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【pickupニュース】6割超がリモートワークを経験も約4割の家に専用スペースなし

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PIAZZAが新型コロナとリモートワーク、住まい環境に関する調査を実施
地域の住民同士をつなぐ地域SNS「PIAZZA」を運営するPIAZZA株式会社は7日、株式会社マーキュリアインベストメントとともに、「家庭内リモートワークに関する調査」を実施、その結果をとりまとめたレポートの公開を開始しました。

この調査は、地域SNS「PIAZZA」のユーザーを対象に、2020年8月13日~8月14日の間の8時間限定で、インターネット・アンケート方式により行い、924人から有効回答を得たものです。回答者の属性分布は下記の通りでした。

・回答者属性
【性別】
男性:36.2%
女性:63.8%

【年代】
20歳未満:約2%
20代:約11%
30代:44.2%
40代:28.6%
50代:約12%
60歳以上:約3%

【居住地】
東京都(中央区以外の23区):34.3%
東京都中央区:16.7%
神奈川県:約13%
千葉県:約5%
大阪府:約12%
その他:約14%

【家族構成】
ひとり暮らし:約12%
自分と配偶者:約13%
自分と配偶者および子ども:66.0%
同棲者(未婚):1%未満
自分と親・兄弟/姉妹/祖父母:約8%

【通勤時間】
10分以内:約7%
11~20分以内:約11%
21~30分以内:17.6%
31~45分以内:18.0%
45~60分以内:17.6%
60分以上:約10%
仕事はしていない:約20%

【間取り】
ワンルーム:約3%
1DK:約5%
1K:約4%
1LDK:約8%
2DK:約5%
2K:1%未満
2LDK:20.9%
3DK:約3%
3LDK:34.6%
4DK:約2%
4LDK以上:約13%

全体的な特徴として、都心、もしくは政令指定都市のマンション住まいで30~40代の自分と配偶者、子どもからなる子育て世帯が多く、通勤時間は20分~1時間圏内、間取りは2LDK・3LDKが多数を占めています。また回答者自身の性別は、女性が6割超と、男性を大きく上回っています。

・リモートワークの実施率
自分だけリモートワークをしている:22.7%
自分と家族(または同居者)がリモートワークをしている:16.7%
自分はしていないが家族(または同居者)はリモートワークをしている:22.8%
誰もリモートワークをしていない:約37.8%

リモートワークの実施傾向を調査すると、回答者全体では「自分だけがリモートワークをしている」人が22.7%、「自分はしていないが家族(または同居者)はリモートワークをしている」人が22.8%でした。

「自分と家族(または同居者)」の両方がリモートワークをしている人も16.7%みられ、合計すると6割を超える世帯にリモートワークを実施している人がいる計算になります。

年代別では30代~50代で実施傾向が高く、この世代では「誰もリモートワークをしていない」世帯は3~3.5割程度と少数派でした。中堅・ベテラン層にリモートワークの実施率が高いとみられます。

居住地別では、「東京都(中央区)」の実施率が最も高く、8割を超える世帯にリモートワークの実施者がいます。「東京都(中央区以外の23区)」、「東京都(23区以外)」でも7割前後がリモートワーク実施世帯にあたっていました。

一方、東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県を除く「その他」地域では、「誰もリモートワークをしていない」世帯が66.3%にのぼり、実施は限定的でした。

・リモートワーク専用のスペースの有無
【自分のみ実施】
自身もしくは家族がリモートワークをする専用スペースが自宅にある:38.6%
自身もしくは家族がリモートワークをする専用スペースが自宅にない:44.8%
家族で共用しているリモートワーク専用スペースが自宅にある:16.7%

【自身と自分以外の家族が実施】
自身もしくは家族がリモートワークをする専用スペースが自宅にある:29.2%
自身もしくは家族がリモートワークをする専用スペースが自宅にない:41.6%
家族で共用しているリモートワーク専用スペースが自宅にある:29.2%

【自分以外の家族が実施】
自身もしくは家族がリモートワークをする専用スペースが自宅にある:49.9%
自身もしくは家族がリモートワークをする専用スペースが自宅にない:39.7%
家族で共用しているリモートワーク専用スペースが自宅にある:10.4%

リモートワークを行う専用スペースが自宅にあるかどうか、それぞれの実施状況別に尋ねたところ、自分のみがリモートワークを行っている人では、44.8%で「専用スペースが自宅にない」と回答していました。それ以外のケースでも4割前後が「リモートワークをする専用スペースが自宅にない」としています。

自分以外の家族がリモートワークを行っている人の場合、その人が「リモートワークをする専用スペースが自宅にある」が49.9%と約半数でしたが、自身と自分以外の家族がリモートワークを行っているケースでは、専用スペースのある半数が「家族で共用」のものでした。

リビングやダイニングを仮に使うケースが多数、複数実施では干渉不満も
・リモートワークを実施する場所
【自分のみ実施】
書斎などの専用宅内ワークスペース:21.0%
リビングやダイニング:50.0%
ベッドルーム:14.9%
ワークスペースでない別用の個室:12.1%
自宅でのリモートワークは未実施:1%未満

【自身と自分以外の家族が実施】
書斎などの専用宅内ワークスペース:16.1%
リビングやダイニング:59.9%
ベッドルーム:16.1%
ワークスペースでない別用の個室:7.3%
自宅でのリモートワークは未実施:1%未満

【自分以外の家族が実施】
書斎などの専用宅内ワークスペース:29.4%
リビングやダイニング:38.0%
ベッドルーム:17.9%
ワークスペースでない別用の個室:13.6%
自宅でのリモートワークは未実施:1%未満

自宅でリモートワークをよく実施する場所について尋ねたところ、いずれのケースでも「リビングやダイニング」が最多回答となり、自分のみリモートワークを行っている人で半数、自分と自分以外の家族など複数人数でリモートワークを行っている人では、約6割が該当していました。

「書斎など専用の宅内ワークスペース」を用いることができているのは、自分のみのケースで21.0%、複数者実施世帯では16.1%、自分以外の家族が実施している世帯で、やや高めの29.4%です。

・実施上の不満や課題
【自分のみ実施】
Wi-Fiなどのネットワーク環境:15.0%
リモートワークに適した設備がない:23.0%
リモートワークを行うスペースがない:16.2%
家族の生活音や同居人のテレワークによる仕事の会話などが気になり集中できない:15.2%
子どもの世話に気を取られ集中できない:12.9%
ペットに気を取られ集中できない:約1%
自宅周辺の建築工事など外部騒音:約6%
とくに不満はない:約7%
自宅でリモートワークを実施しないので不明:1%未満
その他:約1%

【自身と自分以外が実施】
Wi-Fiなどのネットワーク環境:11.9%
リモートワークに適した設備がない:21.7%
リモートワークを行うスペースがない:12.5%
家族の生活音や同居人のテレワークによる仕事の会話などが気になり集中できない:20.0%
子どもの世話に気を取られ集中できない:20.3%
ペットに気を取られ集中できない:1%未満
自宅周辺の建築工事など外部騒音:約4%
とくに不満はない:約5%
自宅でリモートワークを実施しないので不明:1%未満
その他:約1%

【自分以外の家族が実施】
Wi-Fiなどのネットワーク環境:10.5%
リモートワークに適した設備がない:16.0%
リモートワークを行うスペースがない:13.4%
家族の生活音や同居人のテレワークによる仕事の会話などが気になり集中できない:18.4%
子どもの世話に気を取られ集中できない:14.4%
ペットに気を取られ集中できない:約1%
自宅周辺の建築工事など外部騒音:約3%
とくに不満はない:約5%
自宅でリモートワークを実施しないので不明:約1%
その他:約14%

自宅でリモートワークを行う上での不満や課題点について尋ねたところ、自分のみリモートワークを行っている人では、椅子や机、ディスプレイ、デスクトップPCなど「リモートワークに適した設備がない」ことを挙げた人が最も多く、23.0%でした。

自身と自分以外の家族が実施しているケースでも同項目が最多でしたが、「家族の生活音や同居人のテレワークによる仕事の会話などが気になり集中できない」、「子どもの世話に気を取られ集中できない」といった回答も2割以上となっています。

複数人数がリモートワークを実施するようになると、家人の存在が近いことによる干渉不満率が高くなることがうかがわれました。自分以外の家族がリモートワークを実施しているケースでは、回答が分散傾向にありますが、やはり生活音が気になったり、設備不足が問題となったりする回答が多くみられます。

・自宅外でリモートワークをよく実施する場所トップ3
【自分のみ実施】
カフェやレストラン:27.5%
レンタルスペースやシェアオフィス:7.7%
図書館などの公共施設:5.2%

【自身と自分以外の家族が実施】
カフェやレストラン:29.3%
レンタルスペースやシェアオフィス:10.5%
集合住宅の共有施設(ラウンジなど):9.4%

【自分以外の家族が実施】
カフェやレストラン:16.7%
集合住宅の共有施設(ラウンジなど):10.0%
レンタルスペースやシェアオフィス:8.0%

自宅以外でリモートワークを行うことが多い場所では、「カフェやレストラン」がいずれのケースでも最も多く、複数人数が実施している世帯では約3割にみられました。自分のみが行っているケースでも27.5%が該当しています。

「レンタルスペースやシェアオフィス」の利用は1割前後で、「集合住宅の共有施設(ラウンジなど)」も比較的よく利用されていました。年代別分析では、「レンタルスペースやシェアオフィス」を利用しているのは、40代・50代に多く、40代で22.5%、50代では25.0%でした。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

PIAZZA株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000016981.html

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