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東京都「持ち家」の着工戸数、9か月振りに増加

「分譲住宅」の着工戸数は2桁減
東京都は2月4日、2020年12月における「新設住宅着工統計」を公表した。

これによると12月に都内で新設された住宅着工戸数は9,844戸だった。前年同月比で14.1%減となり、3か月連続で減少している。

利用関係別でみると「持ち家」の着工戸数は、前年同月比1.1%増の1,340戸。9か月振りの増加となった。

「貸家」の着工戸数は、前年同月比6.7%減の4853戸となり、4か月連続で減少している。

「分譲住宅」の着工戸数は、3,640戸。前年同月比25.9%減と2桁の減少を示し、3か月連続のマイナスとなった。分譲住宅の内訳をみると、「マンション」は前年同月比26.9%減の2,282戸で、3か月連続の減少。「一戸建て」は前年同月比23.5%減の1,334戸で、こちらは6か月連続で減少している。

都心3区・10区は2か月振りに減少
地域別の住宅着工戸数をみると、「都心3区(千代田区・中央区・港区)」は、前年同月比16.2%減の306戸。2か月振りに減少へと転じた。

「都心10区(千代田区・中央区・港区・新宿区・文京区・台東区・墨田区・江東区・渋谷区・豊島区)」は、前年同月比29.6%減の2,090戸。こちらも2か月振りの減少となった。

「23区」全体では、前年同月比16.0%減の7,807戸。4か月連続で減少している。

「市部」は、前年同月比6.0%減のは1,997戸。3か月連続の減少となった。


▼外部リンク

東京都のプレスリリース
https://www.metro.tokyo.lg.jp/

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