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不動産テック企業としてメディア運営を行うほか、賃貸管理・不動産投資・収益物件事業を展開するプロパティエージェント株式会社（以下、プロパティエージェント）は10日、「結婚相手に求める要素」と資産形成、不動産投資などに関する一般意識を探るべく、アンケート調査を実施し、その結果をとりまとめて公開しました。

調査は2021年1月25日～1月26日の期間、ゼネラルリサーチより提供を受けたモニターの20代～40代未婚男女を対象に、インターネット・アンケート方式で実施、男性495人、女性592人、合計1,087人から有効回答を得ています。

・結婚相手に求めるポイント（20代／30代／40代）
【男性】
性格：65.0％／72.5％／81.4％
容姿：58.3％／53.8％／52.1％
価値観：47.5％／62.5％／55.8％
経済力：30.8％／23.8％／19.5％
家事力：30.0％／37.5％／34.0％

【女性】
性格：78.2％／86.6％／83.9％
容姿：53.4％／48.5％／38.7％
価値観：72.6％／80.2％／66.9％
経済力：63.2％／75.3％／69.4％
家事力：32.3％／38.1％／33.1％

まず、男女それぞれに結婚相手に求めるポイントを複数回答可で尋ねたところ、男女とも各世代で「性格」が1位になりましたが、とくに30代以上で高い傾向がみられたほか、女性の方がより性格重視の傾向があり、30代女性では実に86.6％が重要としていました。

20代男性では、2位に「容姿」がランクインしましたが、年齢が上昇すると「価値観」重視に変わっていく様子がみてとれます。女性でも「容姿」は年齢が上がるほど重視しなくなる傾向はあったものの、最も高い20代でも53.4％にとどまり、4位の項目でした。

男女差が大きくみられたのは「経済力」で、男性は20代でこそ30.8％が挙げたものの、年齢が上がるとさらに少なくなり、40代では2割を切っていました。これに対し女性の場合、30代、40代で「経済力」重視の人が多く、それぞれ75.3％、69.4％にのぼっています。

「家事力」は全体的に低めでしたが、男女とも30代でやや高く、男性が37.5％、女性で38.1％でした。それ以外の年代・性別では3割程度となっています。

・結婚相手に求める経済力（男性／女性）
現在よりも高水準になれる：13.3％／27.4％
現在の水準が維持できればいい：71.5％／67.5％
現在よりも低水準になっても構わない：15.2％／5.1％

結婚相手にどれくらいの経済力を求めるか尋ねた結果では、男女とも「現在の水準が維持できればいい」が最多になったものの、女性では「現在よりも高水準になれる」ことを求める人が27.4％にみられました。

反対に「現在よりも低水準になっても構わない」という人は、男性の場合15.2％ですが、女性ではわずか5.1％と、10ポイントの開きがあります。女性の方が現実主義的で経済面を重視しているようです。

結婚後の理想の生活像に対するフリーコメントでの回答も、女性からは「ローンなどを一切組まなくて済むぐらいの経済力で家事育児を分担したい」、「一軒家もしくはマンションで共働きをしなくても生活できるような家庭」といった声がみられました。「家事も仕事も両立」と共働きを前提に考える女性も少なくありませんが、ある程度高収入を望み、経済面で困らない生活をと考える傾向は一致しています。

・資産形成と結婚意向（男性／女性）
資産形成をしている人と結婚したい：72.6％／75.9％
資産形成をしていない人と結婚したい：27.4％／24.1％

資産形成をしている人としていない人では、どちらと結婚したいと思うか尋ねたところ、男女とも「資産形成をしている人」を選ぶ人が多く、男性で72.6％、女性で75.9％となりました。

結婚前の段階から計画的に資産形成を行い、自立している人が結婚相手としても魅力的に映っているものとみられます。

・資産形成をしている人と結婚したい理由（男性／女性）
生活に余裕がありそうだから：26.7％／26.0％
無駄遣いをしなそうだから：20.6％／8.3％
将来設計をしていそうだから：18.1％／27.8％
経済不況になっても生活できそうだから：13.8％／15.5％
精神的なゆとりがありそうだから：8.0％／10.8％

資産形成をしている人と結婚したいと思う理由としては、男性の場合「生活に余裕がありそうだから」が26.7％でトップ、女性では「将来設計をしていそうだから」が27.8％でトップでした。「生活に余裕がありそう」は女性も26.0％と次いで選択者が多く、資産形成をしている人となら経済的に余裕のある暮らしができそうとイメージする傾向にあるようです。

男性の場合、「無駄遣いをしなそうだから」が2位の20.6％でしたが、こちらは女性の場合、8.3％と少なく、資産形成と普段のお金の使い方の傾向をどの程度結びつけて考えるかは、男女で違いがみられました。

・結婚相手が資産形成の手段で投資をしていることについて（男性／女性）
大いに賛成：19.0％／11.1％
どちらかというと賛成：26.9％／27.9％
どちらともいえない：43.3％／47.7％
どちらかというと反対：8.3％／10.4％
絶対に反対：2.5％／2.9％

資産形成の手段として、投資をしている人が結婚相手であったらどう感じるか尋ねたところ、「どちらともいえない」が男女とも最多で半数弱になりましたが、「大いに賛成」と「どちらかというと賛成」の合計は、男性で45.9％、女性で39.0％になり、かなり好意的にとらえている傾向が見てとれました。

男性からは「自分も投資しているので価値観が合いそう」といったコメントのほか、「それなりの知識があって良識がある人」にみえるといった声があり、女性からは「将来を見据えていることの証しだと思う」といった声が寄せられています。

ただし「投資といってもギャンブル的な投資なのか将来を考えてしっかり投資するのかで変わる」、「投資に詳しく冷静な人ならいいが家のお金を注ぎ込んでしまう人はだめ」と、その内容をこそ重視する人が男女ともに多くみられました。

・投資をしている人のイメージ（男性／女性）
経済的な余裕がある：37.5％／42.1％
知的で社会情勢などに詳しい：32.7％／38.3％
先を読む能力に優れている：27.7％／29.3％
頭の回転が速い：21.7％／25.2％
ギャンブルが好き：15.0％／16.7％
節約意識が高そう：14.8％／12.6％
時間の使い方が上手：14.0％／12.3％
頼りがいがある：10.2％／14.1％
金遣いが荒い：9.6％／10.7％
その他：6.3％／3.8％

結婚相手にかかわらず、投資をしている人に対するイメージを尋ねた結果では、男女とも「経済的な余裕がある」が1位になり、男性で37.5％、女性で42.1％となりました。2位には「知的で社会情勢などに詳しい」が男性32.7％、女性38.3％で入り、3位にも「先を読む能力に優れている」が入るなど、ポジティブなイメージが上位に並びました。

・これをやっているとモテそうな投資商品（男性／女性）
株式投資：39.4％／35.1％
金：15.8％／16.3％
不動産投資：14.8％／14.0％
FX：12.1％／15.9％
投資信託：10.2％／11.6％
仮想通貨：4.4％／3.8％
国債・社債：3.3％／3.3％

さまざまなものがある投資商品ですが、これをやっているとモテそうと思うものはどれか尋ねたところ、男女とも一般的に思い立ちやすい「株式投資」が1位になりましたが、2位には「金」が、「不動産投資」は男性で3位、女性で4位にランクインしています。

新しく注目されている「仮想通貨」は男性で4.4％、女性で3.8％と低く、下位に沈みました。「不動産投資」はそれより4～5倍多い、男性14.8％、女性14.0％の支持があります。不動産投資をしている人には、「ある程度お金ができないとできない投資なので」といった回答理由や「センスや価値観が優れていそう」といったイメージ評価の声が寄せられました。

ピックアップニュースは以上になります。
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（画像はプレスリリースより）


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プロパティエージェント株式会社によるプレスリリース（PR TIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000021233.html