収益物件
2020/07/08
【pickupニュース】水関連は鬼門?MayLightが戸建ての“あるある”トラブルを調査
日々のニュースの中で不動産投資や賃貸経営、資産運用など暮らしに関わるニュースをピックアップしてます。
今回ピックアップするニュースはこちら!
建物から庭の管理まで、すべてを自らの責任で行わなければならない難しさがある一戸建て住宅に関し、トラブルリスクを最小限とするため、建てる前に知っておきたい情報をまとめたとしています。
このアンケートは、一戸建て住宅に居住する20代~70代の全国男女300人を対象として、2020年6月に実施したものです。回答者の男女比は男性が146人、女性が154人、年代属性分布は下記のようになっていました。
・回答者年代
20代:36人
30代:93人
40代:111人
50代:50人
60代:6人
70代:4人
・家の内側トラブルで経験のあるもの
結露:93人
コンセントの位置が悪い:78人
収納不足:72人
雨漏り:67人
冷暖房効率が悪い:64人
生活動線が不便:45人
日差しがまぶしい:41人
風通しが悪い:26人
その他:51人
とくになし:34人
まず、家の内側におけるトラブルで経験したことがあるものを、複数回答可で選択してもらうと、「結露」が最多の93人で、およそ3人に1人は悩まされているという結果でした。結露の発生により、「カビの大量発生」につながったという声も複数みられ、早めの対策が重要といえるでしょう。
2位は「コンセントの位置が悪い」の78人でした。現代の暮らしは多くの電化製品によって成り立っているため、余裕のあるコンセント配置を設計段階から考えておく必要があります。
3位は「収納不足」の72人、4位が「雨漏り」の67人、5位に「冷暖房効率が悪い」の64人が続きました。収納は暮らしの快適さや美しく住み続けられるかを大きく左右する問題ですから、しっかり計画的に設けることが大切です。
4位の「雨漏り」は、1位とともに水関連のトラブルで、発生すると住機能に大きな影響を及ぼす深刻なトラブルです。早め早めの対処で防ぎたいですね。回答者の場合、すぐ見て分かるような穴が原因というケースは少なく、外壁のひび割れや塗装の剥がれが原因になっていたケースが多かったそうですから、こうしたポイントの定期的なメンテナンスが有効と考えられます。

庭の草木の処理:96人
外壁のひび割れなど:78人
屋根や雨樋などの破損:60人
家の中が見えてしまう:42人
隣家との境界トラブル:27人
地盤沈下:8人
その他:60人
とくになし:54人
では家の外ではどうでしょうか。外側に関するトラブルでは、「庭の草木の処理」が最多で、96人が経験しています。庭付き一戸建てへの憧れは強いものの、管理が十分に行き届いていないと、雑草が伸び放題となったり、落ち葉や枝が側溝などに詰まったりしてしまいます。
「腐った花のにおいで近所から苦情がきた」という回答もみられ、手入れが不十分なことから近隣トラブルに発展するケースは少なくありません。大量の枯れ葉や落ち葉など、ゴミの処理に困るという声もあり、好みだけでなく、自身で無理なく管理を続けられるか、植栽など具体的に考えておくこともポイントかもしれません。
2位は「外壁のひび割れなど」の78人でした。先の設問でも、雨漏り経験者における原因でみられた問題です。築10年超頃から必要になる外壁のメンテナンスですが、費用が高額になりやすいため、先延ばしにされるケースが多いようです。しかし、放置すると水漏れや腐敗などが進み、重大な欠陥につながるため、早めの対応が必要でしょう。
3位は「屋根や雨樋などの破損」の60人、4位が「家の中が見えてしまう」の60人、5位に「隣家との境界トラブル」で27人となっていました。大雨が降った際の雨樋破損や、落ち葉の詰まりなどがしばしば問題になっています。さらに自宅の雨樋ではなく、隣家の雨樋に、自宅の庭木による落ち葉が詰まってトラブルになるケースも報告されており、こうした点にも注意が必要でしょう。
・害虫などによるトラブルで経験のあるもの
ゴキブリ:74人
ハチ:72人
カラスや鳩など鳥類:54人
野良猫:51人
シロアリ:36人
ねずみ:30人
その他:79人
とくになし:66人
害虫などで経験したことがあるトラブルでは、最多が「ゴキブリ」の74人で、2位には「ハチ」の72人が入りました。それぞれおよそ4人に1人は経験している計算になります。とくにハチは巣ができるなどすると大変で、危険も大きいため、自治体や専門業者に駆除など相談することが必要になるでしょう。
3位の「カラスや鳩など鳥類」は54人ですが、内容は大きく2つに分けられ、1つはカラスがゴミ置き場のゴミを荒らすといった問題、もう1つはツバメなどによる糞の被害問題でした。
4位は「野良猫」で51人です。地域猫として、近隣住人が餌を与えてしまい、住み着いて問題になるといったケースが多いようです。5位の「シロアリ」は36人でしたが、発生すると被害の大きさが深刻なものとなるため、気がついたらとにかく早期に専門業者へ相談・対処すべきと考えられます。
・その他トラブル
騒音:81人
ゴミ出し:38人
駐車関連:33人
自然災害による破損:32人
ペット関連:24人
空き巣被害:5人
建築会社の倒産:4人
その他:36人
とくになし:103人
その他のトラブルで経験したものとしては、「騒音」問題が圧倒的に多く、81人でトップでした。集合住宅でなくとも、近所との騒音関係トラブルで悩む人は多いと分かります。主に夜間の音が、やはり問題の原因になっていました。
2位は「ゴミ出し」トラブルで、ルールに関して近隣住民とトラブルになる人が多くみられています。苦情を直接は言いづらく、解決困難な問題として抱え込んでしまうケースも少なくありません。
3位は「駐車に関すること」で、単純にスペースや道の狭さから駐車しづらいといった問題と、迷惑路上駐車などに悩まされているといった問題が目立ちました。車庫の接する道路状況など、事前にできる確認は行っておくことが重要です。
全体としては、ご近所トラブルが多くを占めました。土地の購入や住宅建設時には、近隣ゴミ置き場の状況や深夜の交通状況、地域の雰囲気・評判などをあらかじめチェックしておく、普段から挨拶を交わすなどして、適度な距離感での良好な関係性を築き維持するよう努めるといったことが、一定の対策になるかもしれません。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
(調査内容・「注文住宅の達人」より)
▼外部リンク
株式会社MayLightによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000045112.html
今回ピックアップするニュースはこちら!
戸建てを建てるなら知っておきたい注意点を調査ピックアップ
家づくりに関する情報発信サイト「注文住宅の達人」を運営する株式会社MayLightは6月30日、「戸建ての家でよくあるトラブル」に関するアンケート調査を行い、その結果をとりまとめて公開しました。建物から庭の管理まで、すべてを自らの責任で行わなければならない難しさがある一戸建て住宅に関し、トラブルリスクを最小限とするため、建てる前に知っておきたい情報をまとめたとしています。
このアンケートは、一戸建て住宅に居住する20代~70代の全国男女300人を対象として、2020年6月に実施したものです。回答者の男女比は男性が146人、女性が154人、年代属性分布は下記のようになっていました。
・回答者年代
20代:36人
30代:93人
40代:111人
50代:50人
60代:6人
70代:4人
・家の内側トラブルで経験のあるもの
結露:93人
コンセントの位置が悪い:78人
収納不足:72人
雨漏り:67人
冷暖房効率が悪い:64人
生活動線が不便:45人
日差しがまぶしい:41人
風通しが悪い:26人
その他:51人
とくになし:34人
まず、家の内側におけるトラブルで経験したことがあるものを、複数回答可で選択してもらうと、「結露」が最多の93人で、およそ3人に1人は悩まされているという結果でした。結露の発生により、「カビの大量発生」につながったという声も複数みられ、早めの対策が重要といえるでしょう。
2位は「コンセントの位置が悪い」の78人でした。現代の暮らしは多くの電化製品によって成り立っているため、余裕のあるコンセント配置を設計段階から考えておく必要があります。
3位は「収納不足」の72人、4位が「雨漏り」の67人、5位に「冷暖房効率が悪い」の64人が続きました。収納は暮らしの快適さや美しく住み続けられるかを大きく左右する問題ですから、しっかり計画的に設けることが大切です。
4位の「雨漏り」は、1位とともに水関連のトラブルで、発生すると住機能に大きな影響を及ぼす深刻なトラブルです。早め早めの対処で防ぎたいですね。回答者の場合、すぐ見て分かるような穴が原因というケースは少なく、外壁のひび割れや塗装の剥がれが原因になっていたケースが多かったそうですから、こうしたポイントの定期的なメンテナンスが有効と考えられます。

無理なく管理できる家づくりを!
・家の外側トラブルで経験のあるもの庭の草木の処理:96人
外壁のひび割れなど:78人
屋根や雨樋などの破損:60人
家の中が見えてしまう:42人
隣家との境界トラブル:27人
地盤沈下:8人
その他:60人
とくになし:54人
では家の外ではどうでしょうか。外側に関するトラブルでは、「庭の草木の処理」が最多で、96人が経験しています。庭付き一戸建てへの憧れは強いものの、管理が十分に行き届いていないと、雑草が伸び放題となったり、落ち葉や枝が側溝などに詰まったりしてしまいます。
「腐った花のにおいで近所から苦情がきた」という回答もみられ、手入れが不十分なことから近隣トラブルに発展するケースは少なくありません。大量の枯れ葉や落ち葉など、ゴミの処理に困るという声もあり、好みだけでなく、自身で無理なく管理を続けられるか、植栽など具体的に考えておくこともポイントかもしれません。
2位は「外壁のひび割れなど」の78人でした。先の設問でも、雨漏り経験者における原因でみられた問題です。築10年超頃から必要になる外壁のメンテナンスですが、費用が高額になりやすいため、先延ばしにされるケースが多いようです。しかし、放置すると水漏れや腐敗などが進み、重大な欠陥につながるため、早めの対応が必要でしょう。
3位は「屋根や雨樋などの破損」の60人、4位が「家の中が見えてしまう」の60人、5位に「隣家との境界トラブル」で27人となっていました。大雨が降った際の雨樋破損や、落ち葉の詰まりなどがしばしば問題になっています。さらに自宅の雨樋ではなく、隣家の雨樋に、自宅の庭木による落ち葉が詰まってトラブルになるケースも報告されており、こうした点にも注意が必要でしょう。
・害虫などによるトラブルで経験のあるもの
ゴキブリ:74人
ハチ:72人
カラスや鳩など鳥類:54人
野良猫:51人
シロアリ:36人
ねずみ:30人
その他:79人
とくになし:66人
害虫などで経験したことがあるトラブルでは、最多が「ゴキブリ」の74人で、2位には「ハチ」の72人が入りました。それぞれおよそ4人に1人は経験している計算になります。とくにハチは巣ができるなどすると大変で、危険も大きいため、自治体や専門業者に駆除など相談することが必要になるでしょう。
3位の「カラスや鳩など鳥類」は54人ですが、内容は大きく2つに分けられ、1つはカラスがゴミ置き場のゴミを荒らすといった問題、もう1つはツバメなどによる糞の被害問題でした。
4位は「野良猫」で51人です。地域猫として、近隣住人が餌を与えてしまい、住み着いて問題になるといったケースが多いようです。5位の「シロアリ」は36人でしたが、発生すると被害の大きさが深刻なものとなるため、気がついたらとにかく早期に専門業者へ相談・対処すべきと考えられます。
・その他トラブル
騒音:81人
ゴミ出し:38人
駐車関連:33人
自然災害による破損:32人
ペット関連:24人
空き巣被害:5人
建築会社の倒産:4人
その他:36人
とくになし:103人
その他のトラブルで経験したものとしては、「騒音」問題が圧倒的に多く、81人でトップでした。集合住宅でなくとも、近所との騒音関係トラブルで悩む人は多いと分かります。主に夜間の音が、やはり問題の原因になっていました。
2位は「ゴミ出し」トラブルで、ルールに関して近隣住民とトラブルになる人が多くみられています。苦情を直接は言いづらく、解決困難な問題として抱え込んでしまうケースも少なくありません。
3位は「駐車に関すること」で、単純にスペースや道の狭さから駐車しづらいといった問題と、迷惑路上駐車などに悩まされているといった問題が目立ちました。車庫の接する道路状況など、事前にできる確認は行っておくことが重要です。
全体としては、ご近所トラブルが多くを占めました。土地の購入や住宅建設時には、近隣ゴミ置き場の状況や深夜の交通状況、地域の雰囲気・評判などをあらかじめチェックしておく、普段から挨拶を交わすなどして、適度な距離感での良好な関係性を築き維持するよう努めるといったことが、一定の対策になるかもしれません。
ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!
(画像はプレスリリースより)
(調査内容・「注文住宅の達人」より)
▼外部リンク
株式会社MayLightによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000045112.html
© crasco