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オンライン賃貸仲介プラットフォーム「ietty」を運営する株式会社iettyは6月14日、「2020年度コロナ禍前後の“お部屋探し動向変化”を比較調査レポート」を発表しました。

2019年4月～2021年3月に首都圏の賃貸物件探しを行ったietty会員ユーザーを対象に、新型コロナウィルス感染症蔓延に伴う賃貸物件需要の動向変化を調査したレポートです。

同社は賃貸物件動向の変化を調べるに当たって、繁忙期といわれる12月～3月にかけての“引っ越し理由”に着目しました。引っ越し理由の変化は、次のような結果となりました。

転勤・転職・就職・進学：32.0％（前年比－9.5ポイント）
部屋に不満がある：30.0％（同＋5.7ポイント）
部屋が更新時期：14.6％（同＋2.1ポイント）
家族構成の変化：23.4％（同＋1.6ポイント）

「転勤・転職・就職・進学」による引っ越しが低下しています。特に「1人暮らし世帯」での減少が著しく、10.2ポイントと2桁減となりました。

2020年度の新入社員の内定取り消しや大学の休校・リモート授業、サラリーマンの転勤中止などで、上京・引っ越しが必要なくなった人が急増したことが要因と考えられます。

新型コロナウイルス感染症の影響は、室内設備に対する要望にも変化を及ぼしています。部屋探しでこだわる条件を尋ねたところ、次のような回答が得られました。

ペット可：16.4％（前年比＋1.3ポイント）
追い炊き機能：4.2％（同＋1.4ポイント）
モニタ付きインターフォン：3.2％（同＋1.2ポイント）
コンロ2口：5.3％（同＋0.5ポイント）
浴室乾燥機：2.4％（同＋0.5ポイント）
宅配ボックス：1.9％（同＋0.2ポイント）
駐車場付き：1.8％（同－0.5ポイント）
バイク置き場：2.2％（同－1.0ポイント）
オートロック：19.4％（同－5.8ポイント）

ペット可や追い焚き機能、モニター付きインターフォンなど、「おうち時間」生活に関わる室内設備への要望が増加しています。

ステイホームやテレワークによる在宅時間の増加、それに伴うEC利用の増加によって、住まいに快適性を求める傾向や宅配便などの非対面受け取り設備への需要が高まっているようです。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください！

（画像はプレスリリースより）


▼外部リンク

株式会社iettyのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000008540.html

【調査レポート】2020年度コロナ禍の”お部屋探し動向変化”比較調査
https://ietty.me/magazine/report_oheyasagashi_corona2020/