・40.2%、30代・25.4%、40代・5.9%。50代・7.5%、60歳以上・5.1%
「マスメディアの影響」:20代・54.1%、30代・57.0%、40代・51.5%、50代・48.1%、60歳以上・51.0%
「移住した友人・知人の影響」:20代・29.5%、30代・27.2%、40代・13.9%、50代・11.3%、60歳以上25.5%
「現地を訪問して」:20代・32.0%、30代・42.1%、40代・42.6%、50代・48.1%、60歳以上・41.8%

きっかけとしては、テレビや新聞、雑誌、Webメディアなどマスメディアの影響が総じて大きく、若年層ではSNSも高い傾向にありました。マスメディアに次いで多いのは、旅行や出張などでの現地訪問で、50代ではマスメディアと同値のトップタイになっています。

・具体的な移住時期
「今後1年以内」 6.3%
「今後5年以内」 15.7%
「今後10年以内」 11.5%
「今後10年より後に」 18.5%
「特に時期は検討していない」 48.1%

・年代別移住時期
20代:「1年以内」17.2%、「5年以内」23.8%、「10年以内」15.6%、「10年より後」16.4%、「未定」27.0%
30代:「1年以内」5.3%、「5年以内」19.3%、「10年以内」14.0%、「10年より後」22.8%、「未定」38.6%
40代:「1年以内」0.0%、「5年以内」5.0%、「10年以内」9.9%、「10年より後」23.8%、「未定」61.4%
50代:「1年以内」1.9%、「5年以内」8.5%、「10年以内」9.4%、「10年より後」21.7%、「未定」58.5%
60歳以上:「1年以内」5.1%、「5年以内」20.4%、「10年以内」7.1%、「10年より後」7.1%、「未定」60.2%

移住に関心がある人の具体的移住時期は、特に決まっていない人が最も多く、約半数にのぼりましたが、20代では1年以内や5年以内と、かなり早期に予定している人が多くなっていました。また60歳以上でも、決めている人の場合は5年以内の人が多くみられます。

移住先人気は沖縄がトップ!
・最も地方移住したい都道府県
第1位「沖縄県」 71人 13.1%
第2位「北海道」 46人 8.5%
第3位「長野県」 31人 5.7%
第4位「静岡県」 30人 5.5%
第5位「東京都」 29人 5.4%

移住先では、沖縄県の人気が高く、気候の温暖さやマリンスポーツ、ゆったりとした雰囲気、手つかずの自然が残る海のある景色などが理由として挙がりました。2位には北海道がランクインし、広大・雄大な自然環境と、札幌市のような都会性のある地も兼ね備えている点などが人気の理由となっています。

・移住先選択理由
「自然が豊かな土地だから」 144人 31.5%
「旅行等で訪れたことがある地域だから」 140人 30.6%
「出身地、または過去に住んだことがある地域だから」 127人 27.8%
「食べ物が美味しい土地だから」 122人 26.7%
「気候が温暖な場所だから」 95人 20.8%

理由の項目選択でも、自然の豊かさを選んだ人が最も多く、東京という都会からの地方移住には、やはり自然が魅力として求められていることが明らかとなりました。気候の温暖さや食べ物もポイントになっています。

逆に不安・懸念点では、働き口が見つからない可能性や、日常生活における利便性・快適性、医療・福祉施設の充実度などが上位に挙がりました。移住先での人間関係や交通機関を不安に思う人もみられています。

・移住後の働き方について
「同じ会社で働きたい(支社やリモートワーク)」 11.5%
「独立して働きたい」 20.3%
「現地の会社に転職」 18.5%
「移住後は働く予定はない」 18.7%
「特にこだわりはない」 28.8%

働き口に不安を持つ人が多い一方、移住後の希望する働き方では、特にこだわりがない人が最多となり、次いで独立した企業や自営業、フリーランスなどが志向されていました。また働く予定はなく、引退後の地方移住を考えている人も多いようです。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社トラストバンクによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/000000017.000026811.html

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