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2020/08/03
【pickupニュース】コロナ禍にも適応?マンション購入意欲がやや回復
日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
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2008年4月より四半期単位で実施しているもので、今回が50回目の調査となります。調査は「住まいサーフィン」の登録会員26万人のうち、直近3カ月間に新築マンションの販売センターに足を運んだ人のみを対象として、2020年7月10日~7月20日に実施、190件の有効回答を得ました。
・新型コロナウイルスによる購入意欲の変化について
減った:6.3%(前期比-9.7ポイント)
やや減った:24.2%(前期比-3.2ポイント)
以前から変わらない:52.6%(前期比+6.9ポイント)
やや増した:11.1%(前期比+3.5ポイント)
増した:5.8%(前期比+2.7ポイント)
【東京23区】
減った:4.3%
やや減った:24.7%
以前から変わらない:54.8%
やや増した:11.8%
増した:4.3%
【その他地域】
減った:8.2%
やや減った:23.7%
以前から変わらない:50.5%
やや増した:10.3%
増した:7.2%
新型コロナウイルス感染症の広がりを受け、マンション購入に対する意欲がどう変化してきたか尋ねたところ、前回の4月調査時に比べ、購入意欲が低下した人は「減った」と「やや減った」の合計で12.9ポイント減少、「変わらない」人が6.9ポイント増加して52.6%と過半になり、逆に購入意欲がアップしたとする人は、「やや増した」と「増した」の合計で6.2ポイント増加していました。
購入意欲が「減った」と「やや減った」の合計が30.5%であるのに対し、「増えた」と「やや増えた」の合計は16.9%と、依然減った人の割合が上回っていますが、急速な購入意欲の冷え込みにはストップがかかり始めているようです。
地域別では、東京23区で購入意欲が「減った」人は4.3%と5%未満で少なく、「以前と変わらない」人が平均より多い54.8%でした。その他地域は、東京23区に比べ購入意欲が「減った」人が8.2%と多めですが、反対に「増えた」という人も7.2%にのぼり、全体平均・東京23区の各値を上回っていました。

売り時:10.0%(前期比-1.7ポイント、前年同期比-15.2ポイント)
やや売り時:22.6%(前期比+4.7ポイント、前年同期比-11.0ポイント)
どちらともいえない:38.9%(前期比-1.5ポイント、前年同期比+3.9ポイント)
あまり売り時ではない:19.5%(前期比-0.7ポイント、前年同期比+16.0ポイント)
売り時ではない:8.9%(前期比-1.0ポイント、前年同期比+6.1ポイント)
【東京23区】
売り時:11.8%
やや売り時:28.0%
どちらともいえない:38.7%
あまり売り時ではない:11.8%
売り時ではない:9.7%
【その他地域】
売り時:8.2%
やや売り時:17.5%
どちらともいえない:39.2%
あまり売り時ではない:26.8%
売り時ではない:8.2%
マンションの売り時感については、全体で「売り時」とする人が、前回の4月調査時よりさらに1.7ポイント減り、1割となったものの、「やや売り時」とする人は4.7ポイント増加、22.6%になりました。この2つを合計した売り時とみている人の割合は32.6%と3割超えにまで回復してきています。
「どちらともいえない」人が38.9%、「あまり売り時ではない」という人が0.7ポイントの微減で19.5%、「売り時ではない」とした人は1.0ポイント減の8.9%でした。後者2つを合わせた売り時でないと考える人の割合は28.4%で、売り時とみる人から売り時でないとみる人を引いて得られる売り時DIは4.2となりました。
前期の売り時DIは-0.4と、マイナス水準になっていたため、今期はプラス水準に戻り、やや回復傾向といえます。新型コロナの影響が及ぶ以前は、60前後で推移していたため、大きく低下していることに変わりはありませんが、少しずつ状況に変化もみられてきました。
地域別では、東京23区で「売り時」が11.8%、「やや売り時」が28.0%と比較的多く、「あまり売り時でない」は11.8%と限定的であったため、売り時DIが18.3となりました。全体平均より、とくに東京23区では売り時感の回復が早いようです。
東京では、休業や自粛による収入の減少やテレワークの推奨により、都区部の流入超過人口が、5月単月でマイナスに転じたほか、予算や検討エリアの変更を進める人が増加しています。勤務地への近さ、都心との職住近接へのこだわりが薄くなり、今のうちが売り時と考える人も増えてきている可能性が指摘されました。
その他の地域では、「売り時」が8.2%、「やや売り時」が17.5%と東京23区に比べて低く、「あまり売り時ではない」とみる人が26.8%にのぼりました。東京23区より15ポイント、全体平均より7.3ポイント高くなっています。そのため売り時DIは-9.3と、低い値になりました。
・モデルルーム訪問や商談のオンライン実施
あった:16.3%
なかった:83.7%
・オンラインと面前の比較
問題なし:32.0%
不便を感じた:45.0%
とくに変わらない:23.0%
オンラインによるモデルルームの訪問や商談の実施がどの程度行われているか調べた結果では、「あった」人が16.3%と少なく、まだあまり広がっていない様子がうかがわれました。
また、オンラインを体験した人に、面前で行う場合と比べてどうだったか尋ねると、「不便を感じた」人が45.0%にみられました。接続の不具合や実際のイメージをつかみづらいケースも少なくなかったとされており、今後は安定した接続環境を整備することはもちろん、部屋のサイズ感や質感など、購入検討者が求める情報を、いかに細かな部分まで上手く伝えていけるかが問われるでしょう。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
スタイルアクト株式会社 プレスリリース
https://styleact.co.jp/news/?p=4365
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スタイルアクトがマンション購入に関する最新の意識調査を実施
分譲マンションの購入や売却を検討する人を対象とした不動産のセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」を運営するスタイルアクト株式会社は7月30日、定例調査として行っているマンション購入への意識調査を行いました。2008年4月より四半期単位で実施しているもので、今回が50回目の調査となります。調査は「住まいサーフィン」の登録会員26万人のうち、直近3カ月間に新築マンションの販売センターに足を運んだ人のみを対象として、2020年7月10日~7月20日に実施、190件の有効回答を得ました。
・新型コロナウイルスによる購入意欲の変化について
減った:6.3%(前期比-9.7ポイント)
やや減った:24.2%(前期比-3.2ポイント)
以前から変わらない:52.6%(前期比+6.9ポイント)
やや増した:11.1%(前期比+3.5ポイント)
増した:5.8%(前期比+2.7ポイント)
【東京23区】
減った:4.3%
やや減った:24.7%
以前から変わらない:54.8%
やや増した:11.8%
増した:4.3%
【その他地域】
減った:8.2%
やや減った:23.7%
以前から変わらない:50.5%
やや増した:10.3%
増した:7.2%
新型コロナウイルス感染症の広がりを受け、マンション購入に対する意欲がどう変化してきたか尋ねたところ、前回の4月調査時に比べ、購入意欲が低下した人は「減った」と「やや減った」の合計で12.9ポイント減少、「変わらない」人が6.9ポイント増加して52.6%と過半になり、逆に購入意欲がアップしたとする人は、「やや増した」と「増した」の合計で6.2ポイント増加していました。
購入意欲が「減った」と「やや減った」の合計が30.5%であるのに対し、「増えた」と「やや増えた」の合計は16.9%と、依然減った人の割合が上回っていますが、急速な購入意欲の冷え込みにはストップがかかり始めているようです。
地域別では、東京23区で購入意欲が「減った」人は4.3%と5%未満で少なく、「以前と変わらない」人が平均より多い54.8%でした。その他地域は、東京23区に比べ購入意欲が「減った」人が8.2%と多めですが、反対に「増えた」という人も7.2%にのぼり、全体平均・東京23区の各値を上回っていました。

売り時感はより回復傾向、とくに23区で売り時を感じる人が増加
・売り時感売り時:10.0%(前期比-1.7ポイント、前年同期比-15.2ポイント)
やや売り時:22.6%(前期比+4.7ポイント、前年同期比-11.0ポイント)
どちらともいえない:38.9%(前期比-1.5ポイント、前年同期比+3.9ポイント)
あまり売り時ではない:19.5%(前期比-0.7ポイント、前年同期比+16.0ポイント)
売り時ではない:8.9%(前期比-1.0ポイント、前年同期比+6.1ポイント)
【東京23区】
売り時:11.8%
やや売り時:28.0%
どちらともいえない:38.7%
あまり売り時ではない:11.8%
売り時ではない:9.7%
【その他地域】
売り時:8.2%
やや売り時:17.5%
どちらともいえない:39.2%
あまり売り時ではない:26.8%
売り時ではない:8.2%
マンションの売り時感については、全体で「売り時」とする人が、前回の4月調査時よりさらに1.7ポイント減り、1割となったものの、「やや売り時」とする人は4.7ポイント増加、22.6%になりました。この2つを合計した売り時とみている人の割合は32.6%と3割超えにまで回復してきています。
「どちらともいえない」人が38.9%、「あまり売り時ではない」という人が0.7ポイントの微減で19.5%、「売り時ではない」とした人は1.0ポイント減の8.9%でした。後者2つを合わせた売り時でないと考える人の割合は28.4%で、売り時とみる人から売り時でないとみる人を引いて得られる売り時DIは4.2となりました。
前期の売り時DIは-0.4と、マイナス水準になっていたため、今期はプラス水準に戻り、やや回復傾向といえます。新型コロナの影響が及ぶ以前は、60前後で推移していたため、大きく低下していることに変わりはありませんが、少しずつ状況に変化もみられてきました。
地域別では、東京23区で「売り時」が11.8%、「やや売り時」が28.0%と比較的多く、「あまり売り時でない」は11.8%と限定的であったため、売り時DIが18.3となりました。全体平均より、とくに東京23区では売り時感の回復が早いようです。
東京では、休業や自粛による収入の減少やテレワークの推奨により、都区部の流入超過人口が、5月単月でマイナスに転じたほか、予算や検討エリアの変更を進める人が増加しています。勤務地への近さ、都心との職住近接へのこだわりが薄くなり、今のうちが売り時と考える人も増えてきている可能性が指摘されました。
その他の地域では、「売り時」が8.2%、「やや売り時」が17.5%と東京23区に比べて低く、「あまり売り時ではない」とみる人が26.8%にのぼりました。東京23区より15ポイント、全体平均より7.3ポイント高くなっています。そのため売り時DIは-9.3と、低い値になりました。
・モデルルーム訪問や商談のオンライン実施
あった:16.3%
なかった:83.7%
・オンラインと面前の比較
問題なし:32.0%
不便を感じた:45.0%
とくに変わらない:23.0%
オンラインによるモデルルームの訪問や商談の実施がどの程度行われているか調べた結果では、「あった」人が16.3%と少なく、まだあまり広がっていない様子がうかがわれました。
また、オンラインを体験した人に、面前で行う場合と比べてどうだったか尋ねると、「不便を感じた」人が45.0%にみられました。接続の不具合や実際のイメージをつかみづらいケースも少なくなかったとされており、今後は安定した接続環境を整備することはもちろん、部屋のサイズ感や質感など、購入検討者が求める情報を、いかに細かな部分まで上手く伝えていけるかが問われるでしょう。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
スタイルアクト株式会社 プレスリリース
https://styleact.co.jp/news/?p=4365
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