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【pickupニュース】一人暮らし社会人の幸せに暮らせる家の広さ、20平米以下が過半に

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アットホームが一人暮らしに関するトレンド調査を実施
アットホーム株式会社は23日、現在一人暮らしをしている社会人若年層を対象に、幸せに生活するため最低限必要な条件やミニマリストなどについて、その意識を問うトレンド調査を実施、その結果をとりまとめて公開しました。

この調査は、2020年3月19日~3月21日、一人暮らし中の全国20代社会人男女を対象に、インターネット・アンケート方式で行われたもので、男女各207名ずつの合計414人から有効回答を得ています。

・現在の住まい状況と必要最低限の条件
【間取り】(現在/最低限必要)
1R:15.5%/10.6%
1K:44.4%/40.6%
1DK:11.1%/21.5%
1LDK:13.8%/20.5%
2K:2.4%/0.7%
2DK:3.6%/1.7%
2LDK:4.8%/2.9%
3K以上:4.3%/1.2%
その他:0.2%/0.2%

【広さ】(現在/最低限必要)
15平米以下:28.2%/26.9%
20平米以下:18.7%/26.5%
25平米以下:15.6%/15.7%
30平米以下:17.6%/15.3%
35平米以下:5.0%/3.2%
40平米以下:6.1%/4.8%
40平米超:8.9%/7.6%
平均:23.7平米/23.5平米

まず、現在居住している住まいの間取りと広さ(延床面積)、また幸せに生活するため、最低限必要だと思う間取りと広さを尋ねたところ、間取りは現居住タイプ、最低限の必要ともに「1K」がトップで、4割を超えました。

「1DK」や「1LDK」は、現在の居住者がいずれも1割強であるのに対し、最低限必要で回答した人は、それぞれ2割強と現状を上回っています。より広いリビングやダイニングを求める向きが見受けられました。

しかし「2K」以上になると、現在居住している人も少ないほか、幸せな生活に最低限必要だと考える人はごく少数になり、「2K」以上までは求めない人が多いと分かります。

一方、広さについては、現状のトップが「15平米以下」の28.2%、次いで「20平米以下」の18.7%、3位が「30平米以下」の17.8%となりました。最低限必要と思う広さも「15平米以下」がトップで26.9%ですが、これに次ぐ「20平米以下」の回答率は28.5%と現状を10ポイント近く上回って高く、あわせた20平米以下で良いと感じている人は53.4%と、過半になっています。

より広い面積を求める人ももちろんみられていますが、一人暮らしの社会人にとって、家が広いかどうかはあまり重要でなく、幸せな生活を送るための必須条件として強く意識はされていないことがうかがわれました。

それを示すように、全体平均でも現在の住まいが23.7平方メートルであるのに対し、最低限必要と思う広さは平均23.5平方メートルで、現状をわずかに下回るかたちで、ほぼ一致するという結果になっています。

・入居時の築年数(現在/最低限許容)
新築:12.2%/1.7%
5年以内:15.9%/9.8%
10年以内:20.8%/25.7%
20年以内:25.7%/33.6%
30年以内:19.6%/21.3%
40年以内:4.4%/4.4%
40年超: 1.5%/3.4%
平均:14.4年/18.6年

入居時の築年数について、現在の住まいと、幸せな生活を送る上で最低限許容できると思う年数を尋ねたところ、現在の住まいは「20年以内」がトップの25.7%、2位が「10年以内」の20.8%で、3位は「30年以内」の19.6%でした。「新築」志向も強く、12.2%が新築に入居しています。

これに対し、許容できる年数では「20年以内」が33.6%でトップ、2位は「10年以内」の25.7%、3位に「30年以内」の21.3%となりました。いずれも現在居住者の割合を超える高さで、「新築」が絶対だとこだわる人は、わずか1.7%でした。築浅物件となる「5年以内」も9.8%で、これをあわせても11.5%と1割強にすぎません。

中には「40年超」でも良いとする向きも3.4%にあり、築年数は比較的条件を緩めてもかまわない要素と認識されていることが分かりました。なお現在の住まいの入居時築年数平均は14.4年、許容できる年数は平均18.6年でした。許容できる年数が4.2年、現状を上回っています。

ミニマリストになりたい人は38.9%、なお注目の“持たない暮らし”
・アクセス環境
【最寄り駅までの徒歩分数】(現在/最低限許容)
1分以内:4.2%/1.9%
3分以内:5.9%/1.2%
5分以内:19.7%/13.8%
10分以内:35.9%/40.8%
15分以内:15.0%/21.3%
20分以内:7.5%/9.4%
20分超:11.8%/11.6%
平均:13.3分/13.9分

【片道通勤時間】(現在/最低限許容)
10分以内:19.9%/11.9%
20分以内:22.5%/16.3%
30分以内:17.7%/28.6%
40分以内:13.8%/7.5%
60分以内:20.8%/31.1%
90分以内:4.6%/2.7%
90分超:0.7%/1.9%
平均:31.4分/38.0分

次に、交通アクセス面で、最寄り駅までの徒歩分数と、片道通勤時間について、現在の住まいにおける状況と、最低限許容範囲と考える条件とを尋ねました。すると、最寄り駅までの徒歩分数では、現状として「10分以内」が最多の35.9%、2位は「5分以内」の19.7%、3位が「15分以内」の15.0%でした。

一方、最低限の許容範囲では、1位が「10分以内」の40.8%、2位で「15分以内」の21.3%、3位は「5分以内」の13.8%になっています。これに続くのは「20分超」の11.6%で、比較的長い徒歩分数でも、他の条件が良ければ許容できる姿勢がみられました。平均値でも、現在の住まいが13.3分に対し、最低限許容分数は13.9分で、許容分数のほうが長くなっています。

片道通勤時間では、現在の住まいで「20分以内」が22.5%でトップ、次いで「60分以内」の20.8%、3位は「10分以内」の19.9%でした。60分を超える人は少数ですが、それ以外は回答にばらつきがみられます。

これに対し、最低限許容できる片道通勤時間は「60分以内」が31.1%で最も多く、次いで「30分以内」の28.6%と、この2つで約6割を占めていました。3位は「20分以内」の16.3%です。平均は現在の住まいが31.4分、許容できる分数は38.0分と、後者が6.6分上回っていました。通勤時間に関しても、比較的条件を緩めて良いと考えている人が多いようです。

・意外となくても暮らせるアイテム
【電化製品トップ3】(現在持っている/最低限必要)
1位 アイロン:47.6%/16.9%(ポイント差+30.7ポイント)
2位 電気ケトル:56.8%/29.2%(ポイント差+27.6ポイント)
3位 パソコン:63.3%/36.2%(ポイント差+27.1ポイント)

【家具トップ3】
1位 テレビ台:62.1%/39.9%(ポイント差+22.2ポイント)
2位 カーペット/ラグ:46.1%/30.0%(ポイント差+16.1ポイント)
3位 ハンガーラック:41.3%/25.8%(ポイント差+15.5ポイント)

現在の住まいにある電化製品および家具と、最低限これは必要だと思う電化製品・家具を尋ね、そのポイント差を調査、大きい順に「意外となくても暮らせる」アイテムとしてランキング化すると、電化製品では「アイロン」がトップでした。最低限必要だとする人が16.9%と低く、30.7ポイントもの差がみられています。

以下、2位に「電気ケトル」、3位は「パソコン」でした。パソコンは現在63.3%の人が所有しているものの、スマートフォンなどモバイル端末で十分快適に行えることも多くなり、一人暮らしではさほど必要ないと感じられ始めているのかもしれません。

家具については、「テレビ台」が1位でした。62.1%があるとしたのに対し、必要としたのは39.9%で、22.2ポイントの差があります。2位は「カーペット/ラグ」、3位に「ハンガーラック」が入りました。

・ミニマリストについて
【あなたはミニマリスト?】
はい:24.4%
いいえ:75.6%

【ミニマリストになりたい?】
はい:38.9%
いいえ:61.1%

最低限必要な物だけを所有し、身の回りをごくシンプルに、“持たない生活”をする「ミニマリスト」が注目されるようになって久しいですが、あなたはミニマリストですかという問いでは、24.4%の人が「はい」と回答しました。約4人に1人は、そうした暮らしを実践していることになります。

続いて、ミニマリストになりたいかを尋ねた結果では、「はい」が38.9%となり、約4割を占めました。“物”に縛られない暮らしへの支持は、なお安定的に続いているようです。

ピックアップニュースは以上になります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今後も皆様のお役に立つ内容をお届けしてまいりますのでご期待ください!

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

アットホーム株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000051123.html

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