クラスコの資産運用

収益物件

【pickupニュース】コロナ禍での住居意識、半数弱が変化したと回答

日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
今回ピックアップするニュースはこちら!

TRUST.CORPが住まいへの意識や過ごし方の変化を調査
株式会社TRUST.CORP(以下、TRUST.CORP)は18日、新型コロナウイルス感染症の拡大により、人々の住居への意識や家での過ごし方がどのように変化したか調査すべく、アンケート調査を実施、その結果をとりまとめて公開しました。

調査は2021年2月12日、賃貸マンションやアパートに住む男女300人を対象に、インターネット・アンケート方式で行われました。回答者の男女内訳は男性が101人、女性が199人で、平均年齢は36.7歳であったと報告されています。

・コロナを機会に住居への意識が変わったか
大きく変わった:12.0%
少し変わった:34.3%
あまり変わっていない:38.7%
変わっていない:15.0%

まず、新型コロナの流行を機に住居への意識が変わったかどうか全員に尋ねました。すると「大きく変わった」という人が12.0%、「少し変わった」人が34.3%で、これらを合計した46.3%の人は意識が変わったとしています。

「あまり変わっていない」の回答者が38.7%で最多になったものの、半数弱には意識変化が生じていました。変化するかどうかやその中身は、その人を取り巻く環境や本人の価値観などによって違うとみられています。

・引っ越し意向
コロナを機に引っ越した、または数カ月以内に引っ越し予定:4.7%
コロナに関係なく引っ越した、または数カ月以内に引っ越し予定:8.0%
コロナが原因で不満が出て引っ越したいと思っている:7.7%
コロナに関係なく不満があり引っ越したいと思っている:28.7%
とくに引っ越しは考えていない:51.0%

現在、引っ越ししたいと考えているかどうかその意向を尋ねたところ、「とくに引っ越しは考えていない」人が51.0%で過半にのぼったものの、「コロナに関係なく不満があり引っ越したいと思っている」人も28.7%と比較的多くなりました。

「コロナが原因で不満が出て引っ越したいと思っている」人は意外に少なく、7.7%でした。また「コロナを機に引っ越した、または数カ月以内に引っ越し予定」とした人も4.7%で5%未満にとどまり、あまり伸びていません。

・家にいる時間は増えたか
大きく増えた:48.7%
少し増えた:36.7%
あまり増えていない:3.0%
変わらない:11.7%

家にいる時間が増えたかどうかという問いでは、「大きく増えた」人が48.7%と最多で半数近く、また「少し増えた」人も次いで多い36.7%でした。合計すると85.4%になり、多くの人で在宅時間が増えていることが分かります。

不要不急の外出を自粛することが求められ、時短営業となっている店舗も多いことから、やはりほとんどの人でこれまでに比べ、家で過ごす時間が増えているのでしょう。

娯楽時間が増加しリビングや寝室にこだわり
・家ですることが増えた時間
動画視聴:70.0%
SNS:53.0%
テレビ:44.3%
料理:40.7%
副業:36.7%
ゲーム:27.7%
筋トレ・ヨガ・フィットネスなど運動:19.0%
勉強:16.3%
ガーデニング:5.0%
その他:10.3%
特になし:3.3%

家ですることが増えた時間に当てはまるものを複数回答可で選択してもらうと、YouTubeやNetflix、TikTokなど「動画視聴」と回答した人が70.0%で最多になりました。「SNS」も53.0%と多く、自宅のオンライン環境で楽しむ娯楽時間が増えた人が多いようです。

「テレビ」や「料理」、「ゲーム」といった趣味時間が増えた人も3~4割程度にみられました。運動不足を解消すべく、家の中でできる「フィットネス運動」時間を増やした人も19.0%となっています。

このほか「副業」や「勉強」など、この機会を活かしスキルアップに取り組む人も見受けられました。

・コロナ前より家の中を綺麗にするようになったか
かなり綺麗にするようになった:9.7%
少し綺麗にするようになった:49.3%
変わっていない:35.3%
前より少し汚くなっている:5.0%
前よりかなり汚い:0.7%

新型コロナの流行前に比べ、家の中の状態はどうか尋ねた設問では「かなり綺麗にするようになった」人が9.7%、「少し綺麗にするようになった」人が最多の49.3%と、綺麗にするようになった人が増えていました。以前に比べ汚くなっているという人は、「少し」と「かなり」の合計でも5.7%とごく少数です。

在宅時間が増えたことで、その空間をより快適に、綺麗にしておきたいという気持ちが生まれたことや、掃除する時間の余裕ができたことももちろんですが、感染症対策に伴う衛生面での意識向上が寄与した可能性が高いでしょう。

・住居空間でコロナ前よりこだわるようになったところ
リビング:43.3%
寝室:18.7%
トイレ:14.3%
玄関:14.0%
お風呂:12.3%
洗面台:11.0%
なし:37.3%

住居空間で新型コロナの流行前に比べ、こだわるようになったところについて尋ねると、「リビング」が圧倒的多数でトップの43.3%でした。とくにない人も37.3%にみられましたが、具体的な場所を挙げた人では、「リビング」と回答した人が多くなっています。やはり住まいの中で最も長い時間を過ごす空間だからでしょう。

次いで多いのは「寝室」の18.7%、3位が「トイレ」の14.3%で、4位は「玄関」の14.0%でした。玄関やお風呂、洗面台を選んだ人では、帰宅後すぐ手や身体を洗いやすいようになど、感染症対策をしやすい空間に改良したいと考えた人も多かったと考えられます。

なお、とくにこだわりが増した空間がない人でも、そもそもの部屋の広さや周辺環境を変えたいと考える声も多かったとされており、広くニーズの変化が生じている可能性は高いでしょう。

コロナ禍での生活変化で住居について思ったことのフリーアンサーでは、家族がテレワークをするようになり、個室スペースがしっかりと確保された住まいが欲しいと思うようになったという声や、マンション住まいでこれまでは感じなかった共有部のドアノブやポストを触れることへの抵抗感が強くなったといった声がありました。

新型コロナの影響を受けた失業でやむを得ず親族と同居することになり、自らは全く望まない土地と住まいに不満を募らせている人もみられています。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社TRUST.CORPによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000074590.html

PAGE TOP