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【pickupニュース】魅力的な都道府県、1位は12年連続の北海道!

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最新の「地域ブランド調査」結果が公開に
株式会社ブランド総合研究所は14日、第15回の独自調査となる「地域ブランド調査2020」の結果を公開しました。全国の1,000に及ぶ市区町村と47都道府県を対象に、地域の認知度や魅力度、居住意欲、イメージといったブランド力を調査したもので、一般生活者の意識動向をみることができます。

調査は、インターネット・アンケート方式により、2020年6月24日~7月20日の期間、20代~70代の消費者を男女別、年代別、地域別にほぼ同数ずつ回収し、日本の縮図となるよう年齢や地域人口分布に合わせて再集計するかたちで行われました。

有効回答サンプルは31,734人分で、1人の回答者が20の地域について回答、そのため地域ごとの回答社数は平均で約599人になるとされています。なお設問は全84項目でした。

・都道府県の魅力度ランキング
1位 北海道:60.8(前回1位・61.0)
2位 京都府:49.9(前回2位・50.2)
3位 沖縄県:44.1(前回4位・40.4)
4位 東京都:36.4(前回3位・43.8)
5位 神奈川県:34.7(前回5位・34.5)
6位 大阪府:31.9(前回6位・32.9)
7位 奈良県:30.6(前回7位・30.0)
8位 長野県:30.5(前回10位・24.8)
9位 福岡県:29.6(前回8位・29.6)
10位 石川県:29.2(前回9位・25.4)

2020年の都道府県魅力度ランキングでは、「北海道」が60.8のスコアで1位に輝きました。2位以下に10ポイント以上の差をつけており、ダントツのトップとなっているほか、12年連続での1位獲得と、不動の人気を誇っています。

2位は「京都府」で、こちらも前回(2019年調査)の順位をキープしました。スコアは49.9となっています。3位は「沖縄県」で、前回から3.7ポイントスコアを上げ、順位も1つアップさせてきていました。

前回からトップ10の顔ぶれに変化はありませんが、3位の「沖縄県」と4位の「東京都」に入れ替わりがみられたほか、前回10位だった「長野県」が8位に浮上した点が注目ポイントとなっています。

スコアにみる魅力度としては、全体的に向上またはほぼ横ばいでしたが、東京都は前回より7.4ポイント低下した36.4となっており、低下傾向が顕著でした。感染リスクの高い都心部として、新型コロナウイルスの影響が出た可能性もあるとみられます。

市区町村では京都市が1位に返り咲き
・市区町村の魅力度ランキング
1位 京都市:51.9(前回3位・51.0)
2位 函館市:51.3(前回1位・53.7)
2位 札幌市:51.3(前回2位・52.9)
4位 横浜市:48.1(前回6位・44.2)
5位 小樽市:46.9(前回4位・48.0)
6位 神戸市:44.8(前回5位・44.9)
7位 鎌倉市:44.6(前回7位・43.1)
8位 金沢市:43.8(前回8位・42.2)
9位 富良野市:43.7(前回9位・40.8)
10位 仙台市:38.8(前回10位・39.3)

市区町村の魅力度ランキングでは、「京都市」がスコア51.9で1位に輝きました。前回3位からの2ランクアップで、3年ぶり3度目のトップとなっています。

2位には、前回1位の「函館市」と前回2位の「札幌市」が同スコアの51.3でランクインしました。スコア値は、それぞれやや低下しましたが、引き続き高い人気を誇っており、さらに5位に「小樽市」、9位に「富良野市」をランクインさせるなど、魅力度トップの都道府県である北海道の強さがあらためて感じられます。

トップ10内に入った市区町村の顔ぶれは、やはり前回調査と同じになり、順位にも大きな変動はみられていませんが、前回6位だった「横浜市」が順位を2つ上げ、4位に浮上しました。

・市区町村の魅力度平均点推移
全体平均:9.2(対2010年比+2.3)
60代平均:8.8(同-0.8)
20代平均:10.9(同+5.4)

市区町村の魅力度平均点について、その推移をみると、全体平均はここ10年で2.3ポイント上昇し、9.2点となっていました。しかし年代別では、2010年で最も高い評価をつけた60代が、2020年になると8.8点と、0.8ポイント低い評価になっていました。

これに対し、大きく伸びたのが20代からの評価で、2010年より5.4ポイント上昇し、10.9点となっています。2010年には高年齢層の回答者ほど、地域を魅力的とみる傾向がありましたが、2020年では反対に若年層ほど、地域に対し魅力的と感じるようになっていることが分かりました。

認知度においても、20代の平均点が2016年調査以降上昇傾向にあるといい、2020年では23.6点で60代の23.5点と同水準にまでアップしたそうです。地域に魅力を感じ、関心をもつ層が、高年齢層から若年齢層へと移行してきているとみられます。

・都道府県の主要項目平均点
魅力度:21.5(前回+0.7)
認知度:47.6(前回-0.3)
情報接触度:38.8(前回-1.3)
居住意欲度:9.5(前回-0.1)
観光意欲度:34.8(前回+0.1)
産品購入意欲度:36.8(前回-0.5)
情報接触経路「事件やニュース」:21.9(前回+6.0)

都道府県の評価主要項目について、平均点を前年調査と比較すると、ほとんどの項目で変化は小幅にとどまっていました。そうした中、「情報接触経路「事件やニュース」」は6.0ポイントと大きく伸び、21.9点になっています。

接触した情報に変化はあったものの、居住意欲や魅力度、観光意欲など、行動意欲に関わる部分では、さほど変化していないとみられました。

・東京都の主要項目点
魅力度:36.4(前回-7.4)
認知度:64.5(前回-1.6)
情報接触度:72.3(前回+1.1)
居住意欲度:20.5(前回-5.8)
観光意欲度:43.0(前回-4.4)
情報接触経路「事件やニュース」:48.2(前回+12.9)

魅力度ランキングで評価スコアに大きな変化があった東京都について、主要項目の点数をみていくと、「居住意欲度」が5.8ポイント低下したほか、「観光意欲度」も4.4ポイント低下し、いずれも47都道府県で最も点数が低下する結果になっていました。

一方「情報接触経路「事件やニュース」」は、前回より12.9ポイントも上昇し、48.2となっています。新型コロナウイルス関連を中心に、マイナスな影響を与える事件やニュースへの注目が集まり、そのことが魅力度を低下させる要因となったと考えられました。

・魅力度上昇地域
【都道府県】
1位 長野県:30.5(前回比+5.7)
2位 石川県:29.2(前回比+3.8)
3位 沖縄県:44.1(前回比+3.7)
3位 茨城県:13.1(前回比+3.7)

【市区町村】
1位 沖縄県糸満市:17.0(前回比+5.9)
2位 北海道稚内市:23.6(前回比+4.9)
3位 福岡県柳川市:12.0(前回比+4.0)

前年調査と比較して魅力度の上昇が顕著であった地域を、都道府県と市区町村でランキング化すると、都道府県では「長野県」が最も魅力向上地域となっており、前回より5.7ポイントアップしていました。20代、60代の回答者における点数上昇が目立ったそうです。

2位は「石川県」で3.8ポイントの上昇、3位は「沖縄県」と「茨城県」で3.7ポイントの上昇でした。

市区町村では、「沖縄県糸満市」が前回より5.9ポイントの上昇でトップになっています。同市の順位は、これで264位から143位に大幅アップしました。2位は「北海道稚内市」の4.9ポイント上昇、3位が「福岡県柳川市」の4.0ポイント上昇でした。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社ブランド総合研究所によるプレスリリース(アットプレス)
https://www.atpress.ne.jp/news/229725

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